“ワンピースについて語らないと死んでしまう病”を予防するためにネタを探していたところ、7月3日のナミさんの誕生日をスルーしていたことに気づいた、ゲダツ様並みにウッカリ!なゾリラバです、こんばんは。
しかも!
これまで40人以上のワンピースキャラについて「キャラ語り」をしてきたのに、我らが航海士ナミすゎんについて語っていなかったことが発覚‼︎
ナミさんの“名言ランキング”はだいぶ前にやったし、“〇〇が似合うキャラランキング”でも語ったし、星占いコーナーでも「かに座」代表で登場いただいたので、てっきり過去にキャラ語りした気になってましたわー。
ということでまたしても3日過ぎてしまいましたが、ナミさんの何度目かの20歳の誕生日を祝って、麦わらの一味が誇る航海士について熱く語りたいと思います。
Contents
幸福な子供時代と忍従の日々
赤ん坊の時、2歳年上のノジコとともに、海兵だったベルメールさんに拾われたナミ。
ビブルカードでナミが生まれたのはオイコット王国だということは判明していますが、それがどんな国で、ナミの両親はどんな人なのか、といったことは一切分かっていません。
でも、ノジコとナミを自分で育てることを決意し、実際に我が子のように、時には厳しく時には甘やかして慈しんだベルメールさんと過ごした幼少期は、ナミにとって幸福な日々だったことでしょう。
その貧しくも平和な日常が暗転したのは、アーロン一味がココヤシ村を突然占拠してから。
命の代償として要求された10万ベリーを払えなかったベルメールさんは、ナミ達の目の前で、アーロンに射殺されました。
最後に「ノジコ!ナミ!大好き♡」という言葉を残して。
アーロン一味は、ナミから育ての母を突然奪っただけでなく、幼少期から航海術に興味を持ち海図を描いていたナミの才能に目をつけ、さらって軟禁し、一味の刺青を入れて日々ナミに海図を書かせます。
アーロンにさらわれそうになったナミが助けを求めたばかりに、助けようとしたゲンさん達がアーロン一味にめった斬りされたのを見て、それ以降は誰にも「助けて」と言えなくなったナミ。
もういいよ!!やっぱりいいよ!!
助けなくていいからお願い!!
もう誰も死なないで!!!
(ONE PIECE 9巻第79話)
という10歳のナミの悲痛な叫びは、何度読んでも胸が締め付けられます。
ルフィとの出会い
ナミが成長してからは、「1億ベリー払えばココヤシ村の住民を解放して自由にしてやる」と約束したアーロンを信じ、海賊から盗みを重ね、18歳になってオレンジの町でルフィと出会ったナミ。
その後、ルフィ達とシロップ村で共闘し、バラティエで笑い合い、ルフィはすっかり「うちの航海士」と思っていたナミでしたが、“アーロンからココヤシ村を買い戻す”という悲願を果たすために、ナミは一味を離れ、追ってきたルフィ達を邪険に追い返します。
自分が助けを求めれば大切な人達が殺されると分かっていたからこそ、1億ベリーでココヤシ村を買い戻し、自分と村人達の自由を手に入れるため、8年間たった1人で戦ってきたナミでしたが。
アーロンは、ナミの才能とココヤシ村という本拠地を手離す気は毛頭無く。
卑劣な手を使ってナミの1億ベリーを奪うという鬼畜っぷり。
唯一の希望を踏みにじられたナミを救ったのはルフィでした。
絶望を前にようやくナミが言えた
ルフィ…助けて…
(“ONE PIECE”巻9第81話)
という言葉と、それに答えたルフィの
当たり前だ!!!!!
の叫びは、アーロンを倒した後の「ナミ!!!お前はおれの仲間だ!!!!」というルフィのセリフに「うん!!!」とうなづくナミの涙のシーン(巻11第94話)と共に、ONE PIECE“アーロンパーク編”屈指の名場面ですね。
ナミの魅力①〜明るさと愛らしさ
では早速、ナミさんの魅力を挙げていきましょう。
まずは何と言ってもお茶目な明るさと愛らしさ全開のユーモア。
ゾリラバはナミさんとウソップの姉弟のようなわちゃわちゃが大好きなんですが、特にスリラーバーク編で、ウソップとチョッパーを乗せてミニメリー号を操縦していたナミさんが、間違えて陸に乗り上げて堀に落ちてしまったシーンは最高です。
100%わたしの過失だけどかわいいから許してね♡
(“ONE PIECE”巻46第444話)
とウインクするナミさんに
はり倒すぞ、てめェ‼︎
とツッコむウソップ。
ナミさんしか言えないセリフを堂々とのたまうナミさんも、同性でも「ゆーるーすー♡」と言いたくなるその可愛さにも動じず、的確なツッコミを入れるウソップも、どちらも最高です。
ナミの魅力②〜健康的なお色気
サンジに代表される男性ファンからすれば、これはもうナミさんの魅力のトップに挙がるかもしれませんね。
なんせ海軍大将青キジがロングリングロングランドで初めてナミを見た時に、
あらららこっちにも悩殺ねーちゃんスーパーボイン‼︎
今夜ヒマ?
(“ONE PIECE”巻34第319話)
と思わずナンパしてしまうほど魅惑的なビジュアルです(笑)
アラバスタのコブラ王をも射落とした「幸せパンチ」の破壊力は言わずもがな。
あの時は「一人10万ベリーよ」といって意図的に開陳していたナミですが、ワノ国では事故によるナチュラル“幸せパンチ”で多くの老若男女が吹っ飛んでいましたね(笑)。
ワノ国でも、んナミすゎんの裸体は“国宝級”であることが判明しました。
ナミの魅力③〜天性の航海の才
この船の航海士は誰!?
せーの。
ナミさんでーす‼︎
というやりとりは、ジャンプフェスタなどの声優さんイベントでお馴染みです。
そのくらいナミさんの航海士としての自信と仲間からの信頼が伝わってくる名場面ですよね。
空に向かって“突き上げる海流(ノックアップストリーム)”という常識を覆す方法で空島を目指した麦わらの一味が、このナミさんのセリフを聞いた時にどれほど心強かったことでしょう。
相手が風と海なら航海してみせる‼︎
この船の航海士は誰!!?
(“ONE PIECE”巻25第236話)
バーソロミューくまに飛ばされて麦わらの一味が世界中に散り散りになり、2年間の修行をした時も、空島ウェザリアでのナミを支えたのは、ルフィが望む場所にはどこにだって連れて行ってあげたいという航海士としての強い気持ちでした。
ルフィは“海賊王”になるって言うんだから、私だって並大抵の航海士じゃいられないのよ‼︎
子供の頃から航海術を学び、天候を予測する天賦の才を持ち、天候を科学する空島でハレダス博士から世界の天候を学んだナミさんにもはや死角無し‼︎
ナミの魅力④〜共感力と母性
普段は何より自分の命とお金が最優先のナミさんですが、子供に対する優しさは持って生まれた母性のなせるわざなんでしょうか(聞いちゃったよ)。
パンクハザードで偶然出会った見知らぬ子供達に助けを求められて見過ごせないのも、モモの助を人一倍甘やかすのも、お玉ちゃんに懐かれるのも、子供に(だけ)優しいナミさんならでは。
大人達の犠牲になったり幼いながら健気に頑張る子供達に、「助けて」と言えず一人闘い続けた自分を重ねているのかもしれません。
ナミさんが子供達に向ける視線はいつも、めちゃめちゃ優しい。
そんなナミさんが大好きだー‼︎(サンジ風に)
ちなみに世界規模で行われた“ONE PIECE”キャラの人気投票で、ルフィ、ゾロに次ぐ第3位を獲得したことで、ナミさんの魅力はワールドワイドであることが確認されましたね。
これからのナミさん
いよいよ“ONE PIECE”も間もなく最終章に突入し、最後の島「ラフテル」を目指す麦わらの一味の旅も佳境に入ります。
「ラフテル」の場所を知るための4つのロードポーネグリフのうち、ルフィ達が手に入れたのはまだ2つですが、ポーネグリフが読めるロビンと共に、航海士であるナミさんの役割は、今後ますます重要になってくるはず。
ひとつ良かったなーと思うのは、これまで航海に関してはナミが一人で背負っていた苦労を、新たに仲間入りした操舵手のジンベエが共に担ってくれそうなこと。
ナミが天候を読み、航路を決めさえすれば、操船・操舵の指揮はジンベエに任せられそう。
これまで海賊漫画にしてはあまり海戦が描かれていない“ONE PIECE”ですが、今後の「巨大な戦い」でもし大海戦が起きるなら、ナミとジンベエの最強タッグが見られるかもしれませんね。
アニワン 感想もお願いします。
今回のは、かなりな内容でしたので是非感想を見たいと思います。
は〜い、了解です!投稿しましたので御笑覧下さい。