ワンピースが休載の週は、酸欠&ガス欠で何となく息苦しく力が出ないゾリラバです、こんにちは。
ブログの更新も4日ほど空いてしまいましたが、皆さまお元気でしょうか。
重なる時は、最新話の掲載とコミックスやビブルカードの発売、ボンボンジャーニーの新エリアリリースなどが全部ほぼ同時に起きて、ゾリラバが半狂乱になることもあるんですけどねー。
で、ワンピが足りない時は自給自足しようとONE PIECE.comをチェックしたところ、今日1月27日は、ローラとシフォンの誕生日であることを発見。
この二人は好きなキャラなので、久々にキャラ語り、いってみたいと思います。
母から虐待され続けた姉シフォン
双子の妹ローラが家出して母親であるビッグ・マムの怒りを買ったために、瓜二つという理由だけで母から虐待を受けていたシャーロット家22女のシフォン。
しかし幸いなことに、政略結婚させられたカポネ“ギャング”ベッジとは非常に仲が良く、一粒種のペッツにも恵まれ、幸せな家庭を築いています。
自由恋愛を求め海に飛び出した妹ローラに比べると家庭的なイメージのシフォンですが、ファイアタンク海賊団船長のベッジの妻らしく、豪胆さと義侠心に溢れ、クルーからも「おかみさん」と慕われているのだガネ。
特にカッコよかったのは、母親を裏切って夫についたことで、兄オーブンから捕らえられ、ベッジを呼び寄せる人質にされた時ですね。
ベッジ!!!みんな!!そのまま逃げな!!!
ここへ来たのはアタシの身勝手!!
捕まればどうせ全員死刑になる!!
あんた達だけでも助かって‼︎
(“ONE PIECE”886話)
くーっ、シフォン、男前‼︎
それから、危険を冒してまで麦わらの一味を助けることを渋るベッジに、妹の恩人を助けたいと訴えた時も、シフォンのセリフに痺れました。
「『ローラを助けてくれてありがとう』 口で言うのは簡単さ!!」
「恩人の危機にこそ!! 言葉の真偽が 問われるってモンじゃろがい!!!」
「仁義通すってのァ!!! こういう事だろ? ダーリン♡」
(“ONE PIECE”875話)
いや、めっちゃカッコいい‼︎
これはベッジじゃなくても惚れるよね。
何より母親から虐待される原因を作った妹ローラを一切恨むことなく、逆にローラを救った麦わらの一味に感謝し、身を挺して助けようというシフォンの義理堅さと姉妹愛には涙が出ます。
自由を愛する妹ローラ
一卵性双生児で見た目は瓜二つのローラとシフォンですが、性格は少し違いますね。
シャーロット家23女のローラは、巨人族の王子ロキから熱烈な求愛を受けたにもかかわらず、自由な恋愛を求めて海に飛び出し、ローリング海賊団を結成して船長となりました。
姉のシフォンに言わせると、ローラは「のんき」なようで、母親のビッグ・マムが自分を恨むあまり殺そうとさえしていることに気づかず、スリラーバークで出会ったナミに、新世界で頼りになるからとビッグ・マムのビブルカードを渡していました。
確かにのんきかも(笑)
ま、でもホールケーキ・アイランドでは、そのビブルカードのおかげで、ホーミーズ達がナミに逆らえず、何度も窮地を救われることになります。
“求婚のローラ”という二つ名があるくらい、結婚相手のストライクゾーンが広く、ルフィをはじめ麦わらの一味にもプロポーズしまくっていたローラ。
自由か!
ヒーハー‼︎
そういえば、ローラに求婚されて断った我らがアニキのセリフは、フランキーの名言ランキング入りするほどカッコよかったです‼︎
おめーは上玉だが残念
おれがスーパーすぎてつり合わねェ
いやー、女性からの求婚を断るのにこれほど粋なセリフはなかなかないですよね。
海賊団船長としての覚悟や矜持を持ったローラを「上玉」と認めた上での、アニキのスーパー素敵な断り文句ですな。
そんなローラも、なんと扉絵シリーズで姉シフォンの夫ベッジが率いるファイアタンク海賊団のゴッティとついにゴールイン‼︎(←死語)
青い鳥は実は身近にいたということですね。
ええ話や‼︎
パウンド父さんとの再会
ローラに会いたいという愛妻の願いを叶えるため船を出すベッジにまたしても感銘を受けるところからスタートした扉絵シリーズ“ベッジのオーマイファミリー”。
なんと再会を果たしたシフォンとローラの前に現れたのは、26年間、娘達との対面を心待ちにしていたパウンド父さんでした‼︎
初登場時はホールケーキアイランドの地面に埋まっていて、単なる怪しいネタキャラかと思ったら。
新生児室からビッグ・マムに叩き出されて以来、会うことすら許されなかった娘のシフォンを命がけでオーブンから逃し、自らも命からがらホールケーキを脱出してようやく果たせた再会です。
最初はほぼ初対面のパウンドを「怪しい男」認定して逃げたシフォンとローラですが、父の執念と娘への愛情が勝ちました。
シフォンの妹ローラ探しで始まったベッジの“オーマイファミリー”の旅は、ローラがファイアタンク海賊団幹部ゴッティの妻になるというおまけ付きで、父親のパウンドまで再会を果たすというめでたしめでたしの家族の物語となりましたねー。
セリフのない扉絵シリーズだけでこれだけ感動のストーリーを作り上げる尾田っちの才に、改めて感嘆。
今後のシフォンとローラ
現在、ビッグ・マムはワノ国に乗り込み、鬼ヶ島で麦わらの一味と闘いを繰り広げていますが、シフォンとローラはもう完全にビッグ・マム海賊団とは袂を分かったと考えて良いでしょう。
扉絵シリーズで「その後」が描かれたキャラは本編に再登場するというジンクスがあるので(エネルやゲダツ様などまだ再登場してないキャラもいますが)、ワノ国出航後に起きるという「OP史上“最も巨大な戦い”」には、もしかしたらファイアタンク海賊団も味方として参戦するかもしれませんね。
シフォンやローラは、気持ちとしては完全に麦わらの一味の味方でしょうし。
かねてより黒ひげティーチを除く“最悪の世代”は皆、最終的にはルフィの味方になるのではないかと予想しています。
既にワノ国編でキラーに倒されたホーキンスはちょっと怪しくなってきましたが、まだ諦めてませんよ(笑)
少なくともベッジ率いるファイアタンク海賊団は、ホールケーキアイランド編を経てかなり「こちら側」に来たことは間違いないでしょう。
シフォンとローラの再登場とルフィ達との再会が楽しみです。