そうだ、年末に熊本に麦わらの一味の銅像を見に行こう!と思い付いただけで、俄然やる気が湧いてきたゾリラバです、こんにちは。
昨年見に行った熊本県庁のルフィ像に続いて、熊本各地に麦わらの一味の銅像が次々と建ち、昨日はチョッパー、今日はブルックの除幕式と聞いて、いてもたってもいられなくなってきました。
こんなご時世ですが、感染防止対策を充分にとって、行くぞ、熊本!
さて、気合いも入ったところで、早速今日放映されたアニメワンピースの感想、いってみましょー!
原作でも第949話に当たります。
アニメと原作の話数が揃っているとなんだか気持ちいいと思うのはゾリラバだけではないはず♪
週刊少年ジャンプ掲載時のリアルタイム感想はこちらから。
奇病「ミイラ」
クイーンが開発したという疫災弾(エキサイトだん)は、撃たれた箇所から高熱が広がり、焼けるような痛みでのたうち回り、触れただけでその苦しみを人に伝染させるという非人道的生物兵器です。
症状が進むと干からびたようになるため、奇病「ミイラ」と名付けられたそうな。
ホントに悪趣味です、クイーン。
シーザーと同類のサイコパスですが、四皇の腹心だけによりタチが悪い。
アニメでは、ダイフゴーやその部下達が囚人達の心を折るために、その疫災弾を撃ちまくります。
心が折れるということ
ただでさえ、一度はカイドウに打ちのめされ長く捕囚の生活を送ってきた囚人達は、希望を失い、抵抗する気概も失っていました。
そこに疫災弾という非情な兵器を投入され、「日常を破壊」したルフィを逆恨みする始末。
心を折られるというのはこういうことなんですね。
敵わない敵に打ちのめされた無力感と絶望感、そして敵の言いなりになって生かされていることに慣れてしまったが故の卑屈さから、囚人達の敵意は看守達でなくルフィ達に向かいます。
「結局!!兎丼の全員敵じゃねェか!!!」とチョッパーが嘆く状況になってしまいました。
ルフィに見るリーダーの資質
原作の感想でも熱く語りましたが、ここでルフィが覇王色の覇気の持ち主らしい天性のリーダーとしての資質を示します。
まずはリスクを恐れないこと。
囚人達が恐怖に震える奇病への感染をものともせず、感染した囚人達を抱え込みます。
何が脅威だ……!!!
何が絶望的な力だ…こんなもん全然効かねェ!!!
そして、自ら感染しながらも、囚人達が心の奥底では聞きたいと長い間願っていた言葉を告げるルフィ。
おれ達はカイドウに勝ちに来たんだ!!!
今週のアニワンは、このルフィの宣言のためにある30分と言っても過言ではありません。
ONE PIECEの数ある名場面の中でも、ルフィの「衆人の(囚人の)心をつかむ力」がよく現れているシーンだと思います。
そして少し先の未来が見えるようになったルフィは、ババヌキがもたらそうとしていた大厄災をいち早く阻止し、更に、囚人が自分の手で反撃ののろしを上げられるよう、「あと頼む」と残ったダイフゴーら看守達の始末を任せました。
本当に何の計算もなくこういうことができてしまうルフィに、理想のリーダーの姿が見えますね。
囚人達が闘う決意をしたシーンのBGMは、あのアーロンパーク討ち入りの神曲「追いつめられた」。
来ると思ってました!!
まさに強大なカイドウに立ち向かう決意をした囚人達は、アーロンパーク討ち入りに向かうあの当時のルフィ達と同じ心境でしょうからね。
ヒョウ五郎親分も河童の河松も驚くルフィの人間力と強さで、決戦8日前にして兎丼の囚人採掘場、制圧です。
Portrait.Of.Pirates ワンピース “Warriors Alliance” ルフィ太郎