アニメワンピース特別編! “ROMANCE DAWN(ロマンスドーン)”感想 ルフィのもう一つの冒険にONE PIECEの原点を見た!

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アニメワンピース特別編! “ROMANCE DAWN(ロマンスドーン)”感想 ルフィのもう一つの冒険にONE PIECEの原点を見た!

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急に秋めいて気温が下がったせいかたちの悪い風邪をひいて3日寝込んでいた病弱な美少女ゾリラバです、こんにちは。

…うそです、すいません。

カヤお嬢様の対極に位置するゾリラバでも年に一度くらいは寝込みます。

鬼の霍乱というやつですな。

ワッハッハッハ!

……。(←自分で言って悲しくなった)

 

さて、今日のアニメワンピースは、あの尾田っちの原点、“ワンピース”の習作(エチュード)とも言うべき、“ROMANCE DAWN(ロマンスドーン)”の記念すべきアニメ化です!

アニワン20周年で、東映さん、いろいろやってくれますねー♪

 

「ロマンスドーン」とは

まず、今回アニメ化された“ROMANCE DAWN”って何?という人のために解説を。

今回、アニメで初めて“ROMANCE DAWN”を観た方の中には

なんでガープじいちゃんが海賊なの?

なんでルフィの目に傷がないの?

ナミらしき人が青い髪、青い目なの?

パラレルワールド

とさまざな???が浮かんでいるかと思います。

あるいは

あれ?

なんか私が知ってる“ROMANCE DAWN”と違うような…

と感じた方もいるかも。

 

現在、世界中で愛されている“ONE PIECE”の作者、尾田栄一郎氏は、“ROMANCE DAWN”という漫画を実は3回書いています。

 

一作目は、1996年にジャンプ増刊号に掲載された読み切りの“ROMANCE DAWN”。

現在のONE PIECEの習作というならむしろこっちかもしれません。

ルフィがシャンクスから麦わら帽子をもらうシーンが登場し、ラストでは大人になって髭を生やしたルフィも登場します。

 

二作目が、今回アニメ化され今朝放映された“ROMANCE DAWN”。

こちらは一作目から半年後に書かれていて、週刊ジャンプ本誌に読み切りとして載ったのですが、ストーリーや登場人物の設定が一作目の“ROMANCE DAWN”や現在の“ONE PIECE”と少し異なっています。

その理由は、尾田っちによると、「ジャンプ本誌の読者に対してシャンクスというキャラクターの存在を隠した」「本誌に連載される時にインパクトがなくなるから」とのこと。

本誌デビュー前の新人とは思えない自信と深謀遠慮ですね。

それだけ尾田っちにとって“ルフィ”というキャラや“ONE PIECE”のストーリーは、最初から思い入れの深いものだったのでしょう。

 

そして満を持してジャンプ本誌で連載が始まった現在のワンピースの第1話のサブタイトルが“ROMANCE”DAWN”。

3つ目の“ROMANCE DAWN”です。

まさに「冒険の夜明け」、ここから「伝説は始まった」わけですね。

 

アニメ“ROMANCE DAWN”

そして今回放映されたアニメは二作目の“ROMANCE DAWN”。

原作は、尾田っちの短編集“WANTED!”で読むことができます。

主人公はもちろんルフィで、目の下に傷がないことを除けば、私達が良く知っている初期のルフィとそっくりです。

声がお馴染み田中真弓さんだから余計に「パラレルワールドのルフィ」感が大きいですね。

 

そしてルフィが助ける結果となるヒロインのアンは、髪と目が青いことを除けば、ナミさんそっくり。

声優さんもナミと同じ岡村明美さんが担当しています。

本作では、ルフィの宝物である麦わら帽子は、海賊である祖父から譲り受けられるのですが、これもガープじいちゃんと同じ声優さんが担当していて嬉しい限り。

 

ONE PIECEとは違う物語とはいえ、明らかに原型と思えるキャラの声が違っていたらやはり違和感を感じたことでしょう。

違うところと似せるところ、その辺のバランス感覚が素晴らしい。

 

シュピールとモブ海賊

そういう意味では、今回の主敵であるシュピールの声をブルックの中の人であるチョーさんがあてているのは疑問です。

もちろんチョーさんの演技力は素晴らしいし、文句無しにうまいし、シュピールの小者悪役感もよく出ているのですが、特徴ある声なのでどうしてもブルックが浮かんでしまうんですよね。

サボの父、アウトルック三世を演じた時もそうでした。

 

今回、ゾロの中の人である中井和哉さんもモブ海賊の一人として登場してましたが、あのくらい一瞬なら違和感は少ないかな。

それでも「ドワッ」とか「ウォッ」という声は、「あ、ゾロだ」と思いました。

 

ま、でもそんなこと言ってたら個性的で人気ある声優さんほどおまんまの食い上げになってしまうか。

そう考えると、ウソップ役の勝平ちゃんのように、全く別人のような声をいくつも持つ声優さんはホントにすごいと思います。

“ONE PIECE”だけでもいったいいくつのキャラやったんだろ。

 

話がだいぶ逸れましたが、また喉が痛くなってきたので、今日はここまで。

明日は2週間ぶりの“ONE PIECE”最新話発売ですね♪

 


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