アニメワンピースのワノ国編が想像してた以上にクオリティ高くて、日曜から興奮ひとしおのゾリラバです、こんばんは。
ルフィ達がワノ国海域に入った頃から、いや、ワンピースマガジンVol.6のワノ国特集を読んだ時から、かなり映像美と音楽に期待していましたが、OP曲といい、導入部分の三味線といい、作画といい、ほんと凄い。
ワノ国編を担当する長峯監督が尾田っちの頭の中で動いている映像と鳴っている音楽を再現しようとしているのが伝わってきます。
アニメワンピース史上最高のクオリティではないでしょうか。
大正時代の日本を舞台にした「鬼滅の刃」のアニメが日本情緒溢れる作画と音楽で話題になっているので、ONE PIECEワノ国編も負けずに頑張って欲しい!
今週のアニワンは、原作でいうと、第911話の途中から、第912話の途中までです。
ジャンプ掲載時のリアルタイム感想はこちらから。
第912話“網笠村”(感想その1)*一部次回放映分の内容を含みます。
新OP曲はきただにアニキ!
ワノ国編に入ってから新しくなったオープニング曲の『OVER THE TOP』良いですねー。
イントロなしの力強い入りから、疾走感に溢れた高音部まで、少年漫画「ワンピース」らしくてパワフルでカッコいいなぁと思って聴いていたら、それもそのはず!
歌っているのは、『ウィーアー!』のきただにひろしの兄貴じゃないですか。
いやー、お帰りなさい!
「ということはもしや!?」と思い、確認したら、作詞、作曲陣も『ウィーアー』と同じじゃないですか!
ワンピース音楽の神・田中公平さんが作ったなら、この曲がもたらすワクワク感とワンピースらしさも納得です。
お玉ちゃんの健気さ
自分は何日もまともに食事をしていないのに、誕生日のために買ってもらったなけなしのお米でルフィをもてなすお玉ちゃん。
なんて健気で良い子なんでしょう。
ドレスローザでレベッカがなけなしのお金をはたいてルフィにコロシアム弁当を買ってあげた時もそうでしたが、ルフィにご飯を食べさせることは、すなわちルフィの「良い奴」認定確実です。
昔のサムライも「一宿一飯の恩義」に命をかけたりしましたが、ルフィにとっての一飯の恩義は半端ないですからね。
それにしてもお玉ちゃんの真ん丸スミレ色お目目がうるうるするのは、ホントに胸キュンもの。
ワンピースベスト妹ランキングにも書きましたが、長女属性のゾリラバの心をわしづかみですわー。
エースの足跡
原作を読んだ時に、ワノ国編突入早々にエースのエピソードが来たのは驚きでした。
頂上戦争では、リトルオーズジュニアの回想で、エースがオーズに笠をプレゼントするシーンがありました。
「ワノ国で作り方を習ったんだ」という台詞から、エースがワノ国を訪れたことがあることは確信していましたが、いきなりの伏線回収、キター(゚∀゚ 三 ゚∀゚) という感じですね。
久々にエースがしゃべって動いているのを見るだけで、涙腺に来ます。
餓死者が出るような貧しい村人達が、自分達の船に積んであった食糧を食べ終わるのを見届けた上で、「あとはデザートだな。おれがとって来てやる」というエースのカッコいいこと!!!
お兄ちゃん気質全開のエースと、エースを慕う5才のお玉ちゃんの絆がまたうるっと来ますねぇ。
ええ話やー。
また来るという約束を信じてエースを待ち続けるお玉ちゃんが、ルフィに「エースは死んだ」と聞かされてショックで気絶してしまうのも無理はないですね。
エースの死を告げるということ
原作を読んだ時は、飛徹の言うとおり、「そうだよ、ルフィ、いくらストレートな男でも、何もお玉が苦しんでいるこのタイミングで言わなくても」という印象があったのは確か。
でもアニメでは、「(エースは待ってても来ないから)お玉を連れてこんな(毒の水しかないような)ところさっさと出てけよ」というルフィのセリフを入れることで、「エースは死んだ」というルフィの言葉が、お玉ちゃんへの配慮から出たものだということがよくわかります。
状況は少し違うけど、アラバスタですべてを一人で救おうとするビビに、「人は死ぬぞ」とルフィが言ったシーンを思い出しました。
ルフィの言葉は時に残酷なほどストレートですが、それはそうしないと相手が不幸になったり状況が悪化するから。
今回も、もう来ることはできないエースを待ち続けて、滅びた村で食事もろくに取れず毒の水を飲むような環境から、一刻も早くお玉ちゃんを救い出してあげたかったのでしょう。
エースを喪って心が壊れかけ、そこから立ち直ったルフィだからこそ、言えることなのかもしれません。
天狗山飛徹登場
お玉ちゃんの保護者であり師匠の大天狗、天狗山飛徹が登場しました。
予想より渋くて威厳がある声で、カッコいいですね。
「美少女こけしコレクター」という怪しげな紹介文とのギャップが笑えます。
天狗山飛徹が待つ人って誰なんでしょうね。
この伏線は、ワノ国編も中盤に差し掛かった(と思われる)原作でもまだ回収されていません。
ワノ国で代々続く刀鍛治で、鬼徹シリーズを打った一族ですから、待っているのは剣士だと思うんですけどねー。
今週のアニオリ賞
その週、最も秀逸なアニメオリジナルシーンにゾリラバが勝手に贈る「今週のアニオリ賞」は、やはりエースとお玉ちゃんの仲良しシーン。
5歳のお玉ちゃんを肩に乗せたエースがお兄ちゃん過ぎる!
明るくて元気で健気なお玉ちゃんを見て、子供の頃のルフィを思い出してたかもなーなんて想像するだけで、ご飯三杯は軽くいけますね。
もっとエースが生きていたころのエピソードを観たいけれど、来週からは、8月9日公開の映画“STAMPEDE”に連動した特別番組が始まるようですね。
映画もいよいよ公開まであと・・・
えーと、何日だ・・・?
・・・ま、ぼちぼちだ。
フィギュアーツZERO ONE PIECE ポートガス・D・エース -白ひげ海賊団2番隊隊長- 約195mm PVC&ABS製 塗装済み完成品フィギュア