朝からワンピースアニメを観て、「ああ、日常が戻ってきたなー」とちょっとホッとした日曜日のゾリラバです、こんにちは。
ゴールデンウィーク中あちこち旅行して5万歩くらい歩いたので、最終日くらいはおうちでまったりワンピースまみれになろうと思います。
さて、今週のアニメワンピースは、最初から最後まで、サンジくんが主役。
作画も場面に応じて画風を変えていて、サンジくんの優しさと強さがうまく描写されていて素晴らしかったですね。
早速、感想いってみましょう。
今週のアニワンは、まるっと原作の第1034話に当たります。
ちょっとだけ第1035話の冒頭に食い込んで一気にビクトリーコールまで行っちゃいましたが。
クイーンの対抗心
かつて“MADS”の同僚だったヴィンスモーク・ジャッジに対して、クイーンは科学者として並々ならぬライバル意識を持っているようですね。
そしてサンジがヴィンスモーク家の人間であることを嫌悪している、特に心を失うことを恐れている、と知ってからは、サンジをヴィンスモークネタで煽りまくりです。
今週は次々とジャッジの科学の“最高傑作”である息子達、すなわちサンジ達兄弟の技を真似た技を出してきました。
まずは、イチジの“火花光拳(スパーキングヴァルキリー)”を模した“火花QUEEN”。
そして、ニジの“起動光剣(ヘンリーブレイザー)”を真似た“起動QUEEN”。
更に、ヨンジの“巻力断頭(ウィンチダントン)”そっくりな“巻力QUEEN”。
全ての技に自分の名前を付けているところに、クイーンの自己顕示欲の高さが表れてますね。
アニメオリジナルのセリフ
元々口数多めのクイーンですが、アニメでは更にしゃべりまくり。
上述のように、煽り文句と自己陶酔のせりふがほとんどですけど。
それに応じて、サンジくんのアニメオリジナルなかっこいいセリフも多かったですね。
サンジファンにとっては、今種のアニワン、お祭り回と言えるのではないでしょうか。
特にカッコいいと思ったアニオリは、クイーンの“巻力QUEEN”を脱し、心を失うかもしれないという動揺を乗り越え、迷いを捨てて覚悟を決めた時のサンジのセリフ。
ちょっと長いけど引用してみましょう。
おれはいつか自分でも気がつかないうちに、血も涙もない怪物になるのかもしれない。
それを拒み続ければ、力なく野垂れ死ぬのかもしれない。
だけどな。
今のおれはただ、お前を倒す‼︎
それだけだ‼︎
くあー!
サンジくん、カッコいいですね。
この時の表情も覚悟が決まった男の顔ですわ。
魔神風脚(イフリートジャンブ)
兄弟達の技だけでなく、ステルス・ブラック(サンジ)の消える技まで会得していたクイーン。
どんだけジャッジに勝ちたいんでしょうね。
姿が見えなくなったクイーンが、お染ちゃんを再び襲おうとしているのを見て、ようやくサンジは気づきました。
お染ちゃんに怪我を負わせたのはやはり自分ではなかったと。
サンジにレイドスーツを破壊させるきっかけとなったもの。
それは「死んでも女は蹴らねェ」という自分の信念が、身体に起きた変化と共に知らぬ間に失われて、無意識にお染ちゃんを蹴ったのではないかという恐怖でした。
それがクイーンの仕業だったことが判明し、サンジくんの最後の不安が解消するとともに、クイーンへの怒りが爆発します。
でね。
ここのアニメオリジナルのセリフがまた良き!
「男は女を蹴っちゃならねェ」「そんな事ァ恐竜の時代から決まっている」というゼフの教えが、クイーンという恐竜相手に戦っているこのタイミングでサンジくんの口から出てくるこのゾクゾクする妙味ときたら!
これはもう、尾田っちも原作で書かなかったことを後悔するほどのナイスアニオリではないでしょうか。
脚本家さんのワンピース愛が伝わってくるわー。
レイドスーツを何度か着たことで得た「外骨格」「筋力」「移動速度」に今まで鍛えた「武装色」をプラスして。
更に、お染ちゃんを卑怯な手で傷つけたクイーンへの怒りによって。
サンジくんの必殺技の進化、キター‼︎
これまでの「悪魔風脚(ディアブルジャンブ)”」の炎は赤でしたが、より高温の青い炎をまとって誕生したのは「魔神風脚(イフリートジャンブ)」‼︎
いやーカッコいいね。
サンジくんの金髪には青い炎がよく映えます。
「魔神(イフリート)」の意味については、原作の感想で語ったので割愛します(通常運転)。
で、来週のアニメワンピース。
いよいよゾロvsキングかと思っていたら、どうやらこれまでの対キング戦のおさらいをするみたいですね。
なぜ普通に第1035話“ゾロvsキング”に行かないのかは謎ですが、何か大人の事情があるのでしょう。
ゾリラバ的には、カッコいいゾロが観られる特集なら、尺の引き伸ばしだろうと進度調整だろうと大歓迎ですわ。