不順な天候と不十分な睡眠時間がボディブローのように効いてきている、ちょっと梅雨疲れ気味のゾリラバです、こんばんは。
若い頃はいつでもどこでも寝れるのが自慢だったのに。
……誰が、眠れる森の美女ざぁます!
ジョーラのノリツッコミ力を借りて自分に喝を入れたところで、今日も元気にコミックス99巻後半の感想、いってみたいと思います。
今年最初の週刊ジャンプに掲載された前人未到の驚異的な金字塔、記念すべき第1000話のサブタイトルは、ズバリ、“麦わらのルフィ”。
コミックス巻99のタイトルでもありますね。
第1000話“麦わらのルフィ”
エースとヤマトの4年前のエピソードにコーフンし涙した第999話に続いて、第1000話でもヤマトがエースとの会話を回想するシーンが!
しかも、ONE PIECEファンの頭を悩ませ続けている「ルフィの夢の果て」の話が出てきて、再び正座。
正座してガン読み。
エースが語る弟の「夢の果て」を聞いてヤマトが涙したのは、おでんの日誌の中で海賊王ロジャーが同じことを言っていたから。
ヤマトが言う「偉大な男」が父ロジャーのことは気づかず、「そいつとルフィといつか一緒に飲みてェもんだ」と笑うエースにまたしても涙を禁じ得ません。
エースが生まれた時には既に処刑台の露と消えていた偉大過ぎる父親に、子供の頃から複雑な感情を抱いていたエース。
もしこの時、ヤマトがロジャーの名前を口にしていたら、何かが少し変わっていたのかなぁ。
歴史に「もし」は無いけれど。
そしてこの回のラストシーンは、サブタイトルに相応しく、カイドウを“業火拳銃”で殴り倒した後の、何度聞いても心躍るルフィの勝ち名乗りです。
おれはモンキー・D・ルフィ
お前らを越えて……
“海賊王”になる男だ!!!
四皇二人を前にしての堂々たる意思表示に痺れます。
第1001話“鬼ヶ島怪物決戦”
前号での引きでルフィの“業火拳銃”でダメージを受けたことに驚き、自分と「戦えた」強者達を思い出すカイドウ。
そこに描かれたのは、ロジャー、白ひげ、おでん、ロックスの4人でした。
なかなか興味深いメンツですね。
四皇のビッグ・マムやシャンクスが入っていないのは、自分の方が強いと思っているからか、それとも本気で戦ったことがないからか…
元船長のロックスとは戦って負けて部下になったのかなぁ。
この回は、いつのまにか錦えもんの狐火流“焔裂き”を会得していたゾロを始め、“最悪の世代”が次々と大技を披露します。
でも、堪えるどころか嬉しそうなカイドウを見ていると、怪物5人がかりでも簡単にはいかないだろうと容易に推測できてしまうレロ。
ビッグ・マムの“天上の(ヘブンリー)ボンボン”を仲良くくらうルフィ、ロー、キッドは、何度見ても笑えます。
第1002話“四皇vs新世代”
前号でいよいよ決戦の火蓋が切って落とされた屋上の主戦場。
この回もサブタイトルどおり、1話まるまる2対5のバトルでござーる。
味方の攻撃が効いているようでいて、カイドウに決定的なダメージを与えるまでには至らず、逆に天候すら操るカイドウとビッグ・マムの反撃に苦労するルフィ達。
まだまだ四皇チームの方が余裕でバトルを楽しんでいる感じですなー。
世代交代の産みの苦しみ、半端ない。
第1003話“盤上の夜”
鬼ヶ島が大混乱の中で、優雅に囲碁を楽しんでいるのは誰かと思えば、なんと火祭りに招待されていたCP-AIGIS(イージス)0の面々でした。
きっと完全にカイドウ達からも存在を忘れられていますね(笑)
いよいよ本格化した対カイドウ戦について、完全に部外者の立場でのんきに戦況分析と展開予想をしています。
30,000対5,400で始まった鬼ヶ島決戦は、討ち入り側の奮闘で、現状27,000対5,000となっていますが、それでもまだ圧倒的な戦力差。
そして彼らが見るに、この戦いはどちらかの大将の首を取れば終わる「大将戦」ではなくく、幹部達も含めた「総力戦」です。
つまり討ち入り組は、屋上での対カイドウ/ビッグ・マム戦を制するだけでなく、大看板や飛び六胞達を含めた百獣海賊団に、圧倒的な戦力差をひっくり返して勝たなくてはなりません。
その鍵を握るのは、きっと、あいつとあいつだなー♪
第1004話“きびだんご”
そう、圧倒的な数の差をひっくり返す鍵を握る一人は、お玉ちゃん。
ワノ国編の一番最初のエピソードで紹介された食べた者を家来にできるお玉ちゃんの「きびだんご」の能力が、ここに来て効いてくるとは。
動物だけでなく人口悪魔の実SMILEの能力者も絶大な効果を発揮するこの「きびだんご」は、百獣海賊団に対しては超チートな秘密兵器です。
既にワノ国本土で家来にしたスピードやダイフゴーを連れて鬼ヶ島に乗り込んできたお玉ちゃんの活躍、今後の展開を占う上で非常に重要になってきそうですね。