1ヶ月半ぶりの通勤電車にちょっとワクワクしたものの、1日でオフィスワークに疲れきって、家でワンピースを読むことだけを心の支えに帰宅したゾリラバです、こんばんは。
明日が休日なのが救いですが、今からワンピース世界に没入して、休日気分を味わいたいと思います。
今朝未明に書いた第994話の感想の続き、早速いってみましょー!
以下、本日11月2日発売の週刊少年ジャンプに掲載された“ONE PIECE”最新話の内容に触れますので、コミックス派、アニメ派の方は、ネタバレご注意下さい。
抗体をめぐる鬼ごっこ
ライブフロアでは、クイーンが作った疫災弾「氷鬼」のウィルスが、敵味方関係なく感染を拡大し、誰彼構わず見境なく人を襲う鬼を次々と産み出しています。
笑うことしか能がないのだから氷鬼になって役に立て、とプレジャーズの感染にもお構い無しのクイーン、酷い奴ですねぇ。
そもそも疫病を無差別にばらまく兵器を作ることが好きという時点で、シーザーと同類のサイコパスなのですが、その風貌と明るさに何となく憎めない奴という印象を持ってしまいます。
でも、酷い奴だ、これ。
そしてチョッパーが予想したとおり、クイーンは氷鬼のウィルスの抗体を持っていました。
ところがクイーン、その抗体をなんとアプーに渡し、強制的な奪い合いの鬼ごっこが始まってしまいましたよ。
兎丼でルフィを処刑しようとした“大相撲地獄(インフェルノ)”もそうですが、命のやりとりをゲームにするところは、エネルやドフラミンゴと同じ傲慢さを感じますね。
人の命を何だと思ってるんだ!
アプーは寝返るか
そしてそのクイーンの悪趣味なゲームの「鬼」となって、1時間逃げ回ることを余儀なくされたのはスクラッチメン・アプー。
アプーはクイーンにブラザーと呼ばれ気に入られているという印象でしたが、クイーンはお構い無しですね。
味方が死んでも、ゲームが面白ければいいんだろうな。
ホント酷い奴です。
でもこれはひょっとしたら、アプーもこちら側の味方になる展開、来るかもしれませんね。
「超新星は最終的にみんなルフィの味方になる説」を提唱しているゾリラバとしては、ドレークに続いてアプーもいずれ寝返るのではないかと期待しています。
そして抗体がチョッパーの手に渡れば、あっという間に薬を作って、敵味方関係なく救ってくれるはず!
ウイルスに感染して氷鬼になってしまった者達の命のリミットはわずか1時間。
しかし、チョッパーに頼まれたゾロが、アプーから抗体を奪うには充分な時間でしょう。
ヤマトとしのぶ
ドーム内の右脳搭では、モモの助を連れて逃げるしのぶさんが、飛び六胞のササキが率いる装甲部隊の攻撃をくらってかなりのダメージを負ってしまったようです。
モモの助を託そうとするしのぶに「あなたも助ける!!しのぶさん」というヤマト。
そうでした。
ヤマトは20年前の光月おでんの処刑の場にいたわけですから、あのしのぶさんの涙の訴えを聞いていたのですね。
ワノ国の民衆に真実を告げるしのぶさんの言葉に泣いたというヤマト。
圧倒的強者の父親に逆らって、爆発する手錠まで付けられても、揺るがぬおでん様への傾倒は、その時から始まったということでしょう。
ヤマトの強さ
装甲部隊から降り注ぐ砲弾を正面からまともに喰らったヤマトですが、なぜか大したダメージを負っていないように見えます。
これは単に父譲りの肉体の強靭さによるものなのでしょうか。
初対面のモモの助がヤマトの無事な様子に驚いていますが、攻撃を仕掛けたササキもまた、ヤマトのインビンシブルっぷりに「!!?」と驚いているようです。
そして、ヤマトの強さはどうやら防御力だけではなさそう。
遠距離から金棒を振るっただけで、敵の一人をすごい勢いで吹き飛ばしました。
君のために死ねる
20年前、カイドウにおでん城から落とされそうになったモモの助を見ていることしかできなかった、と言って自らの非力さを詫びるヤマト。
カッコいいですねぇ。
だってヤマトは28才ですから、20年前はモモの助と同じ8才の子供ですよ。
そりゃ助けられるはずありません。
でも大人になった今は、モモの助を守るために戦えると。
そして、父の名をかたったヤマトをいぶかるモモの助にいったセリフがしびれます。
またの名を
ヤマト!!!
キミの為に死ねる!!!
このヤマトの熱い言葉に余計な講釈は不要でしょう。
もう今週は、最初から最後までしびれっぱなしでした。
その二人の主役が、「心は女」の菊之丞と、「男になった」ヤマトというのが面白いですね。
どの戦局も目が離せなくなってきましたが、次号は残念ながら休載です。
その間に改めて倒すべき敵や各戦局の推移についてもアップデートしておきたいと思います。