ちゃんとワンピースが載っているジャンプを読めた週は、火曜日になってもまだまだ士気が高いゾリラバです、こんばんは。
テンションが高いうちに早速、今週のワンピースの感想の続き、いってみましょう。
以下、9月28日発売の週刊少年ジャンプに掲載された“ONE PIECE”最新話の内容に触れますので、コミックス派、アニメ派の方は、ネタバレご注意下さい。
26年待った我が子と対面
いきなり扉絵の話で恐縮ですが、パウンド父さんの苦節26年の努力がようやく報われましたね!
いやあ、ホント、ハッピーエンドで良かった良かった。
ローラとシフォンが生まれた後、何度ビッグ・マムに蹴り出されても諦めず、(誘惑の森に自ら埋まっていた理由は謎ですが)ホールケーキアイランドにとどまって、ひたすら娘達に会いたいと願い続けてきたパウンド父さんの望みがようやく叶いました。
二人の娘達を初めて抱き締めて感涙にむせぶパウンドにもらい泣きしそうです。
サンジも対カイドウ戦参加?
これまで、敵のボスはルフィがサシで対決し倒すのがお約束でしたが、相手が四皇ではそうもいかないのではないかと以前から予想していました。
おそらく今回は、映画“スタンピード”のように、みんなで弱らせて最後にルフィがとどめをさすのだろうと。
その強大過ぎるラスボスを弱らせる役を映画“スタンピード”では、海軍(スモーカー)、世界政府(ルッチ)、王下七武海(ハンコック&バギー)、革命軍(サボ)、同盟相手(ロー)、旧敵(クロコダイル)が担いました。
今回の対カイドウ戦でも、相当の猛者達が一致団結しないと、倒すことは難しいでしょう。
対戦の組み合わせ予想についてはここでは詳しく語りませんが(バトルオーダー予測第2弾もしくは最新の対戦状況をご覧下さい)、かねて予想したとおり、麦わらの一味では、ゾロ、ジンベエとともにサンジがその役割を担いそうですね。
今週、ルフィをサポートしながらサンジが一緒にカイドウの元に向かおうとしているのを見て、やはりそうか、と思いました。
いつもならナミさんのピンチには何をおいても駆けつけるサンジが、目の前で飛び六胞に狙われるナミさんをウソップに託したことから、サンジの本気を見た気がします。
ルフィの役割
第989話では、カイドウのところへ向かおうとしていたルフィにゾロが「おれも行く!!」と言っていました。
そして今週は上記のとおりサンジもルフィとカイドウのところに向かおうとしています。
麦わらの一味の三強が一緒にラスボスのところに向かうのは、長いワンピースの歴史の中でも本当に珍しい。
それだけゾロもサンジも二人の四皇を相手にする闘いの厳しさをよく理解しているのかもしれません。
もちろん、カイドウのもとに向かうルフィを途中で邪魔する強者が現れればそれに対処するのでしょうが。
既に小競り合いが始まっているように、クイーンはゾロが、空を飛べるキングはサンジが、相手をするのかもしれませんね。
そしてゾロやサンジだけでなく、ルフィもいつもとちょっと違うような。
いつもはもっと「敵のボスをおれが倒せば終わり」という気持ちが前に出ている気がするのですが、今回は、一歩引きながら、周りと力を合わせて闘うという意志が感じられます。
その理由として考えられるのは、①対カイドウ戦は、錦えもん達の仇討ちであり、おでん様の弔い合戦であること、②今回の敵が強力かつ大規模であるため、みんなで力を合わせなければ勝てないことを天性の勝負感で察していること、③味方にも赤鞘九人男を始め強い者達が大勢いること、でしょうか。
珍しいと言えば、ルフィが原作では会ったことがないはずのドレークに
お前は知ってる
と言ったことがちょっと驚きでした。
まさか“スタンピード”で超新星が大集合した時のことではないですよね(笑)
ルフィでも同じ最悪の世代については意識してるんでしょうか。
キッドには脊髄反射的に競争心が湧くみたいですが。
トカゲ駆除
今週もウソップとナミさんの掛け合いが最高です。
ウソップのユーモアセンスにはいつも笑わされ癒されていますが、ナミさんと二人でいるときが一番、ウソップのツッコミが冴えると思っています。
そのウソップが今週は最大のボケをかましてくれました。
私はナミ!!!
好きな駆除はトカゲ駆除!!
覚悟しなさい!!
ナミの後ろに隠れてぺーたんを攻撃したあと、あたかもナミがやったように啖呵をきるウソップに大爆笑です。
そのセリフがいかにもナミっぽい口調なのに、言ってる内容はホント馬鹿らしくて最高ですwww
かかってきなさい!!!
と言いながら全力ダッシュで逃げるナミさんも素敵。
最近はウソップとナミが登場するだけで笑う準備をしている気がします。
このシーン、早くアニメで観たいなぁ♪
赤鞘九人男の覚悟
ワノ国編は、展開がとてもスピーディーですが、鬼が島での最終決戦も例に漏れず、前話でイヌアラシとネコマムシがスーロン化したと思ったら、今週はいきなりジャックが倒されていました。
えー!?
ゾウのリベンジ戦は、描かれることもないままジャック退場ですか?
うーん、スピーディー過ぎる気もしないこともないこともないこともなくってよ、ねぇ、あなた。と言いたい気持ちもしますが、ま、早くカイドウ戦を見たいしね。
時間限定のスーロン化の見せ場はやはり、既にゾウで描かれたジャックとの戦いでなく、カイドウ戦ですよね。
うん、納得(←自己完結した)。
それにしても赤鞘九人男のセリフ回しのカッコいいこと。
錦えもん達タイムスリップ組は、何度も命の危機にさらされながら海外で同志を募り、アシュラ童子や河松達ワノ国残留組は永遠に思われたであろう20年を耐え忍んできました。
(錦)考えた事もなかった
(傳)逃げる?笑わせるな!!!
(雷)もう逃げ疲れた!!隠れ疲れた!!!
(ア)おでん様の侍として!!!もう死なせてくれ!!!
(河)お前の首と共にな!!!
赤鞘の侍達の万感の想いと覚悟が、ものすごい熱量で胸に迫ってきますなー。
パンクハザードで初披露された錦えもんの火を切り裂く剣“狐火流焔裂き”は、カイドウのこの“熱息(ボロブレス)”を打ち破るために会得したかもしれませんね。
なんだか胸がボロブレス(涙)
ワンピース DXF~THE GRANDLINE LADY~ワノ国 vol.1 ナミ