今日は歯医者で歯を削られながら、ワンピース世界では虫歯も牛乳で治るのだろうかと深い思索を重ねていた哲学者、ゾリラバです、こんばんは。
思索ついでに、今夜はワンピースに登場する地名について、掘り下げてみたいと思います。
ワンピースの地名や人名には、尾田っちの遊び心や言葉に対する優れた感性が表れていて、ホントにすごいと常日頃から思っておりまして、ワンピースオタクであるのみならず語学オタクでもあるゾリラバにとっては、わくわくするお楽しみポイントでもあります。
地名の4分類
ワンピースに登場する地名については、大きく4種類に分類できるかと思います。
① その土地の風景や特徴からの素直なネーミング
② 日本語をひねったユーモア溢れるネーミング
③ 外国語を使ったおされなネーミング
④ 由来が不明なネーミング
それでは、一つ一つ、見ていきましょう。
素直なネーミング
まず、その土地の風景や特徴から、素直にネーミングしたと思われる地名。
例えばルフィの故郷、フーシャ村(風車が多い)、ナミの故郷、ココヤシ村(ココヤシの木が多い)などです。
初期の地名は比較的このタイプが多いような。
最近では、ゾウ(象)。
これは素直すぎるというか、まんま直球ど真ん中で、逆に新鮮でしたね。
日本語をひねったネーミング
これは、その土地の特徴をユーモアとセンス溢れる日本語で表現した一連の地名。
例えば、暗くてじめじめしたクライガナ(暗いがな)島シッケアール(湿気あーる)王国や、手長簇が住むテーナ・ゲーナ(手、長ぇな)王国など。
ゾリラバがツボって、大工トムさんみたいな笑い方になるのはだいたいこのパターンが多いです。
尾田っちのセンス、最高!
外国語からのネーミング
その土地の特徴を外国語でオシャレっぽく表した地名もいろいろありますね。
例えば、ローグタウン。
ローグ(rogue)というのは「ならず者」。海賊王が生まれて処刑された町にぴったりですね。また、グランラインに入ろうとするならず者たち、猛者たちが集う町らしくもあります。
ジャヤのモックタウン(嘲りの町)も、英語で「あざ笑う」を意味するmockから来ているのでしょう。
このタイプは他にも、マリンフォード(海兵の砦)、リトルガーデン(小さい庭)、アラバスタ(大理石)など、たくさんあります。
やはり響きが少しカッコ良く聞こえるからでしょうか。
ゾリラバは、テーナ・ゲーナ王国のようなネーミングの方が個人的には好きですが(笑)
由来不明のネーミング
尾田っちによると、人名、地名は、語呂の良さや語感の良さを重視して、名づけているそうですから、あまり深い意味がない地名もあるかもしれません。
単にゾリラバが考察しきれていないために由来が分からず、ここに分類しているものもあるかもしれませんが。
例えば、ウソップの故郷、シロップ村。これがよくわかりません。
ウソップと語感が似ているからという理由で名付けた可能性…ありますかね。
それからエニエスロビー。
エニエスロビー篇は大好きなのですが、なぜ不夜島なのかとか、あの大穴はどこに続いているのかといった謎も含めて、考察しがいがありますね。
→エニエスロビー、その後、ひらめいたので記事アップしました!
いやー、東の海から順番に見ていこうと思って書き始めましたが、4分類の説明だけでだいぶ長くなってしまったので、続きはまた明日!
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