早い時間からジャンプを読んでワンピースを語れることが嬉しい、三連休最終日のゾリラバです、こんばんは。
普段はただでさえ忙しい月曜、仕事帰りの電車内でようやく感想を書き始められるのですが。
今日は何度も読み直す時間もあるし、じっくり語りたいと思います。
以下、本日発売の週刊少年ジャンプに掲載された“ONE PIECE”最新話の内容に触れますので、コミックス派、アニメ派の方はネタバレご注意ください。
ワノ国漫遊を終え帰還したヤマト
まずは扉絵シリーズ“鬼の子ヤマトの金稲荷代参”より。
光月おでんにならってワノ国の全国漫遊を果たしたヤマトが、ついに花の都が一望できるところまで帰ってきましたね。
今週描かれているのが、錦えもん達が「建てる」と言っていたおでん様らワノ国のために戦って散った者達を祀るお堂なんですね。
鬼ヶ島決戦で命を落としたイゾウやアシュラ童子、討ち入りを成功させるため大義に殉じた“とのヤス”こと霜月康イエもここに祀られているはずです。
ワノ国編、改めて読み直したくなりましたわ。
ドラゴンが救ったのは
前話の第1159話で、若き海兵のドラゴンに子供のことを託したのは、次に続くコマからティーチの母親だとばかり思い込んでいましたが。
なんとこれまた大胆なミスリード。
たまたま出会ったドラゴンに子供のことを頼んだのは、シャンクスとシャムロックの母親でした‼︎
つまり子供達の父であるガーリング聖にあっさり斬り捨てられた女性です。
ヒントは確かにあった!
「子供達」と複数系だったこと。
そして「あいつに渡さないで」と言っていたこと。
まさに、解釈に頭をひねったその2点が、正解へのヒントだったわけですねー。
あいつとはもちろん、鬼畜の父、天竜人のファガーランド・ガーリング聖でしょう。
我が子を人でなしの父を持つ天竜人にするより、心の温かい誰かに育ててほしいと願ったこの顔も名前もわからない女性は、聡明なだけでなく優しく真っ当な人なのでしょう。
シャンクスは母親と育ての父(ロジャー)に似たのかな。
いやー、それにしてもほんと何度も言ってるけど、尾田っちはミステリ作家になっても大成功していたと思います。
シャンクスとシャムロック
今後の注目点は、シャンクスとシャムロックの運命がどこで分かれるかですね。
普通に考えれば、その母を一刀両断しておきながら息子達には愛着を示していたガーリング聖が、シャムロックだけ奪い返したのでしょう。
ドラゴンは何とかシャンクスだけでも逃がそうと、宝箱に隠したのかもしれません。
コラさんがドフラミンゴから流すために、ローを宝箱に隠したように。
そしてその宝箱を奪ってシャンクスを発見したのがロジャー海賊団だったと。
何という運命のいたずらと絡み合った因縁!
ドラゴンがシャンクスを鬼畜の父から逃し、シャンクスがこの26年後に東の海の果てでドラゴンの息子のルフィの命を救うわけですからね。
いやもうほんと、ストーリーが壮大すぎる!
「神の従刃」だった軍子
今週の前半は、これ以外、以前語られた胸クソのゲームがより詳細に語られるだけなので、あまり繰り返したくないのですが。
軍子に関しては、新しい情報が出ているので触れておきましょう。
「神の従刃」というのは聞き慣れない言葉ですが、騎士団のおかかえと言っているので、「神の騎士団」の予備軍みたいなものでしょうか。
実際、後半に出てくる神の騎士団の中にはまだ、軍子の姿はありません。
この38年前の軍子は、既にアロアロの実の能力者で、今より髪が長く服装も女性らしいですが、今と年齢は大差ない感じ。
明らかに五老星と同じような“不老”の恩恵をイム様から受けているように思えます。
神の騎士団隊長であるガーリング聖でさえ真っ当に歳をとっているのに、軍子はなぜ特別なのでしょう。
イム様の寵愛を受けているの?
そういえば38年前のゴッドバレー事件どころか、56年前にロックスがマリージョアを襲撃した時、既に、イム様の側に軍子らしき人物がいましたからね。
90歳のブルックと知り合いのような描写もありましたから、相当昔に年齢の進行が止められているのかもしれません。
続きはまた明日‼︎