9月に入っても暴力的な暑さが続く東京の地下鉄内で、いろいろな感覚を遮断して執筆にふける社畜ブロガー、ゾリラバです、こんばんは。
しんどい通勤も、今週は、赤ん坊のシャンクスの愛くるしい笑顔でだいぶ救われましたわ。
さて、久々に3回にわたったワンピ最新話の感想の締めくくり、早速いってみましょう。
以下、今週発売の週刊少年ジャンプに掲載された“ONE PIECE”の内容に触れますので、コミックス派、アニメ派の方はネタバレご注意ください。
グロリオーサの恋煩い
ロジャーにほの字(死語?)のグロリオーサが、なぜ九蛇海賊団を抜けてまで、(ロジャー海賊団ではなく)ロックス海賊団に身を寄せているのか謎でしたが。
ロジャー本人から拒否られていたんですね。
ハートを飛ばしまくるからダメだと。
グロリオーサも美人なのに。
ロジャーはシャッキー一筋のようです。
でも両思いにならなくても、こうして時々会えてれば、恋煩いで亡くなるリスクは免れるってことですかね。
グロリオーサは40年経った今も元気だし、ハンコックもルフィと遠く離れていても恋煩いで死ぬ気配はなさそう。
やはりハンコックの先代トリトマが恋煩いで亡くなった経緯が気になるところです。
恋する乙女シャッキー
それにしても、レイリーがいないと聞いてふくれるシャッキーの可愛いこと。
みんながメロメロになるのもわかりますねー。
船長のロジャーに気を遣って、シャッキーの酒場に来ないレイリーもカッコいい。
少なくてもレイさんにとっては、まだ絶世の美女のシャッキーより、相棒のロジャーの方が大切なんでしょうね。
「私を迎えに来て」というメッセージまで送ったのに、船長に遠慮して会いに来てくれない悲しみでシャッキーは倒れてしまうほど。
あまり恋愛が描かれないワンピースで、ここ何週かの恋愛祭は珍しいですね。
シリアスじゃないからまだ良いけど。
奇妙な友情の決裂
長年続いていたロックスとエルバフのハロルド王の“友情”は、ハロルドがロックスに刃を向けたことで断絶したようです。
ハロルドがロックスに対してどこまで友情を抱いていたかは、正直よく分かりません。
何度もエルバフに勧誘にくるロックスの相手をしてはいたものの、歓待とまではいかなかったんじゃないかな。
怒らせると面倒だから相手をしていたというか。
一方、ロックスの方は確かにハラルドに友情を感じていたようです。
何度も海を越えてエルバフにやって来たのも、単にハラルドの巨人としての強さを手に入れたかったのではなく、「話せる友」だと思っていたんでしょう。
以前、カイドウに怒りを爆発させた時も、今週、戦いながらなお説得を試みていることも、ハラルドという人物に友情を感じていたからですよね。
世界から恐れられ嫌われているエルバフを世界というコミュニティの一員にしたいと願う王としてのハラルドの気持ちは、よく分かるし。
弱肉強食を旨とし世界政府が作る秩序を全く信用していないロックスも、間違ってはいないと思いますが。
それぞれが背負うものや価値観の違いは如何ともし難いですね。
ちなみに今週、相変わらずイーダに憎まれ口を叩きながらも、ジュースを「のむ」というガキンチョのロキに、ちょっと萌えました。
シャンクスとシャムロックの母親
四皇赤髪のシャンクスと、神の騎士団団長のシャムロックが、今や五老星となったガーリング・フィガーランド聖の双子の息子であることはほぼ確実ですが。
何と母親は天竜人ではなく、一般の下々民、しかも2年後に滅ぼされるゴッドバレーの住民だったようです。
今週、二人の母親について判明したのは
① 赤髪であること
② 聡明な人物であること
③ 夫(双子の父親)がゴッドバレーにいないこと
の3点です。
ガーリング聖はゴッドバレーに「少々停泊し」ていたとのことなので、その時にできた子供の可能性が高いですね。
愛情があったかは分かりません。
少なくとも、ゴッドバレーで「住民一掃大会」という鬼畜の所業を提案するということは、妻?恋人?の故郷に対する配慮は感じられませんね。
でもゴッドバレーでの大会では「見ていろ子供達」と言っているので、シャンクス達のことはちゃんと息子として認知する模様。
まだまだ謎の多いゴッドバレー事件でござる。