ワンピース第1062話“科学の国の冒険”感想・考察(その1)ベガパンクをルフィ達が救う?6体の“猫(サテライト)”とは

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ワンピース第1062話“科学の国の冒険”感想・考察(その1)ベガパンクをルフィ達が救う?6体の“猫(サテライト)”とは

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昨日ONE PIECE FILM REDを鑑賞して、未だ興奮冷めやらぬゾリラバです、こんばんは。

さすがに5回目ともなると、ストーリーより細部に目が行くようになるんですが、やっぱりクライマックス(シャンクスと赤髪海賊団の登場シーン)と、ルフィとウタの最後の会話には、涙腺崩壊でした。

時間があれば映画の感想もアップデートしたいなー。

 

さて、2週間ぶりのONE PIECEの原作も、恒例の“○○の国の冒険”のサブタイトルが冠され、いよいよ新章のスタートという感じですね。

前回の予想どおり、お腹を空かせたルフィが仲間の到着を待たずに新しい島の冒険を始めてしまいましたよ(笑)

早速感想いってみましょう。

今週はツッコミどころも結構あります。

以下、本日発売の週刊少年ジャンプに掲載された“ONE PIECE”の内容に触れますので、コミックス派、アニメ派の方はネタバレご注意ください。

 

PUNK-02“悪(リリス)”

前回登場した自称ベガパンクは、本人ではなくアンドロイドのような分身ではないかという予想は当たりましたが、どうやら分身は6人もいるようです。

しかもそれぞれ異なる人格を持っているような。

これまで断片情報から推測されたベガパンクの人柄になんとなく矛盾があって、人物像がいまいちはっきりしなかったのは、もしかして6人の性格が異なる分身がいたから?

 

今回フランキーやゾロが遭遇したのは、「PUNK-02」の“悪(リリス)”でした。

ベガパンクの悪の部分を体現しているということなのでしょうか。

悪の権化にしてはちょっとおマヌケでチャーミングだけど(笑)

どうも海賊を襲って金品を巻き上げるのを生業としているみたいですね。

 

ゾロとロビンは臨戦態勢

そのリリスが、麦わらの一味から金品を巻き上げようと、“海獣兵器(シービーストウェポン)”でサニー号を取り囲んだ時。

リリスを通信で止めたのは、どこかでこの場面をモニターしているらしき「PUNK-1」の“正(シャカ)”。

海賊から略奪することは科学者のプライドを傷つける行為だという価値観を持っているようです。

そしてシャカがリリスを制止した理由はもう一つ。

ゾロに瞬殺されるから。

ドンドットット、ドンドットット‼︎

 

そしてゾロの背後でロビンも臨戦態勢だということを、シャカはちゃんと見ていますね。

ワノ国後、ルフィ、ゾロ、ジンベエ、サンジ、ロビンの5人は懸賞金額が爆上がりして、麦わらの一味の5強と言っても差し支えないほど、残りの5人と差がつきました(30億のルフィは別格としても)。

ロビンの場合は、戦闘力よりもポーネグリフが読めるという世界政府にとっての危険性が高額懸賞金の理由でしょうが、こういう不測の事態にゾロと共に冷静に戦闘態勢に入れるところは流石です。

もっともフランキーやサンジ君は、リリスが思っているように意図的に囮として「おどけるバカ共」を演じていたわけではなく、「素」だと思いますけどね(笑)。

リリスちゃん、大丈夫。

油断させられたわけではなく、あれが麦わらの一味の自然体だから。

 

食いしん坊同盟

出会ったばかりのルフィとジュエリー・ボニーは、「食欲」という共通点であっという間に意気投合したようですね。

もう大笑いしながら乾杯しとる(笑)

“ONE PIECE”1062話

 

食べ物を介してこうもすんなり共闘の流れになるとはね。

これまで麦わらの一味と共闘したローやキッドやベッジら他の“最悪の世代”はちょっと屈折してるというか、敵に容易に心を許さないところがありましたが、彼らと違って、ボニーは性格がルフィと似て素直(単純とも言う)なのかも。

自分がこの未来島エッグヘッドに来た理由も、ベガパンクへの殺意もあっさりしゃべってるし。

ボニーが自分の仲間を置いて一人でこの島に来たのは、ローがパンクハザードに単身で乗り込んだのと同様に、父親絡みの個人的な用事だからなんでしょうね。

 

PUNK-05かPUNK-06か

今回、Dr.ベガパンクの分身“猫(サテライト)”として確認されたのは6人で、それぞれの分身には番号の他に名前がついています。

 

“ONE PIECE”1062話

 

ベガパンクが自分の性格を投影させたとしたら、「悪」とか「暴」とか「欲」といったネガティブな性質が半分を占めているのはちょっと不思議です。

必ずしも「善悪」や「正邪」のような対比にもなってないし、むしろ「想」「知」や「欲」「暴」のように性質の似た言葉が別のサテライトになっているのも面白い。

 

今週「あれ?」と思ったのは、ルフィ達の前に姿を現したPUNK-06が上の図の「欲」ではなく「暴」だと紹介されていること。

“ONE PIECE”1062話

 

服に描かれた「PUNK-06」が間違いか、「暴(アトラス)」の背景が間違いか、はたまた6人のチャート図が間違いか分かりませんが、恐らく単行本で修正されるでしょう。

それにしても「悪」のサテライトもそこまで極悪っぽくないし、「暴」もさほど問答無用に暴力的でもない感じ。

ベガパンクが元々そこまで悪人でも粗暴でもないってことなんでしょうか。

いずれにしても“猫”全員の登場が楽しみですね。

 

ゾロの出した要求や、きな臭いCP0の動き、その他小ネタについては、また明日書きますね。

ルッチが再びこの島のメインの敵キャラになるとは思えないんだけど、世界政府に狙われたベガパンクをルフィ達が守って味方につける展開はありそうだなぁ。

やだ、ワクワクするわ。

-ジャンプ

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