ワンピース第1050話“誉れ”感想・考察(その2)モモの助が「開国」を思いとどまる理由とは?おでんの想いとジョイボーイ

ジャンプ

ワンピース第1050話“誉れ”感想・考察(その2)モモの助が「開国」を思いとどまる理由とは?おでんの想いとジョイボーイ

投稿日:

今週、モモの助がズニーシャに告げた“「開国」はまだしない”という決意に、久々に頭を悩ませている“たまに考える人”ゾリラバです、こんばんは。

でもこうやってさりげなくぶち込まれる骨太な謎が、ワンピースの魅力なんですよね。

特に、大きな戦いが終わって次の冒険が始まる前のこの幕間の展開のコーフンといったら。

 

早速、昨日の感想の続き、いってみましょう。

以下、昨日発売の週刊少年ジャンプに掲載された“ONE PIECE”最新話の内容に触れますので、コミックス派、アニメ派の方はネタバレご注意ください。

 

武士の誉れ

今週、再び涙なしには読めないトノ康こと光月康イエとおトコの親子の絆の物語が描かれました。

「康イエ&トコ」のビブルカードで明らかにされたように、おトコは康イエが拾った子供で、二人は血のつながらない父と娘です。

でも二人の絆は、血のつながりなど大したことではないと思わせる強いもの。

ワンピースには、そういう素敵な「家族」がたくさん登場しますね。

ベルメールさんとノジコとナミ、ゼフとサンジ、エースのサボとルフィなどなど。

 

康イエは捕まったら殺されると知りながら自ら捕まりにいったと聞き、その理由を問いかけるおトコに、天狗山飛徹は、康イエが「ワノ国」の未来を守るため命をささげてくれたのだと答えます。

紡がれた未来でお前が幸せに生きられるようにな…

 

そう、光月おでんも霜月牛丸ら他の大名も、20年後に希望を託し、ワノ国の未来のための礎として散っていきました。

子供達が生きる未来のためなら、ためらいなく自らの命を投げ出せるのがワンピースの「立派な大人」のクオリティなんだよなー。

ワノ国の侍だけでなく、ロビンの母オルビアやサンジの母ソラなど偉大な母親達もそうでしたね。

 

その飛徹の答えを聞いて、空船に託す手紙を「お父ちゃんあいたいよ」から「お父ちゃんあいたいよありがとう」に書きかえるおトコちゃんが泣けるっす。

ゾリラバ、ホントにこういう健気な子供に弱いっす。

 

それとね。

なぜ厳格さと良識をもった霜月康イエともあろう人物がSMILEを食べたのか、ちょっと不思議だったんですよ。

それが明かされた今週。

娘のおトコがSMILEを食べちゃったからなんですね。

父にもくれぬか

と言う康イエに涙を禁じ得ませんでしたわ。

 

昔、子供時代のナミがアーロン一味の入れ墨を入れられて悲しんでいた時、ノジコが自分も入れ墨を入れて「こんなのただの飾りじゃん。どうってことないよ。」って言ったシーンを思い出しました。

悲しい運命までも共にする覚悟と家族愛に泣けるっす。

 

それぞれの勝利

全ての戦いを終えて、各地で喜びをあらわにする忍者海賊ミンク侍同盟の面々。

味方にカイドウの最期を実況し、高らかにルフィの勝利を宣言したのは、ヤマトからことの次第を聞いたらしいネコマムシの旦那です。

ドレスローザでギャッツが果たした役割ですね。

 

そして次々と運び込まれる重症者に、勝利を喜ぶ余裕はまるでないチョッパー。

あまりの負傷者の多さに珍しく涙目になってるチョッパーですが、もう誰も“たぬきさん”と呼ぶ人はなく、ちゃんと“チョッパー先生”と頼りにされてますね。

チョッパー先生、ゾロの治療、最優先でお願いします(ぼそっ)。

 

また、カイドウの敗北を信じられず攻撃を続けようとする百獣海賊団の残党に反撃しようとするフランキーと、それを止めるブルック。

こういう時のブルックの判断力は、さすが年の功という感じです。

WCI編でも、大混乱に陥った結婚式場でマザーカルメルの写真を割ったり、ロードポーネグリフの写しをしっかり盗み出したりと、ブルックには大局を冷静に見て素早く優先順位を見極める力がありますよね。

 

そしてすっかり反カイドウ軍側の発言が板についているヤマト(笑)

早くルフィに「仲間になれよ」と言ってほしい‼︎

「おれ達もう仲間だろ‼︎」でも「乗れよ、おれの船に!」でもオケ‼︎

 

「開国」はまだしない

そして今週最大の謎が、モモの助とズニーシャのテレパシーによる会話です。

鬼ヶ島決戦の最中に父おでんが残した航海日誌を読み、火事場の馬鹿力で鬼ヶ島と花の都を救ったモモの助。

これまでもモモの助が「開国」をためらう描写はありました。

もしこの場に父おでんがいて、現在の状況を見ても、「ワノ国を開国せよ」と言うだろうかと。

 

おでん様が言うワノ国の「開国」とは何かが今後の注目点だと以前も書きましたが、単に国境を開き通商や外交をすることでないのは明らか。

「開国」について分かっていたのは、ジョイボーイを迎えるため、という目的だけでしたが、ジョイボーイはルフィであることが既に判明し、そのルフィはもうワノ国にいます。

それがモモの助の判断に影響しているのかな?

 

まだモモの助はルフィ=ジョイボーイとは知らないかと思ってましたが、ズニーシャと心の声でやり取りしていたなら、既に聞かされた可能性もありますよね。

ルフィ自身は多分まだ分かってなさそうだけど。

聞いても「おれはジョイボーイなんかじゃねェ!モンキー・D・ルフィ!海賊王になる男だ‼︎」とか言いそうだけど(笑)

 

いずれにせよ、モモの助が「よーく考えた」上で出した、今はまだ「開国」しないという結論は、ジョイボーイであるルフィを既に「迎え入れている」ことや、もしかしたら世界政府への警戒感まで含まれているならすごいですね。

カイドウが敗れたらワノ国を直接支配下に置こうとしている世界政府の思惑までは知らないまでも、これまでワノ国が長く鎖国を続けてきた理由と現状を踏まえての判断なのでしょう。

鬼ヶ島決戦を経てのモモの助の成長ぶりには目を見張るものがあります。

1000年以上生きていて800年前のジョイボーイを知るズニーシャが、二つ返事でモモの助の決断を受け入れたことも、じわっとエモい‼︎

 

いつもワクワクゾクゾクするワノ国編のエピローグはまだ始まったばかりです。

しばらくはワノ国編の余韻と次なる冒険へのプロローグを楽しめそうですね。

まる。

-ジャンプ

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください。

関連記事

ワンピース第1138話“神典(ハーレイ)感想・考察(その1)シャンクスはシャムロックの双子の弟!聖地に戻った時期とは?

月曜午前0時に電子版のワンピース最新話を読んで、またしても興奮で眠れなくなった学習しない勤め人ゾリラバです、こんばんは。 おかげで今日も寝不足で1週間を始めるハメになりましたが、我がワンピースヲタク道 …

ワンピース第1112話“ハードアスペクト”感想・考察(その1)五老星迫る!各正面で続くピンチと脱出劇のスリル

満員の通勤電車の中で、3週間ぶりに“ONE PIECE”最新話を読める喜びにうち震えている、挙動不審な月曜のゾリラバです、こんにちは。 ワンピースは源氏物語のように日本の物語の傑作として長く後世に残る …

ワンピース 第913話 “鶴の恩返し” (感想その2)

夏休みが終わって5日ぶりの出勤で疲れきり、残りの夏を乗り切る自信を失っているゾリラバです、こんばんは。 さて、前回の感想ではざっくりとストーリーを追った今週のワンピース、改めて読み返してみると、いろい …

ワンピース第1118話“自由になる”感想・考察(その1)ルフィサイドは無事出航‼︎追撃の五老星と中断された配信

夕方に寝落ちて真夜中に目が覚めてしまい、つい0時配信のワンピース最新話を読んだら眠れなくなったゾリラバです、おはようございます。 月曜から早くも、ちゃんと仕事できるか心配です。 自由になりたい! &n …

ワンピース第1180話“魔気(オーメン)”感想・考察(その1)ゾロを一蹴し巨人も吹き飛ばすイムという圧倒的暴力

2時間しか眠れなかった月曜朝の通勤のシンドさを例える言葉が見つからない、脳の働き絶賛低下中のゾリラバです、おはようございます。 眠くて吐きそう(やっと捻り出した言葉がそれか)。 1日の仕事が終わった後 …

サイト内検索はこちら

カテゴリー