ワンピース第1007話“たぬきさん” 感想・考察(その1) チョッパー、大看板のクイーンに説教&一撃!文武両道の大活躍の巻

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ワンピース第1007話“たぬきさん” 感想・考察(その1) チョッパー、大看板のクイーンに説教&一撃!文武両道の大活躍の巻

投稿日:2021年3月15日 更新日:

先週後半は、現実世界の営みが忙しく、ONE PIECE世界に遊ぶ時間が取れなかったゾリラバです、こんばんは。

ワンピース禁断症状も出そうだったので、何としてもジャンプの感想だけはタイムリーに書きたいと全力で用事を片付け、本日0時と同時に読んだところ。

何ですと!?

ナニコレ!?

何なのこの展開…

 

もうびっくり仰天のラストの引きですが、まずは心を落ち着けて順に見ていきましょう。

以下、本日発売の週刊少年ジャンプに掲載された“ONE PIECE”最新話の内容に触れますので、コミックス派、アニメ派の方は、ネタバレご注意下さい。

 

ウィルスに対抗するウィルス

先週の予想どおり、チョッパーの抗体(正確にはウィルスを克服するウィルス)が、間一髪でヒョウ五郎親分達の完全鬼化に間に合いました。

サブタイトルどおり?今週の主役は完全に文武両道の活躍を見せたチョッパーですね。

 

抗体が短時間で量産できたとしても、どうやってこれだけ大勢の敵味方に投与するんだろうと思っていましたが。

なるほどウィルスを無効化するウイルスを噴霧すると。

その名も“チョパファージ霧砲(ネブライザー)”。

霧雲の形がかわゆいですねー(笑)

 

クイーンは田舎海賊団と馬鹿にしていますが、チョッパーは世界でも有数の医療大国出身で、名医くれはからあらゆる医療を叩き込まれ、更には高度な文明と医学・薬学を持つトリノ王国で2年間修行してますからね。

チョッパーが言うように、メンバーが世界各地に散らばって、それぞれの専門分野を2年間みっちり修行した海賊団なんて、空前絶後でしょう。

未来の海賊王の医者をなめたらあかんぜよ。

 

そしてクイーンのウィルス“氷鬼”から敵も味方も救ったことで、大量の敵を味方に寝返らせることに成功したことが何より大きいですね。

以前、彼我の大きな戦力差をひっくり返し、味方を増やすのがお玉ちゃんとチョッパーではないかと予想しましたが、予想が当たってライブフロアは黒い碁石がほぼ白一色になりそうです!

 

なんかごめーん!!!

そして皆の期待を一身に背負って目をキュピーンとさせながら登場した“たぬきさん”ことラブリーチョッパーが言いたかったこと。

それは。

 

たぬきじゃねェーっ!!!

 

いつものチョッパーの決め台詞?ですが、なんか新鮮ですね。

たまたま今回は近くに麦わらの一味がおらず、チョッパーをチョッパーと呼ぶ人がほぼいなかったために、敵も味方も「チョッパー=たぬき」でコンセンサスが出来つつあったから。

みんな死ぬか生きるかの時にチョッパーも呼び名を気にしている場合じゃなかったから。

今週だけで敵味方合わせてなんと10回も「たぬき」「タヌキ」と連呼されてます(笑)

 

だからこそ、無事にウイルス対抗ウイルスを完成させて、おまけにランブルボールで巨大化してクイーンを殴りながらの

たぬきじゃねェーっ!!!

 

最高にカッコいいです。

みんなが「なんかごめーん!!!」となるのも当然。

マルコの表情とドレークの手つきが最高に笑えますガネ。

 

人工悪魔の実の失敗作

2年ほど前に、「カイドウは、海軍に何度も捕まっているので、ベガパンクが人造悪魔の実を作る際にカイドウの血統因子を研究材料にした可能性がある」と書きましたが、こちらも読みが当たりましたね。

珍しい…。

 

そしてモモの助は今回、ヤマトの背中に密着しての逃走で、さぞや服の中で鼻の下を伸ばしているかと思いきや。

全然違いました。

それどころか自分の弱さ、不甲斐なさに苦しみ、立派だと言われることへの反発からか、鬼ヶ島に来て初めて、龍の姿に変身してしまいました。

ベガパンクの失敗作とされる人工悪魔の実をパンクハザードで口にして以来、恐怖に駆られると自分の意思とは関係なく龍に変身してしまうようになったモモの助ですが。

鬼ヶ島での最終決戦が始まってからは、裏切り者のカン十郎にリンチされても、カイドウに処刑されそうになっても、龍の姿に変身しませんでした。

そしてどうやら今回の変身は、いつもの恐怖から来るものとちょっと違うみたい。

サイズもいつもより少し大きいような気がします。

 

ここで、CP-0が語る「失敗作で良かった」という言葉が意味深ですよね。

これは「失敗作」故のリスクに今後モモの助が見舞われる布石とも取れます。

しかし逆に、実は失敗作ではなく、ベガパンクがカイドウに匹敵する力を政府に渡したくない故に「失敗」と言ってパンクハザードに保管していた、すなわちモモの助がカイドウに対抗するキーパーソンとなる伏線とも読めます。

ゾリラバは、後者のような気がします。

なぜならその方が面白いから。

べべんっ!!!

 

例えば、現在カイドウの能力で浮いている鬼ヶ島が花の都に落とされるのを止められるのが、同様の能力を持ったモモの助だったりすると最高に盛り上がります。

最終決戦が始まってからモモの助の中で何かが変わり始めているのは確かなようで、それが人工悪魔の実の能力に影響するのか。

いよいよモモの助の覚醒来るか!?

 

これについては、また明日、最後のびっくりおでん様登場と合わせて考察してみたいと思います。

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