ワンピースが休載だとジャンプを買わないため、他の漫画のストーリーがわからなくなって途方にくれるゾリラバです、こんばんは。
いやぁ、ワンピ以外にも面白い漫画あるんですけどね。
最近では、“Dr.stone”とか“約束のネバーランド”とか。
でもやっぱりワンピースの載ってないジャンプは、クリープを入れないコーヒーというか、コーヒーのないクリープみたいで、食指が動かないよい。
いちいち例えが古くてすみません。
さて、今日の何でもランキングは、理想の母!
「母親」が少ないワンピース
ワンピースには、あまり「母親」が登場しません。
麦わらの一味9人のうち、生母が登場したのは、ウソップとロビン、それから最近になってようやく判明したサンジくらいで、主人公のルフィでさえ、全く母親への言及はありません。
その理由を聞かれて、以前、尾田っちは、
「母親」は「冒険」の対義語だから。
と答えていました。
上手いこというね。
確かに、優しく暖かい母親がいる家庭から、命がけで冒険の海に出て行こうと思う少年少女は少ないかもですね。
そんなワンピース世界にも、
ああ、こんなお母さん、いいなあ
と思うキャラは少数ながらいます。
そんな5人のお母さん達について語りましょう!
第5位
ドロドロドロ…
ビッグマム!
なんちて。
冗談です。
あれはちょっとイヤ(笑)
改めて、第5位!
ヴィンスモーク・ソラ!
早速、サンジママの登場です。
サンジのママ、ソラさんの優しい笑顔はまだ記憶に新しいですね。
チビサンジが作ったデロデロのお弁当を、「んー、美味しいっ!!」と言って完食してくれる優しいママ(第841話)。
生まれてくる子供達の人間としての「心」を守るため、劇薬を飲んだことが遠因で、若くして還らぬ人となってしまいました。
ソラが元気なら、サンジは母親を残して海に出ることはなかったかもしれません。
世界経済新聞の絵物語に出てくる海の戦士「ソラ」との関係も、非常に気になるレロ。
第4位
続いて第4位!
ドロドロドロ・・・
ポートガス・D・ルージュ!!
海賊王ゴール・D・ロジャーの血筋を根絶やしにしようとしていた世界政府の目を欺くため、実に20か月もの間、わが子を胎内で守り、出産後まもなく息絶えたエースのお母さん。
その名は頂上戦争の際に、センゴク元帥によって明かされました。
女は我々の頭にある常識を遥かに超えて
子を想う一心で実に20か月もの間
子を腹に宿していたのだ!!
(第550話)
いやー、まさに母は偉大なり。
エース自身も、「大恩あるおふくろ」と言っていたので、ガープじいちゃんから、母親の執念がもたらした出産の奇跡については聞いていたんでしょうね。
今頃、天国で親子3人、水入らずで幸せだといいなぁ(涙)
第3位
ドロドロドロ・・・
リュウグウ王国のオトヒメ王妃!
ポートガス・Ⅾ・ルージュが息子エースの命を守るために身を削り、ヴィンスモーク・ソラが息子サンジの心を守るために命をかけたとするなら、オトヒメ王妃は、愛する子供たちの未来のために生涯をささげたと言えるでしょう。
今回、惜しくも番外になったロビンの母、ニコ・オルビアもそうでした。子供たちが生きる未来を私達が諦めるわけにはいかない、と。
憎き天竜人に武器を向ける魚人達の前に体を張って立ちふさがり、「子供たちが見ています」と言ったオトヒメ王妃は、4人の我が子だけでなく、王国のすべての子供たちの未来のために行動していました。
人間とわかりあえる未来を信じ、魚人や人魚をサカナ呼ばわりする天竜人達の住むマリージョアに、単身乗り込んでいく勇気と行動力。
オトヒメ王妃は、凶弾に倒れて死が近づいている時でさえ、子供たちの未来を案じていましたっけ。
妹しらほしが母の死にショックを受けて海王類を暴走させないように、死にゆく母を前にして明るく振る舞おうとする幼いマンボシ、リュウボシ兄弟の姿は、何度読んでも涙を誘います。
まさに、この母にしてこの子たちあり、ですね。
第2位
そして第2位は!
ドロドロドロ・・・
ナミの育ての母、ベルメールさん!
ベルメールさんについては多くを語る必要はないでしょうね。
Belle mere (アクセント記号略)というのは、フランス語で「義理の母、血のつながらない母」という意味ですが、「美しい」「母」という意味にもなります。まさに強くて美しい魂を持った母、ベルメールさんのこと。
ノジコ‼ナミ‼大好き♡
(第78話)
というベルメールさんの最期の言葉ほど、悲しくて嬉しくて忘れられない遺言はないでしょう。
どこの誰かもわからない戦争孤児のノジコとナミを育て、彼女たちの母親であることを否定するくらいなら
口先だけでも親になりたい
あいつら・・・私の子でしょ?
(第78話)
そういって逍遥と死を受け入れたベルメールさん。
最初に読んだ時、ゾリラバは、もっと別の方法があったのではないか、なにもここで馬鹿正直に告白しなくても、元海兵なんだし、なんとかみんなが生き延びる方法はなかったのか、と思いました。
でも、なかったんですね。
脱出用の船は壊され、周辺海域も含めてすべてアーロン達魚人の支配下に置かれていて、やってくる海軍の軍艦もすべて沈められてしまう。そもそも最弱の海イーストブルーには、そんなに強力な海軍もいないのでしょう。
その後7年にも及ぶココヤシ村の悲劇がそれを物語っています。
ともあれベルメールさんが自分の命と引き換えに守ったノジコとナミは、ベルメールさんそっくりの強く美しい魂をもつ娘たちに育ち、たとえ血はつながっていなくても、母と娘たちの絆は、未だに私たちを感動させてくれます。
第1位
えー、あと誰が残ってたっけ?
そう思ったあなた。
準備はいいですか。いきますよー。
ドロドロドロ・・・
カーリー・ダダン!!!
はい、異論が出るだろうことは予想できます。
ベルメールさんよりダダンなの!?と。
誰もが恐れる山賊の棟梁でありながら、そんなことは全く意に介さないガープじいちゃんから、まだ赤ん坊のエースを「おまえが育てろ」といって押し付けられ、10年後にはルフィまで育てる羽目になるダダン。
野生児というよりは野獣のようなエースとルフィに振り回されながらも、二人を17歳まで育て上げ、巣立ちの日には憎まれ口をたたきながら号泣していたダダン。
山賊とはいえ、海軍の英雄であるガープじいちゃんが、子供たちを託し、酒を飲みながらロジャーの昔語りをするくらいですから、よほど人柄を信頼していたのでしょう。
エースも死の間際にダダンを思い出し、懐かしんでいました。
ゾリラバにとって、ワンピース史上、最も感動して号泣したシーンはですね
「クソお世話になりました」でも「ぼくは本当に幸せだった」でも「愛してくれてありがとう」でもなくてですね(いずれのシーンも泣いたんですけれども)
エースが頂上戦争で死んだあと、フーシャ村に帰ってきたガープに対し、殴りかかりながら
てめェ あの戦争の現場にいて!!!
あいつらの目の前にいて・・・!!!
・・・なぜエースを見殺しにした・・・!!!
家族より任務かよ!!おいガープ!!
何が海軍の英雄だァ!!!くたばれ!!!クソジジィ
(第590話)
と言ってダダンが涙を流すところなのです。
あー、書いてるだけで涙腺が。
ダダンは、ボンちゃんと並んでゾリラバの思い入れが深い人物なので、また誕生日にでもキャラ語りをしたいと思います。
ダダンの誕生日は8月30日。何をかくそう、おとめ座よ、うふ♡