ワンピースコミックス巻100“覇王色”感想まとめ(前半)

まとめ記事 コミックス

ワンピースコミックス巻100“覇王色”感想まとめ(前半)

投稿日:2021年9月7日 更新日:

ゾロの出生の謎について長いこと考えを巡らせていたら、老境に差し掛かったゾロと縁側でお茶を飲んでいる夢を見た枯山水、ゾリラバです、こんにちは。

よりによってなんでいきなり隠居生活!?

と、目が覚めて少し残念に思いましたが、ゾロとの陽だまり縁側時間が幸せだったのでまぁいいか(いいの?)

 

ここのところのONE PIECE関連書籍出版祭りで、いつになくマメに記事を更新しているゾリラバですが、今日はいよいよ本丸。

コミックス100巻記念企画のそもそもの主役であるONE PIECE巻100について、べべんっ!と感想を3日間にわたりお送りしたいとおもいます。

新しい情報として1番語りたいSBS関連は、いつものように最後にとっときます。

大人ですから。

 

それにしても改めてコミックスで一気読みすると、感慨もひとしおですねー。

原作がジャンプに掲載された時のリアルタイム感想もいつものようにリンクを貼っときますので、もっとガッツリ感想•考察が読みたいぞ!という奇特な方はそちらからどうぞ〜。

 

第1005話“悪魔の子

さて、記念すべき第100巻は、第1005話からスタート。

アーレートラップに引き寄せられ、飛び六胞のブラックマリアにあっさり捕らえられたサンジくん。

ブラマリ姉さんは、ポーネグリフを読めるニコ•ロビンを手に入れるため、サンジを痛めつけ、ロビンを呼び寄せるよう命じます。

ここで大方の予想を裏切って、ソッコー全館放送でロビンに助けを求めるサンジくん。

ロビンちゃんが来てくれなかったらおれは殺されるー!!!

助けてー!!!

 

麦わらの一味をよく知らない敵は呆気に取られ、サンジくんを情けないと嘲笑います。

でも、これはかなり熱い!

全ての女性の下僕を自認するフェミニストのサンジが、恥も外聞もなくロビンに助けを求めたのは、仲間としてロビンの強さを認め、呼び寄せたからといってあっさり捕まるロビンではないと全面的に信頼しているから。

いやー、頼られたロビンも嬉しかったでしょうねー。

わかるわー。

 

巨大樹(ヒガンテスコマーノ)スパンクでブラックマリアの横っ面を張り、腰に手を当てて啖呵を切るロビンのなんとカッコ良いこと!

サンジじゃないけれど、思わず「ロビンちゃーん!!!」と叫びたくなりますわ。

 

頼ってくれてありがとう♡

のウィンクも値千金なり。

第1005話感想•考察(その1)

第1005話感想•考察(その2)

 

第1006話「侠客“花のヒョウ五郎”」

第1006話の主役は、サブタイトルどおり、かつてワノ国の大親分だった花のヒョウ五郎。

20年も兎丼の囚人採掘場に収監されていたために、痩せ衰え小さく萎んでいた伝説の侠客が、クイーンの死のウィルス「氷鬼」によって“命の限界”まで力を引き出されたことで、寿命と引き換えに往年の強さを取り戻し、最期の闘いとばかりにライブフロアを席巻します。

それを援護するのは、キングとクイーンの大看板2人を1人で引き受けているマルコ。

マルコも元四皇白ひげの一番隊隊長なので、戦力的には決してキングやクイーンにひけを取ることはないでしょうが、逆に言えば、自分と同じ強さの敵を2人同時に相手にしているということ。

圧倒的に不利な戦いで、時間稼ぎが精一杯でしょう。

ライブフロアの上も下も時間との戦いになってくる中、皆が待ち望んでいるのはチョッパーの「氷鬼」の抗体の完成です。

第1006話感想•考察(その1)

第1006話感想•考察(その2)

 

第1007話“たぬきさん”

「氷鬼」のウィルスに感染したヒョウ五郎親分と大政の親分が、見境なく暴れる鬼と化す前に、仲間の手によって首を斬られることを望んだまさにその瞬間。

チョッパーが開発した抗「氷鬼」ウィルスが、チョッパーのキュピーンという笑顔と共に到着しました!

チョッパーの医療は味方を救っただけではありません。

部下のプレジャーズやウェイターズに、せめて鬼になって死んで役に立て、と言う非情なクイーンに対し、敵も味方も救おうとする医者チョッパーに、クイーンの部下達も心を動かされ次々と寝返っていきます。

そしてチョッパーを良く知る仲間がいないライブフロアで、敵からも味方からも“たぬき”呼ばわりされることに甘んじていたチョッパーが

たぬきじゃねェーっ!!!

の決め台詞?とともに巨大化してクイーンにクリティカルヒットをかました時の爽快感と言ったら!

マルコやドレークの“なんかごめーん!!!”の表情も爆笑www

第1007話感想•考察(その1)

第1007話感想•考察(その2)

 

第1008話“頭山盗賊団棟梁アシュラ童子”

第1008話の主役は、赤鞘九人男の1人にして、頭山盗賊団の棟梁だったアシュラ童子。

第1005話から連続4話、サブタイトルが反カイドウ軍の戦士達の名前になっていますね。

 

前話の引きで、突如、赤鞘の侍達の前に姿を現した主君光月おでん。

「トキトキの実の力で未来に飛んできた」「共にカイドウを倒そう」というおでんに、感涙にむせび付き従おうとした錦えもん達ですが、涙を流しながらも冷静に偽者と見破ったのが、アシュラ童子と雷ぞうでした。

本当にこの回のアシュラはカッコよかった。

本物と信じたい錦えもん達の気持ちがよくわかるからこその偽者への怒り。

しかもそれが昨日まで仲間と信じて疑わなかった40年来の同志の仕業だから救いがありません。

 

カン十郎の遠隔操作による偽者が、赤鞘の侍達を道連れに自爆しようとしたその時、とっさに身体が動いたのもアシュラでした。

偽おでんにグサグサ刀を突き立てられても離さず、抱きついたまま階下に落ちたアシュラ。

あの刀傷と大爆発では、普通なら生存の望みは薄いでしょうが、そこは漫画だし、ペルの例もあるし、なんとか生きてて欲しい!

第1008話感想•考察(その1)

第1008話感想•考察(その2)

 

第1009話“奈落”

各地で奮戦を続けている反カイドウ軍ですが、久々に場面が屋上の四皇vs最悪の世代のバトルに戻ります。

ルフィ、ゾロ、ロー、キッド、キラーの5人が力を合わせても、攻めきれないどころか攻略の糸口さえ見つけられない人外の強さのカイドウとビッグ・マム。

2人が並び立つ絶望的な地獄絵図に、四皇引き離し作戦に出た新世代組(ルフィ以外)は、にわか共闘チームとは思えない見事な連携プレーで、ビッグ・マムを屋上から追い落とすことに成功します。

 

それにしても覇気をまとった人獣型のカイドウの“降三世引奈落(こうさんぜらぐらなく)”の威力たるや。

まともにくらったルフィは、またも白眼をむいて気絶してしまいました。

でも、そのおかげでルフィは何かをつかんだようです。

 

ま、この第1009話を一言で総括すれば、ゾリラバのゾロがあまりに素敵過ぎるということなんですけどね。

第1009話感想•考察(その1)

第1009話感想•考察(その2)

 

 

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