今週のワンピースを何度も読み返しては、ナミの涙に胸を熱くしているゾリラバです、こんばんは。
早速、昨日の感想の続き、いってみたいと思います。
以下、今週の週刊少年ジャンプに掲載された“ONE PIECE”最新話の内容に触れますので、コミックス派、アニメ派の方は、ネタバレご注意下さい。
“うる頭銃(ずがん)”の威力
うるティとページワンを相手に戦闘を繰り広げていたウソップとナミですが、飛び六胞二人を相手にするのはやはり荷が重すぎたようです。
というより、中長距離からの戦闘支援タイプのウソップとナミが、パワーヒッターの動物系古代種の恐竜二人を相手に近接戦闘をするのは、いかにも分が悪いですよね。
魚人島の集団戦では威力を発揮した必殺“緑星デビル”も“竹ジャベ林”も、四皇の幹部である飛び六胞にはまるで通用しないようです。
残念!!!
打撃に強いゴムで武装色の覇気が使えるルフィでさえ、うるティの頭突きで吹っ飛んだのですから、生身の人間のウソップやナミではひとたまりもありません。
ウソップの頭蓋骨の受難再び
うるティの頭突きによってウソップの頭蓋骨にヒビが入る様子は、アラバスタでのミス・メリークリスマス&Mr.4との死闘を思い出させますね。
4番バッターであるMr.4のフルスイングを頭にもろにくらって、あの時のウソップも生きているのが不思議なくらいでした。
しかし、パキケファロサウルスの能力者で当然武装色の覇気も使える今回のうるティの“うる頭銃”は、おそらくそれより遥かに大きな威力なんでしょうね。
ウソップの頭蓋骨に見事にヒビが入っています。
そしてそばには頭から血を流して倒れているか弱いナミさんの姿が!
ナミも既にうるティの頭突きを喰らってしまったようです。
なります…絶対に…
もう一度うるティの頭突きをくらったらきっと死ぬ、と分かっている状況で、ルフィが海賊王になることを泣きながら宣言した今週のナミさんに、改めて惚れ直したファンは多いでしょう。
なんでしょうね、このじわっとくる感動は。
ナミさんは、普段から「自分の命(とお金)が大切」というところはブレなくて、ルフィ達男どものような「敵に後ろを見せない矜持」だとか「戦いに負けられない意地」みたいなこだわりはありません。
今回もあっさり負けを認めてうるティに命乞いをしています。
でも!
ルフィが海賊王になることを否定しろと言われて、虫の息で絞り出した言葉が
ルフィは…
“海賊王”には…
なります…絶対に……
うぉー、ナミすわーん!
だってなるもん……!!と子供のように大泣きしているナミさんがかわいすぎです。
同じように瀕死のウソップだって、ウソでいいんだ、とナミに心で語りかけているけれど、逆の立場だったら絶対にナミと同じ事を言ってるよね。
アラバスタの時もそうだったように。
奇しくもあの時もウソップを奮い起たせたのは、ルフィの海賊王になるという夢をミス・メリークリスマスが嘲笑ったからでした。
デジャブりますねー。
麦わらの一味にとって、ルフィが海賊王になるということだけは、絶対に譲れないんだよなー。
何話か前にフランキーがナミに、ルフィを海賊王にする気はあるのかと問いかけたのには「おや?」と思いましたが、あれは今週の伏線だったんですね。
最終兵器お玉
ナミさんの絶体絶命のピンチに、突如現れたのは、なんと狛ちよにのったお玉ちゃん。
えー、どうやって鬼ヶ島に渡ってきたの!?
もしかして兎丼で手なずけたババヌキ達の手引きで来たのでしょうか。
お陰でナミさんは危機一髪で窮地を脱しましたが、これで劣勢が変わるわけではないでしょう。
お玉ちゃんがババヌキ達看守らを味方として引き連れて来たとしてもです。
でもお玉ちゃんが来たということは、百獣海賊団のSMILEの能力者達を大量に寝返らせられるワイルドカードを手に入れたということ。
鬼ヶ島でのこれからの闘い、ますます目が離せませんね!
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