月曜の朝からいそいそと今週のデジタル版ワンピースを読んで、いよっ、待ってました!と思わずベッドで叫んだクールな大人、ゾリラバです、こんにちは。
とうとう来ましたね、あの頼れる漢が!
間に合って良かった!
早速、感想いってみましょう。
以下、本日発売の週刊ジャンプ掲載“ONE PIECE”最新話の内容に触れますので、コミックス派、アニメ派の方はネタバレご注意下さい。
爪を隠していたカン十郎
ドレスローザ編から登場し、もう長いことお馴染みだった割には、今思えば深くキャラが掘り下げられることのなかったカン十郎。
皮肉なことですが、裏切り者であることが判明してから急に、その人物や能力が深みと厚みを増してきました。
昨日の敵は今日の友。
その逆もまたしかり。
敵味方の入れ替わりの激しいワンピでは慣れっこでも、まだカン十郎の心の闇の深さについていけないのですが、能力を隠していたことだけはよくわかりました。
即興で見事な鶴を描いて見せる画力。
錦えもんがいろいろ騙されていたことを知って「腹の立つ!!」というのも無理ありません。
そしてしのぶを一瞬で戦闘不能にし、モモの助を救出せんとする河松を片手で退けるほどの武の力。
更に、広範囲に“墨の矢”を降らせる悪魔の実の能力。
この“浮世夕立ち絵図”の技が、“夕立ち”カン十郎という二つ名の由来でしょうか。
優れた悪魔の実の能力を残念な画力のせいで使いこなせていない、無害で憎めないカン十郎は、実在しない人物でした。
ああ、無情。
モモの助の覚悟
カン十郎に拐われながら、8才のモモの助も“大将”としての意地を見せました。
カイドウにおでん城の上から落とされそうになって以来と思われる高所恐怖症のトラウマに負けそうになりながら。
ゾリラバ的には、勇気を振り絞って侍達を鼓舞した言葉以上に、カン十郎に言った言葉が胸に来ました。
せっしゃが“光月おでん”でないことはせっしゃが一番わかっておる!!
誰よりもわかっておる!!
ワノ国に殉じて英雄となった偉大な父親に、武力も心力も遠く及ばない我が身を恥じ、悔しく思う気持ちが伝わってきます。
そんなモモの助の懸命な言葉だからこそ、侍達を奮い立たせます。
ルフィは相変わらずルフィで、「友達だからな!!!」という理由だけで十分に戦えますが。
おぬし顔面どうした!?
雷ゾウ、よくぞ、ツッコんでくれました。
狂死郎の正体について種明かしをされてからも、あまりにも違う見た目に、こちらも何となく違和感の残る傳ジロー。
先日発売されたコミックス96巻のSBSでは、尾田っちが狂死郎親分を“渾身のデザイン”と語っていました。
狂死郎親分ももちろんカッコいいんですよ。
カッコいいんですけどね…
過去編の傳ジローのビジュアルが良すぎた!
ゾリラバのストライクゾーンど真ん中過ぎた!
20年を経て渋味を増したあの傳ジローを見たかった!
はぁはぁ。
いかん、コーフンし過ぎました。
せっかくの雷ゾウのツッコミも“いろいろあるのさ”でスルーされて残念ですが、今後、狂死郎のシンプルな顔も、闘いの中で深みを増していくことに期待!
ジンベエの仁義が最高
必ず来ると信じていても、間に合ってホッとしました。
ジンベエ、キター゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚
先週のジンベエの誕生日キャラ語りで、「合流は間近」と書きましたが、やはり、鬼ヶ島上陸前の海の上で「一味のピンチにカッコ良く登場する」という予測は当たりましたね。
登場はあと数週間先かなと思っていましたが、やはりワノ国編は展開が早いです。
しかもなんとなんと既に人物紹介の欄が「麦わらの一味」になってる!
海賊「麦わらの一味」
操舵手
“海侠のジンベエ”
懸賞金4億3800万ベリー
これで麦わらの一味におけるゾロの懸賞金4番手が確定しました…(そっち!?)
役職はやはり、操舵手ですね。
サブタイトルでの“9人目”コールは、そうすると全て終わった後の勝利の宴でってことでしょうか。
あるいは先に操舵手の腕前を見せつけてサブタイトルを飾るような海戦が来るか!?
いやー、楽しみすぎる♪
驚くローとキッド
ジンベエの仁義の口上に驚くローとキッドに、逆にちょっと驚きました。
ジンベエが麦わらの一味に入るためにビッグ・マムに杯を返上して啖呵を切ったことは、世界経済新聞のモルガンズ社長が詳細に記事にしていたと思ってたから。
ずっとワノ国でカイドウに捕らえられていたキッドはともかく、同盟相手のローまでが“ウソだろ”って…
ウソだろ(笑)
ワンピース SCultures BIG 造形王頂上決戦VI vol.4 ジンベエ(プライズ)