ワンピース第959話“侍” ネタバレ感想・考察(その1) サニー号爆破と焼かれたおこぼれ町~謎が謎呼ぶ討入り当日

ジャンプ

ワンピース第959話“侍” ネタバレ感想・考察(その1) サニー号爆破と焼かれたおこぼれ町~謎が謎呼ぶ討入り当日

投稿日:2019年10月21日 更新日:

医者の薬を飲んで週末安静にしていたのにたちの悪い風邪が治らず、無理に笑いながら仕事をしていたら、“いつも元気はつらつですね!”と言われた、見た目だけ健康優良児のゾリラバです、こんばんは。

しんどい時や厳しい局面ほど笑ってしまう西部劇のガンマンみたいな癖で、子供の頃から損ばかりしている気がします。

でも、かのきただにひろし先生もワンピのOP“OVER THE TOP”で

つらい時こそ~笑っとけ~!

と歌っておられますし。

かの偉大なサウロ中将も

苦しい時は笑っとけばええ。

と珠玉の名言を残しておられます。

 

しかし今週のワンピースは、なかなか笑うことが難しい展開になってきましたね。

一時はすべてが順調に進んでいるように思えたワノ国編ですが、全く予断を許さない状況になってきました。

早速感想いってみましょう!

ここから先は、週刊ジャンプ掲載のワンピース最新話の内容に触れますので、コミックス派、アニメ派の方は、ネタバレご注意下さい。

 

オロチの進軍阻止作戦

以前も、「オロチはゲスだけど馬鹿殿ではない」と書きましたが、今回も優秀なスパイの情報を踏まえて各地の反乱軍をうまく足止めしたようです。

なるほど、4000人以上を捕らえるのは無理でも、郷と郷をつなぐ“大橋”を破壊すれば移動できないと。

なんとサニー号も発見され爆破されてしまった描写が。

サニー、修理できるレベルなんでしょうか。

せっかくフランキー達が修理した5000人乗れる船も全て破壊されたですと!?

オロチ側からの描写だと、もう「反カイドウ同盟軍、どーすんだ、コレ」状態ですが…。

 

うーん、どうも怪しい。

サニー号があんなモブにあっさり大破されているとは思えない。

これもホールケーキアイランド脱出時のようなおとり(デコイ)だった可能性あるかな。

 

また、郷と郷とをつなぐ大橋が爆破されたとしても、渡河する方法はいろいろありそうな。

オロチが地図に付けた×印を見ると、各郷から花の都へ進入する経路は無傷のようなので、都を経由すれば、各地から常影港に集まることは可能そうです。

もしかしてこれが狂死郎が都に一人残った理由だったりして。

 

また、ローがいればシャンブルズで河を渡すことは出来そう。

人数が多いからかなり消耗しそうだけど、パンクハザードで軍艦浮かしてたことを思えばね。

あるいはフランキーの兄貴なら、橋くらい秒で作れそう。

スリラーバークでやってたし。

今週のやりとりからは、あまり早く集結すると気づかれるからぎりぎりに移動する、という作戦が裏目に出たように読めますが、これが逆にミスリードの可能性もあるよね?(←全てを疑ってかかるミステリー愛読者バイアス)

 

おこぼれ町の心意気

ルフィにのされたクセに早くも復活しておこぼれ町の人々をシメにきたホールデム。

町の人を庇っておこぼれ町からホールデムを引き離そうとするお鶴さんの気丈な覚悟も立派なら、食糧泥棒の罪を被って“侍”達の決起を守ろうとするおこぼれ町の町人達の心意気も泣けます。

都の門外のえびす町にしても九里のおこぼれ町にしても、ワノ国の人達は、「貧すれば鈍す」とい言葉とは無縁で、爪に火をともすような生活をしていても、人情や心意気、矜持を失っていないところがカッコいい。

でもその心意気はホールデムによって踏みにじられたようで、おこぼれ町の者達は「罪を破り焼かれてしまった」らしい。

たぶん「罪を破り」は「罪を被り」の間違いで、コミックスでは修正が入りそうですが、問題はそこではなく、「焼かれた」という記述。

→(追記)コミックス95巻ではやはり「罪を被り」に修正されていました。

 

さすがに善人が全員火あぶりにされたということはないだろうから(少年漫画だし)、おそらくホールデムが町に火を放ったということでしょうね。

もちろんお鶴さんは生きているでしょうが、錦えもんが悲壮な覚悟を決める一因にもなってしまったようです。

 

光月おでん参上

そしていよいよラストシーンで、これまでシルエットでしか登場しなかったおでんの後ろ姿が描かれました。

39年前の花の都のようです。

→ワンピース公式サイトで41年前の誤りだったという訂正が入りました!

 

都には当代きっての人気者あり…

という紹介文とは裏腹に、都の人々のおでんに対するリアクションは、とんでもない暴れん坊か鼻つまみ者に対するそれです。

さっさとしねー!!

などという声も聞こえます。

娘や女房を隠せって…おでん様、あんた一体何しとるんすか!!?

 

いずれにしても、39年前のおでんは、名君とは程遠い悪太で、おそらくここから待ちに待ったおでんの過去編が始まるのでしょうね。

まだ、赤鞘九人男もおらず、将軍である光月スキヤキから勘当されて都を追い出される前の姿でしょうか。

戦桃丸のような帯を締め、人足か飛脚のように尻はしょりをして脛毛ボーボーの脚に下駄をつっかけて歩く姿は、将軍のお世継ぎとはまるで思えません。

…ワクワクしますね!

来週以降、ワノ国の年表が一気に充実しそうなファンタスティックな予感。

 


一番くじ ワンピース ワノ国編~第一幕~ E賞 お菊 フィギュア 全1種

-ジャンプ
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

ワンピース第936話 “大相撲インフェルノ” 感想・考察(その1) 赤鞘九人男の河松はカッパ?

週間ジャンプを電子版で購入するようになってから、布団の中で朝イチにワンピースを読める喜びを満喫しているマンデーブルーファイター、ゾリラバです、こんにちは。 今週のワンピースも、ワノ国のあちこちに散らば …

ワンピース最新第961話“山の神事件” 感想・考察(その1) オロチは康イエのコマ使いだった!錦えもんと傳ジローはおでんの一番弟子

先週に輪をかけて多忙な1週間を終え、出口の見えないトンネルを歩いている気分のゾリラバです、こんばんは。 苦境の長いトンネルを抜けるとトンネルであった。 と日本文学史に残るノーベル賞作家も言っています( …

ワンピース第1088話“最後の授業”感想・考察(その1)ガープからコビー達へ受け継がれる意志と海軍の新時代

大好きなガープじいちゃんに関する半年前の悲しい予想が当たってしまって、今週のサブタイトルを見た瞬間、涙目になったガーピストのゾリラバです、こんにちは。 もうね。 ペドロ、霜月康イエ、アシュラ童子、イゾ …

ワンピース第1048話“二十年”感想・考察(その1)ついに傳ジローがオロチを成敗!ルフィの“猿神(バジュラング)銃”とは

「ワンピース」「感想サイト」でググったら、一番最初に自分のブログが表示されてぶったまげたゾリラバです、こんばんは。 ブログ開設から4年目にして謎のバズり? 駄文もせっせと書き続けたら、ついにグーグ○さ …

ワンピース第1050話“誉れ”感想・考察(その1)ついに勝者“ルフィ”コール!マグマに沈んだカイドウとビッグ・マムの生死

ついに発せられたルフィの完全勝利を伝える恒例のビクトリーコールに、(真夜中なので声を殺して)雄叫びを上げ、拳を突き上げたゾリラバです、こんにちは。 ホントにやっちゃいましたねー。 一夜明けても興奮が留 …

サイト内検索はこちら

カテゴリー