8月初めの怒濤のワンピース祭りを控えて、ソワソワと落ち着かない遠足前の小学生もどき、ゾリラバです、こんばんは。
8月は、またビブルカードの発売日が1日早まるようですし、映画は公開されるわ、東京ドームでONE PIECEリアル脱出ゲームはあるわ、モンキー・D・ルフィ島やUSJは盛り上がってるわで、ホントに身体があと2つくらいあればいいのにと思います。
さて、今週のワンピース、またワノ国での物語の歯車が動きました。
以下、今日発売の週刊ジャンプ掲載のONE PIECE最新話の内容を含みますので、アニメ派、コミックス派の方は、ネタバレご注意下さい。
Contents
おれ達の道
海楼石の錠から解放され自由の身になったキッドとキラー。
てっきり共闘の流れになるかと思ったら、そう簡単にはいきませんでした。
心を折られていたのは、兎丼の囚人達だけではなかったようです。
自分が投獄された時には意気軒昂で、ルフィと張り合ってさえいたキッドですが、相棒のキラーが受けた仕打ちを見て、すっかりカイドウに対する闘志を折られてしまった様子。
当面カイドウを倒すことより仲間を救い出すことに専念するようですね。
同盟相手だったアプーとホーキンスの裏切りも、ルフィ達との共闘を拒否する気持ちに繋がっているようです。
今回は、いったん袂を分かったキッド&キラーですが、決戦ではきっと共闘するのではないかなー。
戦いのその先の夢
兎丼の囚人達の折れた心を奮い立たせることには成功したルフィ達ですが、ルフィが海賊と知って嫌悪感を示す元侍の囚人達。
海賊といえばカイドウしか知らない彼らにしてみれば、そういう反応になるのも無理はありません。
今でこそ全面的にルフィを信頼する錦えもんだって、初めてパンクハザードで麦わらの一味と出会った時には
拙者、吐く程に海賊が大嫌いでござる
(ONE PIECE第657話)
と言っていたのですから。
ルフィの行動と言葉に希望を見いだした元武士達も、海賊と聞けばカイドウと何が違うのかと思うでしょう。
疑心暗鬼が更なる疑心を呼び、錦えもん達が20年の時を越えて来たことさえ疑い始める始末。
しかし、本質を見抜く我らがルフィには、囚人達を鼓舞するのに「足りないもの」がわかっていたようです。
それは、戦いの先にある夢。
単にカイドウを倒しておでんの敵討ちをするだけでなく、光月家を再興し、昔のような美しい侍の国を取り戻すこと。
モモの助が兎丼に来た意味はここにあったんですね。
ビッグ・マム、お菊、チョッパーに続いて、モモの助も来るべくして兎丼に来たということです。
ルフィを助けに行きたいと言って行動を起こしたお玉ちゃんのお供(?)は、全員、兎丼を制圧し仲間を増やすために必要な人間だったというわけですね。
本当に尾田っちのストーリーテラーとしての構成力には舌を巻きますわー。
アシュラ童子の加入
アシュラが「見せたいものがある」といって錦えもんとイヌアラシを連れていったのは、20年の歳月を待ちきれず、カイドウに戦いを挑んで倒れていった同士達の墓場。
アシュラが自暴自棄になり、盗賊に身を落とし、錦えもん達を20年のブランクは簡単には埋まらないと責めたのは、こういう背景があったからなのですね。
年老いて戦えなくなる前に刀を持って死にたいという侍達の矜持に涙を禁じえません。
そしてここで、謎だった掛け声「スナッチ」の種明かしがなされました。
それすなわち、「知恵を捨て、名を捨てろ」という意味の「捨名知(すなっち)」だと。
以前、薩摩示現流の掛け声「チェスト!」は、「知恵捨てろ!」という日本語が語源だから、「スナッチ」もそうかも、と予想しましたが、当たってましたね♪(←今、結構ドヤ顔)
そして元赤鞘九人男の一人、待望のアシュラ童子の反カイドウ軍加入がとうとう実現しました!
長くなったので、とりあえず今夜はここまで。
またもやゾロと逃避行している日和についてはまた改めて厳しく詮議したい、じゃなかった詳しく語りたいと思います。
ちょっとそこ座れ、日和、こら!
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