出張前夜の昨日は忙しくて記事の更新ができず、出発当日、羽田に向かいながら続きを書くはめになっている計画性のない大人、ゾリラバです、おはようございます。
飛行機に乗るまでの3時間弱の間にどれだけ書けるか分かりませんが、早速、電子版を購入したメリットを実感しています。
一昨日の記事は、ワノ国の地理が判明したところまででした。今日は兎丼に前進中のチョパえもん一行をめぐる話の続きから。
「スナッチ」とはなにか
モモの助がゾロから教わったというかけ声スナッチ。
素直に考えると、英語のsnatchでしょうか。
「つかむ」とか、「強奪する」とか、俗語としては「人を拐う」とかいう意味もあります。
でも、なんだか違和感を感じるのは、そもそも“ONE PIECE”の長い歴史の中で、ゾロが実戦でも鍛練でも「スナッチ」という掛け声を使っているのを一度も聞いたことがないこと。
まぁ、ゾロの過去は、くいなとのエピソードが初期に描かれた以外はほんの断片的、散発的にしか出て来ていないので、ここで新ネタが登場しても別に良いんですが。
ゾロがモモの助に嘘を言ったりからかったりするとは思えないし。
で、もう一つの違和感は、同じ「スナッチ」という言葉が、ワノ国は九里の古い言葉として残っていること。
こういう横文字っぽい言葉がワノ国で昔使われていたというのが意外でした。
もっとも、時代小説によく出てくる薩摩藩流派の薩摩示現流の掛け声「チェストー!」も、語源は「知恵捨てろー!」という歴とした日本語だという説もあるので、「スナッチ」もそうかもしれないけど(笑)。
それにしてもゾロはどこでこの言葉を知ったのでしょう。
ゾロが剣の基本を習ったコウシロウ道場だとすると、以前から囁かれている「コウシロウはワノ国関係者」説がますます真実味を帯びてきますね。
ワノ国で、コウシロウと絡めてゾロの過去の掘り下げ、来ると良いなー。
有能過ぎるおロビ
途中でお庭番衆という邪魔が入ったにもかかわらず、カン十郎もビックリの情報を城内から持ち帰ったおロビこと、我らが考古学者ロビン。
今の穏やかで天然なロビンしか知らないカン十郎は「有能!」と驚いていますが、8歳から単身、世界政府の裏をかいて生き延びてきて、王下七武海の右腕にして秘密結社のNo.2を務めていたロビンにとっては、このくらい朝飯前でしょう。
むしろ、将軍の宴に潜入するために何日も芸を磨いて精進したのに、この程度の戦果か、と落ち込みたくなる気持ちはわかるような。
しかも最初の機会が最後のチャンスになってしまいましたからねー。
しかしである!
今のロビンは一人で戦っている昔とは違います!
ホネ吉ことブルックが、テャマスィー・モードで一番知りたかったポーネグリフ情報をつかんできました。
厚い施錠された扉も壁も抜けられるテャマスィー・モード、便利ですねぇ。
ロード・ポーネグリフではない普通のポーネグリフのようですが、木彫りの人形がたくさんある地下室にあると。
これに対し、しのぶさんが、
ん?“こけし”?
と反応しています。
これは、初登場時にわざわざ“美少女こけしコレクター”と紹介されていた天狗山飛鉄師匠につながる伏線でしょうか。
そして下心が残った
ステルス・ブラックに変身したサンジのその後が気になっていましたが、えびす町でロー、ウソップ、フランキーとあっさり合流した模様。
ステルス・ブラックの本格的なお披露目は、決戦に持ち越しのようですね。
小紫の「死亡」記事に号泣するサンジはまぁ放っておくとして(どうせ生きてると思うし)、ワノ国の報道態勢はなかなか優れているようです。
瓦版屋が優秀なのか、オロチ政権が意外に情報公開におおらかなのか、オロチ城内での出来事や兎丼の囚人採石場のニュースなどもそれほど時をおかず、お茶の間に届けられているみたいですね。
むしろ心配なのは、忍者海賊ミンク侍同盟の間の情報共有だなぁ。
チョパえもんと愉快な仲間たちが、ビッグ・マム・ザ・ナチュラル・ボーン・デストロイヤーを連れて兎丼に向かっていることも、まだ共有されてないみたいだし。
その兎丼での今週の出来事については、また明日書きたいと思います。
結局、羽田で書き終わらず、トランジット空港で続きを書いていましたが、残念ながら時間切れだよい。
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