ワンピース 第911話 “侍の国の冒険”(感想その2)

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ワンピース 第911話 “侍の国の冒険”(感想その2)

投稿日:2018年7月18日 更新日:

 

東京の暴力的な日差しの強さに、先週いた東南アジア某国の方がよほどましだったとぐったりしながらぼやいているゾリラバです、こんばんは。

こんな日は、もうワンピースでも読んで前向きな楽しいことを考えるしかありません。

ま、どんな日だろうとワンピースは読むんですが。

それでは、一回感想を書いただけで中断していた今週のワンピース、いってみましょー!

 

狒々の刀

 

いきなり小ネタで恐縮ですが、狒々が持っている刀、異様に大きいですよね。

1コマ目では、手前に立っているルフィの身長の10倍くらいありそうなので、17メートルはあるでしょうか。

こんな刀、一体誰のために作られたんだ?

 

ワンピース世界には巨人族もいるので、特大サイズの刀の需要があってもおかしくないのですが、ワノ国の、しかも狒々が持っていることが、地味に気になります。

1コマ目と5コマ目でだいぶ狒々や刀のサイズ感が違うので、気にするほどのことではないのかもしれませんが。

 

それにしても狒々を「何だよ」とひと睨みでおとなしくさせるルフィのカッコいいこと♪

覇王色の覇気の持ち主にとって、動物は一切恐れずに足らず、ですね。

 

あ、シャンクスと近海のヌシの件は触れない方向で(ふるえ声)。

 

カイドウの工場

 

お玉ちゃんが飲んだ川の水は、カイドウの工場排水により汚染されているとのこと。

カイドウの工場といえば、思い浮かぶのは武器工場。

カイドウの部下スコッチが任されていたカイドウお気に入りの冬島では、武器の製造が行われていました。

そしてカイドウと取引をしていたドフラミンゴがドレスローザの地下交易港に隠していた武器には、酒鉄鉱(きてっこう)という、生産地が限られた特殊な鉱物が含まれていましたね。

「酒」というのがクサイです。プンプン匂います。酒といえば、日本。ワノ国っぽいですよね。

革命軍のコアラは、酒鉄鉱から武器製造の黒幕がわかるかも、と言っていましたが、これまで判明していることをまとめると、

 

① カイドウは、ドフラミンゴと取引関係にあった。

② カイドウは、ある「お気に入りの冬島」で武器製造を行っている。

③ カイドウはおでんの死後もワノ国にとどまり、工場で何かを製造している。

④ ドフラミンゴの交易港から、ワノ国を連想させる「酒鉄鉱」という鉱物を含む武器が見つかっている。

 

ということが言えます。

これらから推測されるのは、カイドウが現在、ワノ国で酒鉄鉱を材料とした武器製造に携わっている、ということです。

 

更に想像をたくましくするなら、カイドウと手を組んでいる黒炭オロチという将軍も名前からして怪しい。

黒炭といえば、日本刀の原材料となる玉鋼を作るたたら製鉄には不可欠な燃料です。

仮に、光月家が石工としての特殊技術を受け継いでいるように、黒炭家が製鉄の特殊技術を代々受け継いでいるとすると、酒鉄鉱という特殊な鉱物を使った武器の製造に一枚噛んでいるかもしれませんね。

だからこそカイドウがワノ国に居座っているのかも。

 

お玉とエースの約束

 

健気で優しいお玉ちゃんは、「また来る」と約束したエースを待っていました。

まず、師匠の大天狗さえ、世界的大ニュースだったはずのエースの死を知らないということは、ワノ国はニュースクーも来ないということなのでしょうね。

それから、白ひげ海賊団の16番隊長イゾウは、容姿からしてワノ国の出身ではないかと考えていましたが、少なくとも大天狗師匠やお玉とは知り合いでない、もしくは頂上戦争以降、戻って来ていないことが、これで確定しました。

そうすると、エースが「また来る」と約束したのはなぜなのか。

お玉が村の滅亡後も九里が浜に残ることに固執するくらいなので、単なる別れ際の社交辞令とは思えません。

ルフィは待ち続けているお玉にエースの死を告げることができるのか。

続きがホントに楽しみでやんす。

 


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執筆者:


  1. ワノ国について早々の「エースの遺産的(?)な話」に終始ドキドキです。
    カイドウは、死にたがりなのに、
    世界制覇をもくろむ意図がなにやらよく理解できませんが、
    読者もアッと驚く展開が待ち受けているんでしょうなぁワーイヽ(゚∀゚ヽ 三 ノ゚∀゚)ノワーイ

    酷暑というか灼熱地獄の様相ですが、お身体ご自愛くださいませ!(”◇”)ゞ

    • ゾリラバ より:

      おおかみさん、コメントありがとうございます♪カイドウの意図、ホントに分かりにくいですね。生きることにうんざりしていて世界を道連れにしてやろう、という気持ちで武器をせっせと作っているのかと思いますが、必ずしも厭世感漂うという雰囲気でもないし。

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