朝晩めっきり寒くなった東京に夏が戻ったかのような熱いワンピースの展開に、スマホを手に悶えまくっている霜月のゾリラバです、こんばんは。
いやー、熱い!
熱過ぎる!
ついに伝説のゴッドバレー事件も幕ですね。
書きたい感想があり過ぎて、いつも感想を2回に分けるのですが、最近、後半を書けないことも多いので、今日は一気にいってしまいましょう。
以下、本日発売の週刊少年ジャンプに掲載された“ONE PIECE”最新話の内容に触れますので、コミックス派、アニメ派の方はネタバレご注意ください。
ガープとロジャー
ガープがロジャーの忘れ形見であるエースを引き取ったと知った時から、二人の間にある信頼は、単に長年追いつ追われつした好敵手(ライバル)というだけではないと思ってましたが。
歴史から消されたゴッドバレー事件で、こういうしんどい経験を共有したからなんですね。
世界政府の闇を見たロジャーが、ガープを自分の海賊団に勧誘までしていたとは驚きです。
それに対して
バカ言え
おれが辞めたら海兵達を誰が守る!!!
というガープが男前すぐる。
断り文句は「海賊になんかなるか!」じゃないんですね。
世界政府の闇を知っているからこその、正義を背負う者達への責任。
ガープじいちゃん、かっこよ過ぎでしょ。
そして、それぞれの部下に「必ず戻る」と二人が並んで言うコマの表情が、もろ、ルフィとエースじゃないですか(号泣)。
本当にエースってロジャーそっくりだったんだなぁ。
成長するエースを見守ったガープも、きっと同じことを思ったでしょうね。
ウオウオの実モデル“青龍”争奪戦
ワノ国編で、ビッグ・マムことリンリンが、同じ四皇のカイドウに、「一生の恩」と言っていた過去の伏線が、ようやく回収されましたね。
ワンピース第999話でリンリンは
「ロックス」が滅びたあの日“ゴッドバレー”でおれがお前にその「ウオウオの実」の幻獣種をくれてやったんだ!!
と言ってました。
でも元々リンリンは、既に能力者である自分は食べられないにせよ奪った景品の悪魔の実をカイドウにあげるつもりはなく、息子のカタクリに食べさせようとしていたんですよね。
それを隙を見て奪い食べたカイドウにしてみれば「あげた」と「一生の恩」を着せられるのはお門違いというとこでしょう。
ゴッドバレー事件全体を通してみれば、崩壊したロックス海賊団の中で、唯一得をしたのがカイドウかもしれません。
ポーロ・グラム登場!
皆が脱出を急ぐ大混乱のゴッドバレーで、のちの“白ひげ”ニューゲートの前に新キャラが登場しました。
べべんっ!
といってもこの既視感。
どう見てもこれは、のちの白ひげ海賊団1番隊長のマルコのパパじゃね?
ポーロ海賊団の船長、ポーロ・グラムとのことですが。
ということは、マルコの本名は、ポーロ・マルコ?
なるほど、マルコ・ポーロね(笑)
マルコは15歳の時には既に白ひげの船に乗っていましたが、そうか、父親が昔馴染みだったのかー。
ヒノカグツチのエース
我々読者がこれまで知っていた海賊王ロジャーの技は“神避”だけでしたが、今週、二つ目の技が開示されました!
これがエモい!
“神避”も日本の神話が元ネタですが、今週の“火之迦具土”もそうですね。
日本神話に登場する迦具土神(カグツチ)は火の神様。
最初の神であるイザナギとイザナミの間に、最後に生まれた息子です。
火の神を産んだことで火傷を負い母イザナミが亡くなってしまったために、父イザナギの悲しみと怒りによって首を切られてしまうという悲運の神様です。
このロジャーの“火之迦具土慧士(ヒノカグツチノエイス)って技名は、いやでも息子のエースを彷彿とさせますよね。
もちろん当時のロジャーは、自分が処刑された後に生まれる息子が、メラメラの実を口にして“火拳のエース”と呼ばれるなんて想像だにしてません。
だから余計に胸に迫るものがあります。
天国で父子が和解しててほしいなーと今週の過去編を見てますます思いましたわ。
次号は休載ですが、コミックス113の感想も書きたいなー。
書けるといいなー。

何話か前にマルコ似の男がキックしてる描写があったけどそれがポーロだったんですね!
マルコ・ポーロやんけ!(親子分割型)
ガープが腐りきった海軍に居続ける理由がティーボーンの様な
純粋に正義の海兵を 政府の悪の手から守る為だったとは胸アツ おじいちゃん大好き!
Tボーン!生きてて!