今朝のアニメワンピースの幕間で、ダダンと子供時代のエース、ルフィのイラストが差し込まれ、尊い不意打ちに“うおっ!?”と叫んだゾリラバです、こんにちは。
いやぁ、ダダンが登場する度に涙腺が弛むのは、歳をとった証拠かもしれません。
さて、今週も熱いアニメワンピース、早速感想いってみましょう。
原作では、第965話の途中から第966話の途中までに当たります。
成り上がるオロチ
おでんの過去編で、霜月康イエの卑屈な小間使いとして登場したオロチは、将軍の地位を乗っ取るために他郷の大名達を毒殺し切腹させられた黒炭家の大名の子孫でした。
黒炭一族の生き残りというだけで迫害されていたオロチに、悪魔の実と成り上がる策を授けた謎の老婆は、なんとボンちゃんのマネマネの実の先代のようです。
その後、康イエの小間使いを皮切りに、おでんや将軍家を利用して成り上がっていく黒炭オロチ。
あちこちで金を無心したり盗んだりしているオロチの行状が咎められなかったのは、良くも悪くも康イエやおでんが寛容で金銭に大らかだったことと、将軍も含めて固い信頼関係があったことをオロチ達に利用されたからでしょうね。
チートなマネマネの実の能力者がオロチの側にいたことも、光月家にとっては不運でした。
原作でもアニメでもはっきりとは言及されていませんが、おでんの父、将軍スキヤキもオロチ達の手にかかったことは、状況証拠からして間違いなさそうです。
薬と称して毒を盛ったに違いありません。
オロチめー。
26年前のロジャー海賊団
場面は変わり、オロチ達の陰謀で気が滅入る展開を吹き飛ばすようなおでん様サイド。
モモの助に続いて日和も誕生し、大家族のように和気あいあいとした白ひげ海賊団が通りかかったのは、魚も猛獣も逃げ出す“何か”がいそうな島。
こういう島に吸い寄せられるのはルフィだけではないんですね(笑)
古今東西、冒険者というのはそういうものなのでしょう。
島にいたのは、たった今、海軍をシメたばかりのロジャー海賊団。
尊い!!!
何かにつけ大騒ぎしている見習いバギーでさえ、ロジャー海賊団にいるだけで尊く感じるから不思議です。
チョコレートをほお張るちびシャンクスの愛らしさ、何カラット!?
剣を構える威風堂々とした若レイリーの男っぷり、何カラット!?
そして何と言っても、自然体ながら圧倒的強者感を醸し出すロジャーが最高です。
先週、原作と違って目元がエースに似てないと書きましたが、今週は似ているカットもいくつかありましたね。
ロジャーの技“神避”
いやー、動いてしゃべっているロジャー、本当にカッコいいですね。
声や話し方がイメージにぴったり。
山のようなイノシシを一刀両断するおでん様でさえ、無造作に繰り出す一撃“神避(かむさり)”で吹き飛ばすその実力。
ちなみに“神避”というのは、日本書紀にも登場する由緒ある日本古来の言葉です。
「伊弉冊尊、火産霊(ほのむすひ)を生みし時に子の為(ため)、焦(や)か所(れ)て神退(かむさ)りましぬ。亦は神避(カミサル)と云ふ」
最初に生まれた女の神様イザナミノミコトは、火の神であるホノミコトを産んだために、焼かれて亡くなってしまいます。
つまり神が死んでいなくなることが神避(かむさり)。
ロジャーの技は神さえも退けるくらい強力ということでしょうね。
技名もビジュアルも最高にイケてます。
来週はいよいよロジャーと白ひげの最強対決。
今週の引きで、島を破壊しそうな勢いで覇気がぶつかり合った永遠のライバルの闘いやいかに!!
一番くじ ワンピース Legends over Time D賞 光月おでん フィギュア the Great Legend 全1種