いったん帰国したものの30時間後には再び出張に行かなくてはならない淋しい熱帯魚、ゾリラバです、こんにちは。
羽田空港の太陽がやけに黄色いのは、そう、寝不足なんかじゃなく、きっと気のせい。
楽しいことを考えれば大丈夫さ!
というわけで、今日、6月2日はロブ・ルッチの誕生日。
ルッチとルフィとのタイマンバトルは、今でもワンピース史上に残る屈指の名勝負と言われています。
世界政府が誇るCP9最強の男、ロブ・ルッチについて、熱く語りたいと思います!
5年間の潜伏工作
アホのスパンダム長官を除き、2年前のCP9は総勢7人(ルッチ、カク、カリファ、ブルーノ、ジャブラ、クマドリ、フクロウ)。
そのうち4名が、ルッチを実質リーダーとして、ウォーターセブンに偽装潜入したのは、市長でありガレーラカンパニーの社長でもあるアイスバーグさんが隠し持つ、古代兵器プルトンの設計図を狙ってのことでした。
偽装とはいえ、ルッチとカクがわずか5年で世界一の造船所の第1ドック職長になるくらいですから、どんだけ造船技術の教育を事前に受けたのか、CP9のスパイ教育は大したものです。(←どうでもいいですか?)
更にルッチは、これも作戦目的に役に立つと考えたからだと思いますが、ハトのハットリを通じてしか話せないコミュ障を演じていました。
5年間、腹話術だけで話をするって結構大変だと思います。
ルッチが自分の正体をばらしてからはやけに饒舌だったのは、本来コミュニケーションの星座である双子座の抑圧されたおしゃべり願望の発露でしょう(←激しくどうでもいいですか?)。
ルッチの過去
ルッチを始め、CP9のメンバーは皆、同じ場所で幼少期を過ごしました。
ONE PIECE53巻第518話扉絵“CP9の任務外報告Vol.25”には彼らの「故郷(ふるさと)」が登場します。
そこでは将来のCP予備軍が今も訓練を受けていました。
話は少しそれますが、60数年前のマザーカルメルのような、親に捨てられたりした子供を政府に売っている人は今もいて、そういう子供達を訓練して海兵やCPに育てているのが、こうした「故郷」なのかもしれないですね。
マザーカルメルに売られた巨人初の海兵ジョン・ジャイアント中将とか。
えーと、何の話でしたっけ?
そうだ、今日はルッチのキャラ語りでした。
このような「故郷」で幼い頃から英才教育を受け、13歳の時には既にCP9の一員として大人達を震撼させていたルッチは、任務のためなら残酷非道なやり方も辞さない人物として描かれていますが、なぜかファンが多い。
多分、それは、俗世間的な出世欲や物欲とは無関係に、(彼なりの)正義と強さを求める純粋さとストイックさが、ルッチに感じられるからではないでしょうか。
ルフィと対峙した強敵の中でも、クロコダイルやエネルやドフラミンゴは、個人的な欲望や野心があって、ルフィのことは単にその実現の邪魔をする格下の目障りな奴としか見ていなかった節がありますが、ルッチ(と最近ではカタクリ)に限っては、「久しぶりに出会った骨のある奴」との真っ向勝負をどこか楽しんでいるような印象でした。
ま、途中からそんな余裕はなくなって負けてしまうわけですが。
だから対ルッチ戦は(対カタクリ戦も)、バトルがむちゃむちゃカッコいいのでしょう‼
ルッチの正義
エニエスロビーでの完敗に加え、作戦失敗の全責任をスパンダム長官から押し付けられたルッチたちが、扉絵シリーズで、故郷を守ったのちに、いずこへともなく大海原に出航していったときは、どういう形で本編に再登場するかワクワクしたのですが、ルッチが(恐らくカクも)CP0になっていたのはちょっと意外でした。
スパンダムに裏切られて、世界政府に失望し、最終的には復讐のためにルフィ達と同じ側で戦うかと思ったのですが。
スパンダム個人と上下関係が逆転しただけで満足して世界政府の犬に戻ってしまったのか、ロブ・ルッチよ。
スパンダムのような小者に復讐しただけで溜飲を下げてしまったなら、ちょっと残念かも。
いや、確かにスパンダムのあの落ちぶれた様にはスーッとしましたけど。
確かにワンピースフィルム“GOLD”を観て白スーツのルッチもありだな、と思いましたけど(振り子のひげはびみょー)。
扉絵シリーズ“CP9の任務外報告”の最終回のタイトルが「いずれ必ず戻ります」だったから、まぁ、有言実行ということなのかもしれませんが。
やっぱり物心ついた頃から培われた世界政府への忠誠心は、そう簡単には消えないってことなのでしょうかねー。
今後のルッチ
映画“ワンピースフィルムGOLD”では、まさかの組み合わせ、ルッチとサボのバトルを見ることができました。
ONE PIECE FILM GOLD DVD スタンダード・エディション
尾田先生ありがとうございました!
決着はつきませんでしたが、去っていくサボを追わないのかと聞く部下に対して、ルッチが
革命軍だぞ
またいつかぶつかるさ・・・!!!
(ONE PIECE777巻)
と言っているので、もしかしたらマリージョアでのレヴェリーで、サボたち革命軍が暴れたら、ルッチが再々登場する可能性もあるでしょうか!?
2年で進化したであろうルッチのバトルは見てみたい気もするけれど、「わちきをまもるんだぇー」とか言っているアホな天竜人をかばうルッチとかは、あまりそそらないかも。
あ、でもエニエスロビーでスパンダムが司令長官だったときとあんまり変わらないか・・・
ルッチは動物(ゾオン)系なので、覚醒したらメガ強そうですね。
覚醒した動物(ゾオン)系と紹介されていたインペルダウンの獄卒獣たちは、強さ的には今一つだったので、いつの日か覚醒ルッチの本気バトルがみられることを期待しています、尾田先生!
随分とお久しぶりになってしまいました、ゾリラバ様。
アメーバブログの方で、からんでいただいていた者です。
本日、ようやくこちらのサイトを知り、コメントをした次第です。
お話の展開や、キャラクターへの想いなど、つくづく共感できることを実感しております。
記事ながらに、「語り口」が本当に私の好みで御座います。
またお邪魔させていただき、」(・∀・)ニヤニヤしながら、
お話を「聞きたい」と思います。
それでは、失礼します。くれぐれもお身体にはお気をつけて、へそっ(”◇”)ゞ
おおかみさん、お久しぶりです(^_^)/見つけてもらえて嬉しい!!!とても励みになるコメントありがとうございました♪またこれからもよろしくお願いいたします(^_^ゞ