2週間ぶりの“ONE PIECE”最新話の内容が衝撃的すぎて、REDの劇中曲“ウタカタララバイ”の「あとで気づいたってもう遅い、入れてあげないんだから〜」をずっとリフレインしているゾリラバです、こんにちは。
お酒は飲まなくても、カイドウの「落ち込み上戸」×「泣き上戸」の気分ですよ。
ウォロロロロロ(泣)
ショックが大きすぎて、今日はあまり感想を書く気も湧かないんですが、熱いシーンもあったので、自分に喝を入れて頑張ります。
以下、本日発売の週刊少年ジャンプに掲載された“ONE PIECE”の内容に触れますので、コミックス派、アニメ派の方はネタバレご注意ください。
ヤマトよ永遠に
ヤマトがまだルフィの船に乗らないってどゆこと⁉︎
いやー、これはホントにショックです。
これだけ仲間になるフラグが立ち、数少ない障害も一つ一つ潰されて、ここまで来たらもう99%当確だとこの2年間ヤマトの推し活をしながらはしゃいでました。
昨年末は、ヤマトが仲間にならないわけがない!と熱い展開予想をしたにもかかわらず。
ワノ国編最終話で、ヤマトがワノ国に残ることが確定しました。
ずーん…orz
ヤマトがワノ国に残る理由は、ひとことで言えば「自分はまだ世間知らずだから、おでんと同じようにワノ国を漫遊してから海に出たい」ということ。
いや、わかる。
わかるけどさー。
ヤマトのことをずっと「ヤマ男」と呼んでいたルフィが最後にちゃんと「ヤマト」と呼んだ(しかも強調されている)というのは、モモの助や錦えもんと同様に、「仲間」として認定したということなんだろうけど。
海賊やりたくなったらいつでも迎えに来るからよ‼︎
と言ってますしね。
ルフィは社交辞令は言わないので、本心でそう思ってるでしょうし、今回船に乗せないのはヤマト本人の意思を尊重したということなんだろうけど。
ビビと同じような立ち位置ですね。
いや、わかる。
わかるけどさー(←諦めきれない)。
でもきっと尾田っちの頭の中にはもう、最終章でヤマトの再登場の場面まで構想があると思うし、それはきっと一緒に船に乗って冒険するより間違いなく面白い展開が待ってるんだろうとは思います。
そういう尾田っちへの信頼は揺るがないので、ここはひとつ大きな失意を乗り越えて、ヤマトの再登場を待ちたいと思います。
ワノ国がルフィのナワバリに
ワノ国編の本当の最終話といえる今週のエピソードの主役は、新たに将軍となるモモの助でした。
鬼ヶ島決戦という試練と新たな将軍としての職責の重圧の中で大きく成長したとはいえ、心はまだ8歳の子供。
パンクハザードから長く航海を共にし、一番辛い時期を名実ともに支えてくれた麦わらの一味との別れに際して、本音がダダ漏れになりました。
顔を涙でくしゃくしゃにして
おぬしらと別れとうないでござる〜!!!
と泣くモモの助に、チョッパーやナミも涙ぐんでるし、涙もろいアニキは大泣きしてます。
でも「みっともねェなァ」と笑うゾロに一番モモの助への情を感じるのはゾリラバのひいき目⁉︎
そんなモモの助の不安や寂しさを見越してルフィが用意していたのは、大きな麦わらの一味の海賊旗。
これは熱いですね。
麦わらの一味のナワバリに関しては、もしかしたら魚人島には既に麦わらの一味の旗が掲げられてるかもしれないし(ジンベエがビッグ・マムと袂を分かった時ネプチューン王がそう言っていたので)、バルトロメオら“押し掛け麦わら大船団が勝手に縄張りを広げているかもしれませんが。
ルフィの意思で自ら海賊旗を渡し、麦わらの一味のナワバリにするのはワノ国が初めてです。
もっともルフィにとってはあくまで「仲間の国」であって、普通の海賊みたいにナワバリなんていう言葉は使わないだろうけど。
他の海賊が簡単に手を出せなくなったという意味では、紛れもなく新四皇「麦わらのルフィ」のナワバリです。
いやー熱いわ‼︎
まだ続くライバルズのコント
ルフィ、キッド、ローのわちゃわちゃは前話のくじ引きでしばらく見納めかと思いましたが。
今週も最後まで楽しませてくれましたねー。
3人のうち誰かが煽って、他の2人が「カチーン‼︎」となるこのパターン、好きだわー。
今回は、モモの助達から聞いていたであろう白舞の正規の港からリフトで降りてワノ国を去ろうとした麦わらの一味とハートの海賊団に、「安全」な港を使うのは格下のお前らにお似合いだとキッドが煽ったのがルフィとローの「カチーン」材料でした(笑)
青ざめるクルー達の制止も聞かず、3船並んで滝からの自由落下へ。
ホント最後まで笑わしてくれますね。
いずれまたこの3人の共闘があることをイヤでも期待しちゃいます。
本当のワノ国編“終幕”
7月の1ヶ月休載明けからONE PIECE最終章突入と言われていましたが、実際には今週までがワノ国編、次号からが最終章という感じですね。
ゾロの切腹シーンという衝撃の第909話から実質スタートしたワノ国編は、今週の第1057話をもって名実ともに“終幕”です。
これまで最も長かったウォーターセブン編が全120話なので、ワノ国編の全149話というのは、ワンピース史上でもぶっちぎりの最長エピソードですね。
さすが尾田っちがずっと早く描きたいと言っていたワノ国編‼︎
その大トリを飾る今週は、ワノ国編らしく講談で始まり、最後も講談の口調で締められました。
その中で語られた日和の名台詞が「燃えてなんぼの“黒炭”に候っ!!!」
野暮を承知で解説すれば、光月家再興のための20年の戦いの原点であったおでん様の非業の死の際のセリフが「煮えてなんぼのおでんに候」なので。
娘の日和が、父おでんの仇の最期に、この韻と対比が美しいセリフを言い放つのはいかにも講談好みの大団円。
尾田っちはきっと「うまいこと言った」とほくそ笑みながら描いていたのではないかしら(笑)
たぶんオロチの苗字を「黒炭」にしたのも、この最期を思い描いていたからでしょうね。
他のワノ国の大名家はみんな「月」がつくのに、「黒炭」家だけは悪役といえ異質なネーミングでしたから。
そしていよいよ来週から本格的に始まる「最終章」。
ルフィがくじ引きで負けて向かうことになった次の島で何が待っているのか。
サボやビビやハンコックはどうなったのか。
シャンクスや黒ひげはいつ物語に再度絡んで来るのか。
ONE PIECE FILM REDのせいでシャンクス愛が急上昇しているゾリラバ、来週以降の展開が待ちきれないぜよ‼︎