待ちに待ったルフィの勝利に、真夜中に声を殺して心の中で雄叫びを上げたパントマイムガール、ゾリラバです、こんばんは。
いやー、我らがルフィがとうとうやってくれました。
ちょうど昨日のアニメでやっていましたが、ルフィが他の“最悪の世代”と共にカイドウと戦い始めたのが、原作だと第1002話なので、実に47話をかけての大バトルでしたね。
今週も語りたいことてんこ盛りです。
早速いってみましょう。
以下、本日発売の週刊少年ジャンプに掲載された“ONE PIECE”最新話の内容に触れますので、コミックス派、アニメ派の方はネタバレご注意ください。
カイドウの故郷はウォッカ王国
今週、ルフィの渾身の拳を受け止めるカイドウ自身の回想として、彼の子供時代からワノ国に拠点を構えるまでが描かれました。
生まれ故郷と思しきウォッカ王国(呑兵衛のカイドウの故郷らしい名前…)で、齢10歳にして最強の兵士と言われていたカイドウ。
当時から、天竜人の支配する世界のあり方に疑問を持っていたようですね。
46年前には、“世界会議(レヴェリー)”参加資格と引き換えに国から世界政府に売られるほどの悪童でした。
すぐに逃げ出すものの、腹が減ると捕まりまた脱走するという、「食堂じゃねェぞ、監獄船は!!!」と海兵も呆れる傍若無人っぷり。
カイドウがこれまで政府に18回も捕まったっていうのは、そーゆーことだったのね(笑)
ロックス海賊団に加入
そして44年前に当時ロックス海賊団が根城にしていた海賊島「ハチノス」にたどり着いたカイドウは、15歳にして既に7000万ベリーの懸賞金がかかったお尋ね者でした。
そこでロックスの目に留まり、仲間になったと。
仲介したのは、まだ“白ひげ”とは呼ばれていないであろう若かりし頃のエドワード・ニューゲート。
その後、ゴッドバレー事件が起きたのが38年前なので、カイドウはロックス海賊団に6年はいたわけですね。
ていうかロックス海賊団て結構長く続いてたのねー。
一攫千金を目当てに集まった仲の悪い海賊団というイメージがあったせいか、ちょっと意外でした。
見習いのカイドウさえ6年いたのかー。
この辺は、あとでワノ国歴史年表を見ながら整理してみたいと思います。
黒炭ひぐらしとの因縁とワノ国
ロックス海賊団崩壊後のカイドウをワノ国に導いたのは、やはり黒炭ひぐらしでしたね。
ひぐらしがマネマネの実の能力をオロチの前で披露した際に、金獅子のシキらしき顔があったことから、ロックス海賊団との関係が推測されていました。
黒炭ひぐらしがカイドウを引き入れたのがゴッドバレー事件から10年後ということは、すなわち28年前で、ちょうどおでん様が白ひげ海賊団の船に乗っていて、モモの助が生まれた頃。
いろいろなピースが繋がって来ましたねぇ。
それにしてもワノ国に自分を導いてくれた黒炭ひぐらしも、おでんとの闘いに水を差したというだけであっさり殺してしまうカイドウはやっぱり「海賊」だよなー。
ま、カイドウは、25年間、曲がりなりにもワノ国を共同で治めていたオロチすらあっさり斬首してましたしね。
それにしても今回、わずか4ページにカイドウの10歳、13歳、15歳、21歳、31歳、39歳が描かれたわけですが、尾田っちの描き分けには今更ながら改めて感心します。
個人的にはゾリラバ、31歳のカイドウが好みです。
あ、どうでもいいですか?
逃げ出したCP0
カイドウの力が弱まり、落下寸前になった鬼ヶ島から、最後まで観戦を決め込んでいたCP0が“月歩”で逃げ出しました。
闘いに倒れた二人の仲間を見捨てて。
これはエニエスロビーでの戦いののち、人事不詳に陥ったルッチを担いで海列車の線路を歩いて病院を目指したかつてのCP9と対照的ですね。
決して仲が良さそうではなかったのに、ルッチの治療を稼ぐために必死だったCP9の扉絵連載は結構感動的でしたよ。
今頃、カリファやジャブラはどうしてるんだろう…(遠い目)
さぁ、いつものように話が脱線しましたね。
線路だけに。
で、CP0が我が身可愛さに逃げ出した先は、近くまで来ているという世界政府の船でしょうね。
とりあえずロビンが拐われる危険は回避されましたが、このカイドウ戦以降の世界政府との対決が心配でもあり、また楽しみでもあります。
今週、過去の経緯がいろいろ判明した歴史年表を整理したくてうずうずしているので、後半の感想はまた明日書きますねー。