ワンピース第1032話“おでんの愛刀”感想・考察(その2)ゾロによるキングの弱点分析とオロチの前に現れた日和

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ワンピース第1032話“おでんの愛刀”感想・考察(その2)ゾロによるキングの弱点分析とオロチの前に現れた日和

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アニメワンピース♯1000のオープニングを日曜から何度も再生しては、感動に浸っているゾリラバです、こんにちは。

初期の“ウィーアー!”のオープニングと見比べると更にエモさマシマシ。

ルフィと麦わらの一味の数々の冒険と成長が胸に迫りますねー。

20年前から変わっていないものはルフィの輝く瞳と麦わら帽子の誓い。

変わったものは増えた大切な仲間と敵の強大さ。

なんせ最初の映像でルフィがぶっ飛ばすのは近海のヌシで、今は四皇カイドウですからね(笑)

 

さて、アニワンもエモいけど原作も負けてません!

早速、昨日の感想の続き、べべんっといってみましょう!

 

プテラノドンはこういう恐竜

百獣海賊団の「こういう恐竜だ!」独自解釈シリーズ第3弾来ましたねェ(笑)

エリが回転するトリケラトプスのササキ、首と尻尾が胴体から抜けるブラキオサウルスのクイーンに続いて、シリアス路線を貫いていたキングまで…お前もか‼︎

 

太古の昔

プテラノドンはこうやって狩りをしていたんだ‼︎

 

いや、してないから(笑)

ゾロも「そうだったのか‼︎」と納得すな!

百獣海賊団の考古学がめちゃくちゃなのも、麦わらの一味がいちいち驚いて納得するのも、毎度笑えます。

 

しかもキングの場合、とさかを後ろに引っ張るって。

今までで1番アホっぽいwww

 

でもゾリラバが感動したのはその技名。

貂(てん)自尊(proud)皇(ドン)!

天ぷらうどんですな。

 

古くは、Mr.5の鼻空想砲(ノーズファンシーキャノン)やゾロの艶美魔夜不寝鬼斬り(えんびまよねずおにぎり)からずっと、尾田っちのネーミングセンスと語学センスには感動しっぱなしですが、またすごいの来ましたね。

そういえばキングの技名には丹弓皇(たんきゅうどん→たぬきうどん)もありましたね。

うどんシリーズ、まだまだ来そう(笑)

 

ゾロの苦戦

そのアホっぽさも戦術かと思わせる(たぶん違う)キングの強さに、流石のゾロも苦戦しています。

防御不能のレーザーのような攻撃技に加えて、ゾロの大技“黒縄・大龍巻”でさえ、羽で防御されてしまうとは。

攻守共に隙がありません。

 

ゾロは普段あれこれと頭を使うタイプではないけれど、闘いの最中においては、短い時間に初見の敵の戦力分析をやってのけるのがゾロクオリティ。

これまた古い話ですが、アラバスタでMr.1ことダズ・ボーネスと戦った時もそうでしたし、ドレスローザでピーカの弱点を探していた時もそうでした。

今回は、キングの底知れない強さのカギが種族の特性にあると推測しているようです。

 

ゾロが分析したことを列挙すると

○ 斬撃は何度か入れたが血が出ない

○ (人獣型の時の)翼は動くので飾りではないが、飛行できるかは不明

○ 背中で燃え続ける火は「能力」の一部ではない

○ 巨人族でも魚人族でもないゾロが知らない種族

 

ということになります。

最後の「種族」の名に関しては、我々読者はキングが「ルナーリア族」という希少な「発火する種族」だということを既に知っていますが、それ以外はほぼ疑問をゾロと共有する立場です。

 

ゾロが「落とさねェと話にならねェ」と言っていたとおり、キング側からすれば獣型のまま空を飛びながら遠距離攻撃を続けた方が有利に戦いを進められたでしょうが。

「おれも刀は好きだ」と人獣型に戻ってゾロの土俵に上がってきました。

フッフッフ(誰⁉︎)

キングよ、その余裕と油断がおまえの敗因になるのだよ。

何週間後かに。

のはずだ。

まだキングの弱点、すなわち解かなきゃいけない「何か」はゾロと同様に全く分かりませんけれども。

 

「閻魔」の反応は進化の兆候?

キングの弱点分析に苦戦するゾロですが、このタイミングで「閻魔」がゾロの流桜(覇気)を勝手に放出し始めました。

既に満身創痍のゾロにとっては大変だと思いますが、これは「閻魔」の暴走というよりは、むしろ変化の兆しではないでしょうか。

今週のONE PIECEのサブタイトルは「おでんの愛刀」。

すなわち主役はゾロが日和から譲り受けたおでんの「閻魔」ということです。

 

ではなぜ、このタイミングで「閻魔」が暴れ始めたのか。

新しい主人となったゾロのピンチを見かねて?

それもあるかもしれないけど、恐らくは、おでんの愛娘光月日和が弾く三味線の音に反応したと見るのが自然ですかね。

 

唯一カイドウに傷をつけた刀である「閻魔」は、ゾロがカイドウと戦ってボロボロになった時も特段暴れたりはしませんでした。

でもビッグ・マムは、「閻魔」がただの刀ではないことを看破していましたし、カイドウは明確におでんの気配を感じ取っていました。

優れた人物に所有された優れた刀というのは、持ち主の気配や想いを宿したり、自らも意思を持っているかのように反応するものなのかもしれません。

そういう意味では、ゾロを新しい主人と認めて、パワーアップをしようと「閻魔」が反応したのかもしれないし、聴こえてきた日和の三味線の音色に、「閻魔」に宿る今は亡きおでん様の想いが呼応したとも考えられますね。

 

日和登場‼︎

カイドウに撃破された赤鞘の侍達を手当てしていたシルエットの人物は、やはり日和でしたね!

今週、いきなり本丸オロチの前に、花魁小紫の姿で登場しました。

いやー、ホントそう来なくっちゃ!

 

やっぱり日和だって仇を討ちたいですよね。

両親の敵と日々接しながら20年間、「忍耐」という闘いを続けてきた日和が、正体を明かした時のオロチの顔が見たいですわ。

花魁小紫に惚れ込んで、まさかの再会に涙するオロチですから、自分が処刑したおでんの忘れ形見と知ったら、狂死郎親分が赤鞘九人男の傳ジローだったこと以上の衝撃を受けるでしょうね。

まさに水戸○門のラストシーンですよ!

 

でもコソコソ逃げ隠れてるとはいえ、オロチも一応“八岐大蛇”の「能力者」ですから、日和が単身で倒すのは難しいでしょう。

小紫の姿でオロチの前に登場したということは、近くに傳ジローも来ているのかな?

日和が鬼ヶ島に来ていることを傳ジロー達が知らず、日和が単身、オロチを油断させて倒そうとしているならちょっと心配ですね。

オロチと小紫が険悪になり、小紫がピンチとなったところに再び「狂四郎親分」が割って入り、今回は傳ジローとしてオロチの方を斬る、という胸熱展開もありかなぁ♪

 

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