ワンピース新作映画“STAMPEDE”を公開日の8月9日(金)に確実に観に行けるよう、今から仕事関係の根回し等あらゆる手段を講じる気満々のお祭り女、ゾリラバです、こんばんは。
来年のことを言うと鬼が嗤うと言いますが、鬼に嗤われようが上司に怒られようが部下に白い目でみられようが、8月上旬の出張は断固拒否するだん!
さて、新年の誓いを終えたところで(新年の誓いそれでいいのか?)、先週末のジャンプフェスタに寄せられた尾田っちのメッセージのうち、ワンピース映画最新作“スタンピード”に関する部分から、いろいろと妄想考察して、ワクワクを盛り上げたいと思います!
20周年だから許される何か
まず、作者である尾田っちの手書きのメッセージのうち、最新映画に関する部分がこちら。
尾田っちの手書きのコメントの気になるポイントは、まず
20周年だからできる映画!!
20周年という名目がなければぼくはこんな映画やらせません。
という言葉。
更に、
だって面白いに決まってんじゃん!!
と、続くので、「こんな映画やらせません」というのが否定的な意味でないことは確かですが、これまでのONE PIECE FILM 三部作とはちょっと趣向が変わった映画になりそうな。
20周年というお祭りだからこそ尾田っちが許した、ある意味、オキテ破り的な何かがありそうですね。
“FILM”がつかない理由
ここで気になるのは、今回の最新作『スタンピード(STAMPEDE)』が、最近の『FILM STRONG WORLD』『FILM Z』『FILM GOLD』と違って、タイトルに“FILM” がついていないこと。
これも今回の映画が、ここ最近のワンピース映画史の流れにはまらない、ちょっと特別な位置付けだからなんでしょうか。
お祭りだから許される、掟破りで「面白いにきまって」る映画というと!?
…
…
…?
過去の人気シーンや人気キャラがたくさん登場!みたいのは、確かに面白いし、イベントでは盛り上がるけど、映画でそれをやるかなー。
心配なのは、“FILM”がついていないことといい、「やらせません」という言い方といい、今回の最新作にはあまり尾田っちがコミットしないのではないかということです。
尾田先生が総監督を務めた“ONE PIECE FILM” シリーズと、その他のワンピース映画とでは、圧倒的に面白さが違うので、ゾリラバの杞憂に終わってほしいですが。
“ONE PIECE”を終わらせる!?
お祭とは言え、総集編的なものではコアなファンは物足りないし、『ONE PIECE FILM』シリーズを熱狂的に支持するゾリラバとしては、感動シーンをつないだ焼き直しみたいな映画よりは、現在のルフィ達や将来のストーリー展開に直接絡むものが観たい!
先日公開された動画を観て、漠然とそう思っていたのですが、尾田っちのメッセージを読んで、期待が高まったのは、以下のくだり。
打ち合わせの段階で僕は何度か言いました。
『ONE PIECE』を終わらせる気か!と
これはどういう意味でしょう。
それを推理するために、逆に「ワンピース」という漫画が「終わる」ときには、何が起きるのか、考えられることを挙げてみましょう。
① ルフィ達がラフテルに到達する。
② 世界が「ひっくり返る」(世界政府=天竜人の支配が終わる?)。
③ ルフィが海賊王になり、仲間もそれぞれの夢を叶える。
④ 麦わらの一味と故郷の人々との再会など後日譚が描かれる。
ここらへんは必ず“ワンピース”という壮大な物語の終盤に描かれると思われます。
しかし、いくらお祭り映画とは言え、ラフテルの秘密が明かされたり、ルフィが海賊王になったり、世界政府がひっくり返るとは思えないんですよね。
それこそ本当にONE PIECEが終わってしまう。
となると可能性があるのは④でしょうか。
再会はしないまでも、扉絵の「あの人は今」とか「世界の甲板から」シリーズのように、各地の麦わらの一味ゆかりの人達が大勢絡むような話になるとか。
映画“STRONG WORLD”でも、ルフィ達が故郷の東の海(イーストブルー)の危機を知って、冒険を中断してでも帰ろうとするくだりがありました。
以前も書きましたが、スタンピード(STAMPEDE)というタイトルから連想されるのは、群衆などが怒涛のように一方向に動くさま。
大勢の登場人物が登場する予感がしませんか。
ONE PIECE FILM GOLD Blu-ray スタンダード・エディション