ワンピースキャラ語り〜傳ジロー〜主君の仇であるオロチの懐に入り光月日和を育て上げた文武両道の赤鞘の侍の魅力と名言

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ワンピースキャラ語り〜傳ジロー〜主君の仇であるオロチの懐に入り光月日和を育て上げた文武両道の赤鞘の侍の魅力と名言

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神無月も残りわずかとなり、駆け足で時が流れていくのが少し寂しい思秋期のゾリラバです、こんばんは。

久々にキャラ語りでもしようかなーと、ワンピース.comで今日10月26日が誕生日のキャラを見たら、若傳ジローの姿が‼︎

 

おでん様を失った怒りと悲しみで傳ジローの人相が変わってしまったことも、尾田っちが狂死郎のビジュアルを気に入っていることも知っているのですが、子供の頃の賢そうな傳ジローが大好きなゾリラバ。

ワンピース.comで描かれた渋い大人の傳ジローに狂喜しました。

で、狂喜したついでに乱舞しながらキャラ語りをしようかなと。

3年くらい前、まだ傳ジローの正体も消息も不明だった頃に考察記事は書いたのですが、ちゃんとキャラ語りはしてなかったので。

傳ジロー、お誕生日おめでとう‼︎

 

光月おでんとの出会い

傳ジローは、6歳の時に光月おでんと出逢い、当時15歳だった錦えもんと共に、おでんの最初の家来になりました。

過去編で描かれた初登場のチビ傳ジローを見ると、とても6歳とは思えないほど聡い!

その言動からもせいぜい錦えもんより2、3才年下だと思ってましたよ。

それが狂死郎を傳ジローだと見破れなかった2番目の原因です(1番の原因は目つきがあまりにも変わっていたから)。

 

大人顔負けの頭の回転の速さ、賢さを幼少期から持っていた傳ジローは、花の都の人々が疎ましく思い敬遠していた光月おでんの真価を見抜き、6歳の頃から憧れていました。

そんなみなしご傳ジロー、破天荒が度を越して父である当時の将軍光月スキヤキから勘当されたおでんに、“山の神事件”で心酔した錦えもんと共に付き従うことになります。

 

学問と金勘定で九里大名を支える

その後、荒れ果てた九里を平定、繁栄させた功績で九里大名に任ぜられたおでん様。

その家来として増えた家臣に学問を教え、常に厳しい台所事情に頭を痛めながら九里の財政の舵取りをしていたのは傳ジローでした。

古参の家臣の中で、知恵と金勘定で傳ジローの右に出る者はいなかったと思われます。

いわば内政の要ですね。

そういえば傳ジローは、おでん様が海賊船に乗り込んでワノ国を留守にしている間、オロチの圧政により九里の財政が逼迫した時も、ワノ国各地を金策のために走り回っていました。

 

おでんの処刑と傳ジローの怒り

5年に及ぶ耐え忍ぶ戦いを続けていたおでん様が、カイドウとオロチの手により卑怯なやり方で処刑されたことを誰よりも怒り、深い悲しみにくれたのが傳ジローでした。

赤鞘九人男の中でも最も知的で冷静に見えた傳ジローでしたが、怒りと悲しみのあまり、お堂にひとりこもっていた数ヶ月ですっかり人相が変わってしまうほど。

傳ジローのこういうところ、クールに見えて情念が深いさそり座らしいですわ。

 

そしてそこからが傳ジローのすごいところ。

“狂死郎”と名乗り、持ち前の腕っぷしと才覚でヤクザをまとめ上げ、花の都の一大勢力となります。

そしてオロチに対する怒りを胸の奥深くに秘めて、オロチに近づき、その懐刀として絶対的な信頼を勝ち得るというね。

こういうとこもさそり座っぽいわー。

 

光月日和との再会

赤鞘九人男のひとり河童の河松に燃えるおでん城から救い出され、人知れず大切に育てられていた光月おでんの忘れ形見の日和が、すでに大親分となっていた狂死郎こと傳ジローのもとにやってきたのは偶然か運命の導きか。

憎しみを胸に秘めて敵討ちの機会を待ちながらオロチに仕えていた傳ジローにとって、日和との再会は何よりの喜びであり希望となったことでしょう。

以来、主君の姫を遊郭でかくまい、ワノ国のアイドル花魁小紫してオロチの溺愛を受けるまでに育て上げました。

 

ワンピースでは、ナミ、ビビ、ヴィオラなど、親の仇や敵の懐に飛び込むヒロインは少なくありません。

でも日和ほど、相手を騙し切り骨抜きにしたヒロインはいませんでした。

単にオロチが、アーロンやクロコダイルやドフラミンゴよりずっとアホだっただけという可能性もありますけど、傳ジローが後ろ盾として、庇護者として、あらゆる場面で日和を守ったからこそ、日和も安心して心おきなくオロチに手練手管を発揮できたんじゃないかなー。

 

錦えもんと並ぶ剣の腕前

傳ジローは、頭の良さや金儲けの才覚だけでなく剣の腕前でもオロチや部下達から絶大な信頼を得ていました。

なんせゾロの七百二十煩悩鳳を防ぎ、互角に渡り合い、ゾロをして「何者だコイツ」と言わしめるほどの実力。

赤鞘九人男の中でも錦えもんと一、二を争う剣士だと伺わせる描写もありました。

 

特に傳ジローに痺れたのは、鬼ヶ島討ち入りに際して、ようやく正体を明かし合流した傳ジローに対し、錦えもんが「腕はナマっておらんか⁉︎傳ジロー‼︎」と呼びかけたのに対し

 

腕を上げてなきゃ20年生きた意味がない(“ONE PIECE”978話)

 

と答えたシーンです。

トキトキの実の能力でタイムスリップした錦えもん達と違って、オロチのすぐそばで20年間生きてきた傳ジローの忍耐と覚悟がよくわかるセリフですよね。

熱いぜ‼︎

 

無事に敵討ちを果たし、カイドウもオロチもいなくなった平和なワノ国で、傳ジローのビジュアルが昔のように知的でシュッとしたイケメンに戻るといいな…(ぼそっ)。

傳ジロー、改めてお誕生日おめでとう‼︎

 

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