新型コロナの2回目のワクチン接種で人並みに副反応が起き、木曜から高熱で寝込んでいたゾリラバです、こんばんは。
食欲も落ちてましたが、なんとか覇王食の覇気を発動してカレーやら焼き肉やらを食べ(寝込んでる人間の食べ物ではない)ようやく元気になりましたわい。
さて、そういうわけで2日ほどブログの更新もサボったので、久々にキャラ語りでもしようかと今日周辺の誕生日をチェックしたのですが…。
昨日8月28日が誕生日のハンニャバルと、明日30日が誕生日のダダンはもう過去に熱く語ってますねー。
2人とも大好きなキャラなので。
かと言って今日が誕生日のパンサメとファルルは、情報が無さすぎる(笑)
パンダ模様のサメと、キャベンディッシュの愛馬だけでは、流石にネタが少な過ぎ。
あ、でもそういえばキャベンディッシュ本人も8月生まれだったような…(確認中)おお、31日ですね。
よし、今日は、キャベツ語りをすることにしましょう。
属性てんこ盛りの濃いキャラなので、病み上がりに語るにはちょいと疲れそうだけどwww
美貌の王子は天才剣士
イケメンの王子にして生まれながらの剣の天才という、人が羨む多くの資質を天から授かりながら、夢遊病で二重人格で妄想が激しい自信過剰の目立ちたがり屋、という、どこから語り始めたらいいのか悩ましいキャベンディッシュ。
そもそも王子でありながら、「人気あり過ぎの罪」で国外追放されて海賊になった(扉絵シリーズ)という経歴からしてわけわかりません。
これってやっぱり、本人がそう思ってるだけで、眠りに落ちると“ハクバ”という別な人格が出てきて人を無差別に斬りまくるというキャベンディッシュの体質が恐れられ疎まれて、祖国を追われたということなんでしょうかね。
ゾロを偏愛するゾリラバは、面食いと思われるかもしれませんが、ゾロ以外で好きなキャラを挙げると、ボンちゃんとかセニョールピンクとかハンニャバルとかTボーン准将とかが浮かぶので、必ずしも面食いではないような。
だからキャベンディッシュがドレスローザのコロシアムで初登場した時には、この自意識過剰のナルシストにほぼ興味が持てなかったのですが。
でもどんなキャラでも登場回数を重ねるごとに深みが増して目が離せなくなるのが、尾田マジック。
キャベンディッシュも例外ではありません。
意外と正義感あふれる硬派
「最悪の世代に人気を奪われた」という言いがかりと逆恨みでルフィを追い回していたうっとーしめのキャベンディッシュに、「おや?意外と良いヤツ?」と思ったのは、コリーダコロシアムのDブロックにレベッカと共に出場した時でした。
国を裏切った国王の孫娘として観客からブーイングを浴びるレベッカをかばい、正論で観客を黙らせ、喝采に転じて見せたキャベツは、控えめに言ってもカッコよかった。
何よりも注目を浴びて賞賛されることが大好きなナルシストだけど、少なくとも大衆におもねって人気を得たりはしない骨のあるヤツなんだなと思いましたわ。
なかなかあれだけの非難の嵐の中で、渦中にある人を損得なくかばうことは勇気がいります。
こういう人がクラスにいれば、いじめもなくなりそう。
キャベンディッシュ、乙女座らしい正義感の強さですな。
天賦の剣の才能と“ハクバ”
キャベンディッシュの二つ名は「白馬のキャベンディッシュ」ですが、これは(たぶん)ダブルミーニングになっていて、カタカナで“ハクバ”と書くと、キャベンディッシュのもう一つのオソロシイ人格を指します。
夢遊病の一種で、キャベンディッシュが眠りに落ちると現れ、剣の実力も倍になって無差別に人を斬りまくるというとても厄介な存在。
コロシアムでは試合中に“ハクバ”がたまたま現れたおかげで、レベッカはDブロックで優勝することができたけれど、普通の人はキャベンディッシュのような恐ろしい体質の人間とは一緒に暮らすことさえ出来ないでしょう。
ドレスローザでの戦いが全て終わって王宮で戦士達が雑魚寝する時にも、鎖でグルグル巻きにされてましたね(笑)
彼が率いる「美しき海賊団」では普段どうしてるんだろ?
外から船長室に鍵かけたりしてるんだろうか…。
バルトロメオとの絶妙コンビ
ドレスローザ編で何より笑ったのは、キャベンディッシュとバルトロメオという特にキャラが立った2人の共闘と絶妙な掛け合い。
最悪だった第一印象から好感度が爆上がりしたバルトロメオが、グラディウスらドンキホーテファミリーと闘っている間に、「キャベンディッシュとハクバ」に振り回される様子は何度読んでも笑えます。
ハーフ&ハーフ出たてきたべェーーーー!!!(“ONE PIECE”第773話)
とか思い出しただけで笑えるwww
ルフィを殺そうとしていたキャベンディッシュと、ルフィを神のように崇拝するバルトロメオがまさかコンビを組んで戦う日がくるとは思いませんでしたが、ホントこの2人のからみ、笑えて好きだわ〜。
麦わら大船団1番船船長
人気を奪ったと憎んですらいた後輩のルフィらと共にドフラミンゴファミリーを倒しただけでなく、なんと「子分盃」を交わして麦わら大船団の傘下の1人となったキャベンディッシュ。
しかも(くじ引きで決まったとはいえ)あのバルトロメオを差し置いての1番船船長です。
古くは敵役として登場したフランキーが、ウォーターセブン出航時には仲間になっていたことも改めて考えると凄いですが、キャベンディッシュの心境の変化もなかなかのもの。
それにしても、ドレスローザ出航時にキャベンディッシュの仲間に加わった首はねスレイマンは、日々キャベンディッシュの自慢話と自己陶酔による妄想を聞かされて大変でしょうね…。
そういえばキャベンディッシュのビブルカード(0849)の裏面に描かれた尾田っちの手書きメモには、「エースの元ライバル」って書いてあるんですよね。
キャベツが一方的にエースをライバル視してただけかと思ってたら、ワノ国編でのエースの回想で、キャベンディッシュの名前(キャベンなんとか)が出てきて、ゾリラバ、ちょっとコーフンしました。
いずれ現在のワノ国編が終わって世界を巻き込む戦いになった時、麦わら大船団の一人として、キャベンディッシュも間違いなく再登場するでしょうね。
その時までに夢遊病をコントロールできるようになって、ここぞという時にハクバを出せるようになってると戦力としてはいいなーと思います。
まる。