急に暑くなった陽気に今年初めてエアコンを冷房にした暑さに弱いゾリラバです、こんばんは。
チョッパーのように毛皮に覆われているわけではないのですが、常時、分厚い天然皮下脂肪コートを着ているためだと思われます。
orz…(←自分で言って落ち込んだ)
さて、毛皮といえばミンク族。
今日5月24日は、ワンピース世界人気キャラランキングでなんと8位に入って日本のファンを驚かせたキャロットの誕生日です。
麦わらの一味の仲間になってほしいという声もある愛らしいうさぎのミンク、キャロットの魅力について、今日は語っていきたいと思います。
あどけない少女の顔
ゾウからホールケーキアイランドを経てワノ国まで、麦わらの一味と行動をしているキャロットは、まだ15歳。
麦わらの一味の最年少であるチョッパーよりも更に幼いため、チョッパーからはアニキと呼べと言われていました。
“チョッパーのアニキ”を略して“チョニキ”と呼ぶセンスや、美化が過ぎる似顔絵を描く感性は天然で唯一無二の個性ですね。
麦わらの一味と行動を共にするきっかけは密航!
一度外の世界を見てみたかったという好奇心から、ゾウの仲間には内緒でこっそりサニー号に乗り込んでいました。
好物の人参を食べてしまったルフィを半死半生にしたり、お菓子の誘惑に簡単に負けたりと、ゾウを出て間もない頃のキャロットはまだ幼さを残していて、最初はかわいいマスコット要員かと思っていましたよ。
機転と戦闘センス
そんなキャロットが最初に活躍したのは、ホールケーキアイランドでシャーロット・ブリュレ一派と闘った時です。
いったんはブリュレに捕らえられ、チョッパーと共に鏡世界(ミロワールド)に引き込まれてしまったキャロットですが。
チョニキとの見事な連携で、数で勝るブリュレ達を敵地で見事にやっつけ、ブリュレを生捕りにするという大金星を上げました。
のちに手を組むことになったカポネ・ギャング・ベッジからも「ブリュレを連れてきたことは大手柄」だと言われたように、現実世界と鏡の中を自由に往来できるブリュレをチョッパーとキャロットが捕らえたことが、その後のビッグ・マム海賊団との戦いで大きな意味を持ちました。
キャロットの身体能力の高さや、チョッパーをサポートする頭の回転の速さに、「お主、なかなかやりおるな」と感心したものです(なぜお殿様口調?)。
ペドロの死を乗り越えて
初めてゾウの外に出て、敵地でもどこか浮き浮きとはしゃいでいた無邪気なキャロットが変わったきっかけは、師でもあったペドロの死でした。
サニー号への無断乗船がバレて、ペドロに「遊びじゃない‼︎」と言われた時も、キャロットはペドロの覚悟に全く気づいていなかったでしょう。
あまりに突然訪れたペドロの自爆死。
麦わらの一味を“世界の夜明け”に向けて送り出すためにペドロが壮絶な最期を遂げたことを目の当たりにして、キャロットは初めて、海の厳しさを知ったのだと思います。
幼かったルフィが、シャンクスが左腕を犠牲にして自分を助けたことで、海の厳しさや海賊の覚悟を知ったように。
そこから幼かったキャロットは変わりました。
麦わらの一味のピンチには、“月の獅子(スーロン)”となってダイフクの追撃を無力化するほどの大活躍をしたのも、戦闘を教えてくれたペドロの遺志を継ぐため。
スーロンと化したキャロットは本当に強くて美しかったですね。
また、救出されたサンジが、自分のせいでペドロを喪ったと悲しんだ時には、涙を堪えてサンジを慰め励ますほどに、キャロットは大人になりました。
ワノ国での活躍
ワノ国で先入りしていたワンダ達と合流してからは、ミンク族の仲間と行動をしていたキャロット。
鬼ヶ島決戦にも、ミンク族の一員として参加しますが、そこでまさかのペドロの仇であるシャーロット・ペロスペローと再会します。
ペドロの死を乗り越えて前を向いたように見えたキャロットですが、ペロスペローを見た瞬間、怒りが蘇ったみたい。
しかし、ワンダと共に“月の獅子(スーロン)”化してペロスペローを追い詰めたものの、力及ばず倒れてしまいます。
その後、ネコマムシが死闘の末にペロスペローを倒し、ペドロの敵討ちは果たされましたが、ワンダやキャロットのその後の様子が描かれていないのでちょっと心配。
ペロスペローはトドメを刺していなかったし、大火災や大洪水でやられるようなキャロットではないと思うので、きっと無事でもうすぐルフィ達とも再会できると信じています。
今後のキャロット
世界的な人気もあり、ルフィの10人目の仲間になるのではないか(なってほしい)という声も多いと思いますが、ヤマト推しのゾリラバとしては、キャロットの仲間入りはちょっと懐疑的です。
なぜなら、これまで麦わらの一味は全員、そのエピソードで準主役を張ってルフィと共に戦った後に仲間となったという共通点があります。
そういう意味でキャロットは、ゾウ編でもWCI編でもワノ国編でも、準主役的活躍をしたとまでは言い難いですよね。
ゾウを出発して以来、長く麦わらの一味と共に冒険をしてきたキャロットですが、ワノ国編が終わったら、ペドロの葬いをした後にワンダ達とゾウに帰るのではないでしょうか。
てかゾウ(ズニーシャ)、もうワノ国の近くまで来ちゃってますけどね。
もしかしたら今後、ズニーシャはワノ国の近くにとどまり、モモの助が将軍となって治める新しい国を守っていくのかなぁ。
そうすればイヌアラシやネコマムシも他の赤鞘の侍達と協力してワノ国を盛り立てていけるし。
最後は少しキャロットから話が逸れました。
はい、通常運転です。
いずれにせよ、チョッパーのマスコットキャラとしての地位を脅かしかねないキャロットのkawaiiパワーは、もうしばらく私達を楽しませてくれることでしょう。
(追記)
なんとキャロットは、ワノ国に残るイヌアラシとネコマムシの後継者として、モコモ公国の王となることに‼︎
キャロットは、まだ15歳ですが、ルフィ達との航海の経験と、今は亡きペドロの意志を継ぐ者としての期待から、思い切った抜擢です。
また「新時代」に相応しい若きゾウのリーダーとして、今後も再登場しそうですね。
お誕生日おめでとう、キャロット‼︎