引越のあと片付けも一段落し、ようやく心置き無く引きこもって趣味を楽しめるようになった8月のゾリラバです、こんにちは。
新型コロナのせいで、東京ではワンピースタワーが閉館するわ、大阪ではUSJの夏の風物詩ワンピースプレミアショーは中止になるわ、ワンピファンにとってもしんどい時期ではありますが、おうちでも楽しめるアニメワンピース、今日も元気に感想いってみましょう。
今週のアニワンは、原作でいうと、第938話の後半と第939話の真ん中部分。
最近また、だいぶ順番の入れ替えなどアニメ独自の編集が増えてますね。
新しいオープニング
今週から、アニワンのオープニングが新しくなりましたね。
きただにアニキの“OVER THE TOP”がワンピースのOPらしくて好きだったので、あ、もう変わるんだ、とちょっと残念。
新しいOP曲は、4オクターブの声域を持つDa-iCEが歌う“DREAMIN’ ON”という明るくさわやかな曲です。
映像も一新されて、間もなくアニメでも始まるであろうおでん様の過去編をフィーチャーしたストーリーになってますね。
原作を読んでいないアニメ派のファンには、今後の展開をワクワクしながら予想できる、ややネタバレすれすれ先どり映像になっています。
OPの中盤(サビの部分)で、その週の主なシーンをフレーム入りで流すという仕掛けが気に入っていたので、今回もそれが引き継がれていて嬉しいかも。
毎週曲に合うように編集するのは大変かもしれませんが。
アルパカマンとマジロマン
ルフィとヒョウじいを処刑するための“大相撲地獄(インフェルノ)”は、今週も兎丼の囚人採掘場で絶賛継続中。
ルフィが新しい武装色の覇気を修得するための修行とはいえ、やや引き延ばしが過ぎる気がするなぁ。
今週も、ようやくギフターズのアルパカマンとマジロマンが登場しましたが、アニメオリジナルの合体技とか、尺伸ばし感ハンパない(笑)
原作の面白いところで次週に「つづく」としたいのは分かるんですが。
浦島との相撲対決もそうでしたが、あんまり強くない敵とのバトルが延々続くとちょっとね。
ゾロとおトコ
それに比べて、ゾロを引き留めるおトコのアニメオリジナルのシーンは良かったですねぇ。
人斬り鎌ぞうとの闘いで重傷を負ったにも関わらず、すぐに出ていこうとするゾロに「お侍さん、一緒にいて」というおトコちゃん。
底抜けに明るいのに手が震えているおトコちゃんの様子に、出ていくのを思いとどまり「メシ…あんのか」と言うゾロ。
美女の引き留めは「バカ」と一蹴するのに、子供の笑顔の下の怯えには敏感なゾロ…
最高かっ!!
そう、こういうアニオリなら大歓迎ですよ!
け、決して単にゾロのシーンが増えて嬉しいという訳ではなくってよ、ぶ、無礼者。
謎の美女の正体
謎の美女がゾロに打ち明けたその正体は、なんとモモの助の妹でした。
その名も光月日和。
打ち明ける前に、ゾロが酒を飲む様子をじっと見つめる日和のシーンも、日和の内心の葛藤やためらいが伝わってくる、とても良いアニオリだと思いました。
原作を読んだ時に、いくらゾロが命の恩人でも、あっさり秘密を打ち明けすぎじゃないかと思いましたが、アニメだと短い時間に日和がいろいろな推測を巡らし決心したことが伝わってきますね。
いろいろな点がつながって線になってきた今週、サブタイトルにも「驚愕」とか「衝撃」というあおり文句が使われていますが、ワノ国編の驚きは、まだまだこんなものではありません(←原作読者の上から目線)。
原作のワノ国編は、非常にテンポよく進んでいます。
ただでさえアニメはコロナでしばらく止まっていた分、原作に追い付いてしまう心配はないと思うので、不要な引き延ばしはせずサクサク進んでほしいガネ。