朝晩に秋の気配を感じるようになり、猛暑から解放された喜びと夏が去り行く寂しさに“ものおもひ”がちな思秋期のゾリラバです、こんにちは。
今日のお昼ごはんは、「秋の日のヴィオロンのため息の鶏唐弁当」です。
さて、ゾリラバのランチ事情はさておき、2人の四皇の化物っぷりが際立った今週のアニメワンピース、感想いってみましょう。
今日放映された#1034は、原作では巻100第1013話の一部と第1014話の前半に当たります。
ジョイボーイを知るカイドウ
先週、ルフィが鬼ヶ島から落とされ暗い海に落ちていくという衝撃的な引きで終わったアニワンですが。
それを見届けたカイドウが、「お前もジョイボーイにはなれなかったか」と意味深な言葉をつぶやきました。
そもそも最初に原作を読んだ時には、カイドウが“ジョイボーイ”を知っていることに驚きましたよ。
歴史の謎を追っているロビンでさえ、魚人島でポーネグリフを読むまでは知らなかった名前なのに。
アニメではその種明かしはまだだいぶ先ですが、海に沈んでいくルフィに勝利を確信したカイドウは、鬼ヶ島中に勝利宣言をして反カイドウ軍の士気を下げるつもりのようです。
バオファンと“メアリーズ”の拡声機能を使って。
暴れ出したヤマト
先週、闘いたいウズウズをモモの助に指摘され、自ら囮となると言って飛び出したヤマト。
急ごしらえの下手くそな人形をモモの助の身代わりだと言っていました。
誰がそんなものにだまされるか!と思わずツッコミましたが。
カイドウ軍、しっかりだまされてる(笑)。
人形を見てモモの助のような「生意気そうな目つき」ってあなたwww。
百獣海賊団、目と頭、大丈夫か⁉︎
こういうくだらないアニメオリジナルも、ヤマトの天然っぷりと合わさると笑えますね。
進撃の巨トナカイ
大看板クイーンと渡り合っているチョッパーがスゴい!
しかもペロスペローまで参戦して大量の矢で攻撃を仕掛けてくるので、味方をかばいながらの大立ち回りに。
思わず、「いよっ、チョパやん!」と声をかけたくなりますわ。
アニメオリジナルでチョッパーの活躍がマシマシに描かれるのはもはやお約束ですね。
でもいくらランブルボールでモンスター化しているとはいえ、チョッパー一人で四皇の幹部2人を相手にするのはそろそろ限界でしょう。
ゾロの(担がれて寝ながらの)助言でライブフロアに向かってきているサンジ達が、早く到着してくれないと!
ゼウスの最期⁉︎
ビッグ・マムに役立たずと見限られ、新たに生み出された雷雲ヘラのエサにされそうになったゼウス。
いったんはビッグ・マムの命令に逆らえずナミを攻撃したため、ナミからも絶交を言い渡され、誰からも必要とされない孤独な嫌われ者になってしまいました。
そんな臆病でどっちつかずのゼウスが絶体絶命のピンチに下した決断は、「せめてひとりに償って死ぬ」こと。
ナミに「見てて‼︎」と言って一世一代の覚悟でビッグ・マムに向かっていきますが、もとより叶うはずがありません。
そうなると弱者を見捨てられないのがナミさんクオリティ。
早く逃げようとウソップが急かす中で、“情けのブラックボール”をゼウスに与えて逃そうとしますが。
魂が抜けかかっているゼウスは、ナミの天候棒の先端ごとヘラの口の中へ。
あわれゼウスの運命やいかに⁉︎
救世主はキッド
麦わらの一味は憎くても、自分に親切にしてくれたお玉にだけは優しい「マザーモード」が発動していたビッグ・マムでしたが。
逃げようとしたお玉を見て気が変わったようです。
そう、ビッグ・マムは「去る者」が大嫌い。
去ろうとするヤツは殺さなきゃね、という恐ろしい思想の持ち主です!
怖いわー。
そんなビッグ・マムの怒りの剣がナミ達に振り下ろされようとした瞬間。
その手を止めたのは、ホーキンスを相棒のキラーに任せて駆けつけたキッドでした。
“地獄に仏”とばかりに「キャプテン・キッド〜」と涙目になるウソップやナミに、
失せろ“麦わらの一味”
コイツはおれの獲物だ‼︎
と言い放つキッドの頼れる感と言ったら‼︎
敵の海賊を助けたわけではないし、ビッグ・マムは自分の獲物だから邪魔だ、という態度を崩さないキッドのハードボイルドさが良き!
次回はいよいよ、あの原作1014話”人生の大根役者”が放送されますが、原作そのまま映すのか、それとも、アニオリを少し入れた上で映すのか分かりませんが期待しています。
かなこさん、いつもコメントありがとうございます。ある意味エモいシーンなので、アニオリましましになる可能性がありそうですねー。
ゾリラバさんへ
“刎頸の交わり”を知ってますか?
いわゆる、二人はこういう関係?