「スポーツの秋」だと運動に勤しんでいるにもかかわらず、その上を行く「食欲の秋」効果の前に、体重増加がとどまるところを知らない晩秋のゾリラバです、こんにちは。
このままクリスマスからお正月にかけての最もデンジャラスな季節に突入してしまうのかと思うと不安しかありません。
そういうわけで、焼け石に水とはいえ、今週のアニメワンピースはストレッチしながら観ましたyo。
早速、感想、いってみましょう。
今週のアニワンは、原作の第990話“孤軍”の後半に当たります。
ゾロとジンベエの連携
カイドウを目指すルフィの体力を少しでも温存しようと、奮起するワノ国の侍達。
巨大なナンバーズにも果敢に向かっていきますが、いかんせん体格と膂力の差があり過ぎます。
五鬼が振り下ろした金棒が、まさに侍達を襲ったその時、誰よりも速く飛び出して金棒を両断したのは、ゾリラバのゾロ!
あっ、またゾリラバのって野心出ちゃった。
ゾロは本当に、誰かを守るための剣が速いですね。
そしてゾロが斬った金棒の先を受け止めたのは、ジンベエ親分でした。
このシーンは、原作を読んだ時にもおや?と思ったのですが、今までならこれはサンジの役割だったよなーと。
ま、金棒の先にいたのが女性だったら、サンジが誰より速く動いてたかもしれないけど(笑)
貴重なゾロとジンベエの連携でした。
ルフィのギア4は明王?
古代巨人族の五鬼を見て、オーズとの闘いを思い出すルフィ。
今週も、スリラーバークでオーズを麦わらの一味が総力戦で倒したシーンが挿入されました。
ま、好きなシーンだから何度観ても良いんですけどね。
五鬼に向かって走りながら
あれが「オーズ」だとしたら、あんな巨体昔はおれ達全員でやっと倒したよな
というルフィのセリフを聞いて微笑む仲間達が良き♪
そして
今は違うぞ!!!
とギア4になるルフィを見て、「明王」を連想するヒョウ五郎親分。
ワノ国と明王の関係については原作の感想で語ったので割愛しますが、現在ワノ国で明王とされているカイドウではなく、それ以前の伝統的な明王の姿が、ギア4“バウンドマン”に似ているようですね。
嵌められたドレーク
クイーンが言っていた「消してェ奴」というのは、やはりドレークでした。
どうやら少し前からドレークが裏切り者であることはバレていたようです。
ホーキンスが占った「明日までの生存可能性1%」というのは、アニメによると普通にドレークのことでしたね。
原作ではぼかされていたので深読みし過ぎてましたわ(笑)
ドレークの裏切りが判明する流れは、アニメオリジナルシーン満載でしたが、これが非常に秀逸でしたガネ!
クイーンの芝居も、いかにもコイツならやりそうな狂言だし、ドレークの葛藤や緊張感もリアリティがありましたねー。
特に「おっ⁉︎」と思ったアニオリは、大写しになったホーキンスの占いの2枚のカード。
1枚目のカードは、ライオンを手なづけていることから「力」のカードですね。
その逆位置(上下逆さま)なので、「無力」とか「諦め」という意味になります。
そして2枚目は、「愚者」の逆位置のカード。
これは「無分別」とか「愚行」の意味です。
どちらもあまり良い意味ではないカードなので、ホーキンスはトータルで1%の生存可能性という結果を読み取ったのでしょう。
アニメスタッフさんにタロット占いに詳しい人がいるのか、こうした一瞬しか映らないのに良く練られたアニメオリジナルに接すると感動します。
ひとコマひとコマに面白さや伏線を詰め込んでくれる尾田っちのエンターテイメント精神が、アニメスタッフさんにも乗り移ってるようで。
浦島相撲巡業の時ののぼりとかね(笑)
“堕ちた海軍少将”として、また“最悪の世代”のひとりとして、そして実は海軍本部特殊機密部隊“SWORD”の隊長として、長く百獣海賊団に潜入していたドレークですが、いよいよルフィ達と共闘の流れ、来ましたね‼︎