ようやく形が整いつつあるワンピースクイズの新問題を考えるために、コミックスを読み直していると、あっという間に数時間が経っていてびっくりする偏った集中力の持ち主、ゾリラバです、こんばんは。
そういうわけで昨日の感想の続きが遅くなってしまいましたが、後半もびっくり新情報がいろいろあった今週のワンピ、早速いってみましょー。
以下、昨日発売された週刊少年ジャンプ掲載の“ONE PIECE”最新話の内容に触れますので、コミックス派、アニメ派の方は、ネタバレご注意下さい。
どうかしている
鬼ヶ島中で戦闘が起きていても、モブ遊女達と優雅にお座敷遊びを続けていたブラックマリアですが、遊女達もみんな一癖も二癖もある戦闘員だったんですね。
鬼ヶ島にいるからにはそりやそうか。
ろくろ首だの蛇女だの巨大蜘蛛女だの「魑魅魍魎的な何か」がたくさんいますが、さすがはサンジくん。
性別が「女」というだけで、そこを天国、パラダイスと認識できるようです。
カマバッカでのリアクションとは全然違いますね。
サンジの女性に対するストライクゾーンのあまりの広さに敵もびっくり。
本人達にまで「どうかしてるぞこいつ!!」って言われてます(笑)
いえいえ、これがサンジくんの真骨頂。
早くカイドウのところに行かなくては、という使命感さえなければ、逃げるどころか一緒にお座敷遊びしかねません。
それにしても、ここにいる敵は誰一人として蹴れないサンジくんが、どうやってこの窮地?を脱するか見ものですね。
フーズ・フーの正体
城内4階で敵を足止めしてルフィを先に行かせたジンベエですが、ここで飛び六胞の一人、フーズ・フーと出くわしました。
クイーンと一緒に裏切り者のドレークをいたぶっていたところが描かれて以来、消息がわからなかったフーズ・フーですが、ちゃんと戦闘には加わっていたみたいですね。
人型の時も仮面を被っていて素顔がわかりませんでしたが、獣型になると、こちらも妖怪チック。
でも中途半端に人型の風貌を残したササキのトリケラトプスよりはカッコいいかも(笑)
だいぶ前に悪魔の実の覚醒について考察した時にも書きましたが、こいつもかなり巨大化しているということは覚醒した動物系(ゾオン)なのかな。
このフーズ・フー、どうやらジンベエ親分を見かけたことがあるようです。
「七武海の頃」という言い方、普通に読めばジンベエがまだ七武海だった時と読めますが、主語がないのでフーズ・フーが七武海だった頃と読めないこともない。
でも素顔を見ればわかるかも、と言うジンベエに「見せねェよ」と言っているということは、あまり自分の素性は知られたくなさそうですね。
だとすると元七武海なら自分から“七武海の頃”と明かす可能性は低いと思うので、ジンベエが素直に七武海の頃と読むのかな。
その場合は、出会う機会がいろいろありそうで、なかなか絞りきれません。
海軍にスパイとして潜り込んでたのかもしれないし、カイドウ陣営に加わる前は普通に海賊団を率いていたようなので、どこの海で会っててもおかしくない。
ただ、今週の含みを持たせたやり取りからすると、間違いなくジンベエが知っている顔で、我々読者にとっても「なるほどそう来たか」と思われるネタが仕込まれていることでしょう。
価値がある方の肩書き
さてそのフーズ・フーと遭遇したジンベエ親分、「元七武海」と言われて
“麦わらの一味”操舵手じゃ…!!価値のある方で呼んでくれんか?
くーっ、カッコいい!!
泣く子も黙る七武海の肩書きより、いち「操舵手」でも“麦わらの一味”を冠する方が価値があるというね。
未来の海賊王たるルフィに惚れ込んだジンベエ親分らしい台詞です。
ホントにジンベエの言うことはいちいちかっこいいですわ。
ヤマトとエース
記念すべき第1000話を目前に、今週の引きは無茶苦茶期待が高まりますね。
もしかして、エースが鬼ヶ島を訪れたらしい数年前の回想に突入するのでしょうか。
回想でもいいからエースの冒険が読みたい!!(←既に涙目)
カイドウとの闘いも読みたいけど、ヤマトと一戦交えて意気投合したあたりのやりとりも楽しみですわー。
光月おでんの航海日誌を読んで、ワノ国を「開国」する必要があることを知っているヤマトがなぜ海に出ようとしているのか、という点は今後のワンピースの展開を占う上で、非常に重要だと思っています。
普通、「開国」といえば国の政策転換ですから、敢えて海賊船に乗って海外に出る必要はないわけです。
単に国を開くだけなら、それこそ父カイドウの狙いに乗っかって、ヤマトがワノ国の将軍になっても良かったはず。
ということはおでん様の遺言である「ワノ国を開国せよ」という言葉は、単純に「鎖国政策をやめて国を開く」という意味にとどまらないはずなんですよね。
このワンピースに直結しそうな謎が、今後どう明かされていくのか、本当に楽しみです。