一年で最も寒い時期を迎えつつある今日この頃、すっかりインドア派になっているゾリラバです、こんにちは。
脂肪を蓄えすぎてこのまま冬眠生活に入れそうです。
さて、今日放映されたアニメワンピース、久々に見入ってしまうくらいオリジナルな描写が秀逸でした。
早速、感想いってみましょう。
いよいよ今週からワノ国編の第二幕に突入です。
今週のアニワンは、多少順番が入れ替わっていますが、原作の第925話の後半から第926話の途中までに当たります。
週刊ジャンプ掲載時のリアルタイム感想はこちらから。
オープニングとBGM
東映アニメスタッフさんがワノ国編でオープニングやBGMにも気合いが入っていることは第1幕でも分かっていましたが、今週のオープニングもカッコヨカッタ。
毎週、オープニングの一部(歌詞でいうと『新しいあした探しに行きたいのなら~』の部分)に、その週放映される絵を入れる手法はワノ国編になってからですよね。
作る方は手間だと思いますが、これが迫力あって毎回ワクワクします。
オープニングを飛ばさず観るようになったのは、疾走感があってノリの良いOP曲の“OVER THE TOP”を聴きたいという理由もさることながら、この“今週のダイジェスト予告”を観たいというのが大きいなー。
また、今週は第2幕の始まりを告げる狐面の女の三味線も良かったです。
和風のスパイスを効かせながらもノリノリにロックしていて、嫌が応にも盛り上がりますな。
アシュラVSイヌアラシ
ワノ国編第2幕の冒頭は、いきなり頭山でのアシュラ童子とイヌアラシ公爵の対決から始まります。
頭山の元ネタはだいぶ前に書いたとおりですが、ここは原作でも、それぞれの登場人物の想いを考えさせられる短いながらも重要なシーンですね。
今日のアニメでは、そうした各人の想いを更に深く掘り下げるオリジナルな台詞が加わって、見ごたえがありました。
アシュラ童子がかつては赤鞘九人男の一人でありながら、なぜ盗賊に堕ち、弱者に刃を向けるようになってしまったのか、という疑問が読者や視聴者にはあります。
そのやりきれない気持ちをイヌアラシが剣を交えながら代弁してくれました。
それに対するアシュラの『あの人は死んだ。お前達こそ今更この国に何しにきたど!』『いきなり戻ってきたお前らが何をわめき散らそうと聞こえん!』という台詞もまた、彼の苛立ちと怒りと20年の絶望が伝わってくるナイスアニオリでした。
アシュラの表情や二人の剣撃も迫力充分!!
錦えもんが火柳一閃で二人を止めるところや、周囲に飛んできた二人の斬撃を凪ぎ払うお菊のアニオリも、芸が細かくて好き。
くの一のおしごと
女忍者しのぶとペアを組んで、くの一らしくカイドウ陣営とおぼしき侍の屋敷に忍びこんだおナミ。
原作を読んだ時に、天井に都合良くお約束の穴が空いていたことにウケましたが、そうか、あれはしのぶちゃんのジュクジュクの実の能力で空けたのか!?(笑)
熟女の魅力全開(全壊?)のしのぶさんがいろんな意味で素敵です。
兎丼のルフィは回復途上
今週のアニメでは、兎丼に収監されたルフィが、原作とは異なりすぐにキッドと張り合えるほどには回復していない様子が描かれました。
たぶんそこは来週まとめてがっつり描くために、今週、空腹でまだ力が出ないルフィを描いたのでしょうね。
お玉ちゃんにルフィの化け物並みの回復力のことを告げるチョッパーの台詞が削られたのもそのせいかな?
キングはイケメン?
いよいよカイドウの大看板であるキングとクイーンが登場しました。
ゾウで暴虐の限りを尽くし、モコモ公国の人々を恐怖に陥れたあのジャックを、『ズッコケジャック』呼ばわりする二人が醸し出す圧倒的な強者感といったら。
キングはだいぶ話が先まで進んでいる原作でも、まだ謎に包まれている人物ですが、今週のアニメで声を聴いた印象は、“おや、意外にイケメン声!?”(笑)
素顔や性格がわからない人物の声って、声優さん選びからして苦労しそうだなぁ。
一番くじ ワンピース ワノ国編~第一幕~ D賞 おナミ フィギュア 全1種 ナミ