ワンピース第1134話“フクロウの図書館”感想・考察(その1)サウロの言葉を信じて生き抜いたロビンが出会えた大切な仲間

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ワンピース第1134話“フクロウの図書館”感想・考察(その1)サウロの言葉を信じて生き抜いたロビンが出会えた大切な仲間

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クリスマスシーズンを楽しむ余裕もなく、年末年始休暇を無事に迎えるための仕事に追われている12月のゾリラバです、こんばんは。

先生でさえ走る“師走”ですから、ゾリラバごときはあくせく働かないといけないとは思うものの。

イヴの明日くらいは美味しいもの食べてゆっくりしたいなー。

でもやっぱりあくせく働いて夜は地味にブログ書いてるんだろうなー。

 

さて、ゾリラバの社畜事情はさておき。

待ちに待った久々のワンピース最新話!

22年ぶりに恩人サウロと再会して少女に戻ったかのようなロビンの可愛らしさは、今週も大爆発です。

早速、感想いってみましょう。

以下、本日発売の週刊少年ジャンプに掲載された“ONE PIECE”の内容に触れますので、コミックス派、アニメ派の方はネタバレご注意ください。

 

親分の仁義

まず、麦わらの一味の船長として、ロビンの恩人であるサウロに、任侠者のような仁義を切るルフィがかっこいいですねぇ♪

仲間(たぶんゾロ)からは

 

どこで何を見たんだ、お前💧

 

とツッコミが入るくらい、付け焼き刃感が満載ですが(笑)

ジンベエ親分から教わったか、ワノ国で錦えもんあたりから習ったんでしょうか。

作中でこの渡世人のような仁義(決して武士の作法ではない)を切っていたのは、ゾリラバの記憶にある限りでは、錦さん(@ドレスローザ)とジンベエ(@鬼ヶ島討ち入り前)です。

 

多少語尾が変ではあるものの、ちゃんと真面目にこういう仁義が切れるようになったルフィは、やっぱり船長として成長しているなと。

2年前、ココヤシ村で「ご愁傷様」を正しく言えなかったルフィとは全然違うよね!(笑)

 

守ってくれる仲間

昔、サウロのキャラ語りでも書きましたが、ロビンが言う「サウロの言う通り本当に出会えた‼︎」というセリフを理解するために、過去のサウロの感動的なセリフをおさらいしましょう。

22年前、故郷を襲った海軍により、ようやく会えた母親と再び引き離され、頼みのサウロもクザンの氷に捕らわれて、一人で海に逃げるのを拒む8歳のロビンに、サウロが言った言葉です。

 

海は広いんだで………

いつか必ず!!!

お前を守ってくれる“仲間”が現れる!!!

この世に生まれて一人ぼっちなんて事は絶対にないんだで!!!

(“ONE PIECE”第396話)

 

それ以降、ロビンは、世間から「悪魔の子」というレッテルを貼られ、高額の賞金首として追われ続け、たくさん裏切られて何度も死にたいと思っても、このサウロの言葉を信じて生きて来ました。

そしてようやく20年後に、麦わらの一味と出会えたわけです。

 

サウロの言う通り本当に出会えた‼︎

私なんかを本気で守ってくれる大切な仲間に

 

くあーっ‼︎

最近の加入であまり事情を知らないであろうジンベエ以外の仲間達が、号泣しながら“一生守るー!!!”と心で叫んでいる気持ち、わかりますわ。

サウロとの再会に備えて髪型を昔に戻したロビンちゅわんですが、今の柔らかい表情は一味に加わった頃と全然違うから新鮮ですねー。

 

ベガパンク(本体)とくまの復活

リリスちゃんによってさらりと語られたけれど、めちゃくちゃ嬉しかったのが、ベガパンク(ステラ)のクローンがエッグヘッドから運び出されていたこと。

リリス=ベガパンクだと頭では理解できるものの、やっぱりイメージが本人と違い過ぎて。

まして事情を知らないサウロのリアクションは、至極もっともです。

そのベガパンク本人がどうやらエルバフでリリスの手によっていずれクローンとして蘇りそうですね!

クローンがちゃんと普通の人間であることは、すでに誰よりも人間らしく葛藤していたステューシーが証明済みです。

 

そして、一時は完全に機能停止したバーソロミュー・くまもどうやら復活の可能性がありそう!

失われた自我が戻るのかは分かりませんが、自我を奪われても、機能停止装置のスイッチを押されても、父の愛と本能でボニーを守り抜いたくまですから。

バッカニア族の生き残りとして、奇跡の復活を遂げて欲しい‼︎

 

エルバフのコンプライアンス

ワンピース世界にも、戦士の国エルバフにも、コンプライアンス重視の時代が来ているのか(笑)

「お前」とか「チビ人間」とか「ガキ」とか言っちゃいけないって(笑)

なんか、子供達の言葉に、最近の風潮に対する尾田っちの皮肉が含まれているようで、笑ってしまいました。

なんかSBSとか読んでると、尾田っちがPTAの反応を懸念してONE PIECEで使う言葉にも配慮しないといけなかったり、使いたくても編集部からダメ出しされて使えない言葉があったりするじゃないですか。

漫画なのに。

ルフィやウソップが憧れる戦士の村にもそういう時代の流れが来ているという皮肉(笑)

 

前半から面白過ぎて感動的過ぎて、あんまり進みませんでしたが、今夜はこのくらいで。

また明日、後半の感想書きます!

 

-ジャンプ

執筆者:


  1. バギーラバ より:

     サウロの言う野蛮なエルバフが
    奇しくも そのサウロによって品行方正な国に生まれ変わろうとしている

     文明開化は素晴らしいけど 世界一の強国
    エルバフの牙をもぎたい政府の思惑ではと 疑心暗鬼です。

    • ゾリラバ より:

      バギーラバさん、こんばんは。
      そこまで疑う⁉︎
      やはりハイルディン達がバギーズデリバリーを抜けたことで巨人族信用ならん!みたいな?(笑)

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