先週はONE PIECE最新話が休載だったこともあり、セカンドブログの立ち上げに没頭して、1週間こちらの更新をサボった不器用な女、ゾリラバです、こんばんは。
ブログの立ち上げ方、5年前に一度やってるハズなのにすっかり忘れてしまいましたわー。
ヨホホホ。
さて、今週のアニメワンピースは、もうね。
サブタイトルを見た瞬間、ついにこのシーン来たー‼︎とガッツポーズですよ。
原作を読んだ時に感動しすぎて泣いたよね。
なぜかサブタイトルが、“ゾロとサンジ”ではなく、“サンジとゾロ”になっているのが、ゾロファンとしては微妙に気になったのですが。
観たら納得ですね。
今週の主役は間違いなくサンジくん。
それでは久々で前置きが長くなりましたが、感想、いってみましょう。
今週のアニワンは、まるっと原作の第1031話に当たります。
ノリと損得勘定で生きるアプー
追ってきたドレークに、百獣海賊団と反カイドウ軍の潰し合いを待って「漁夫の利」を得ようと提案するアプー。
海賊には裏切りが付きものらしいですし、元々、カイドウに心酔して配下になっているようには見えなかったので、それ自体は驚きはないですね。
2年前の初登場時から、悪ふざけが好きなノリの軽い超新星でしたし。
でもドレークがアプーを嫌うのもなんとなく分かります。
ドレークだって海軍のスパイとして百獣海賊団に潜り込み、忠実な部下のフリをしていたわけで、アプーにしてみればドレークにとやかく言われる筋合いはないかもしれないけど。
裏切り者といえば、勝ち馬に乗ってるだけのアプーより、確信犯のドレークの方がある意味タチが悪いのかもしれないけど。
でもドレークにあってアプーに無いものがあるんですよね。
ONE PIECEの海賊の世界では何より大切なもの。
それは信念。
自分が心に掲げている旗。
カイドウ軍に潜入していたドレークは、最初から最後まで海軍将校として自分の「正義」を信念として掲げていたことがわかったけれど。
アプーは、その時その時で有利になりそうな立ち回りをしているから。
やっぱりONE PIECE的価値観だと、小物感が拭えないんですよ。
CP0に追われるロビン
ミンク族の屈強な戦士達を歯牙にも掛けないCP0の強さ。
ロビンによると、サイファーポール最強のCP0の中でも、仮面で顔を隠している者たちは別格なのだそうです。
ロビンとブルックを逃すために盾となり倒れていくミンク族を気にするロビンの表情が、ロビンちゃんらしくてとてもいいですわ。
そしてそんなロビンの手を引き、ミンク族の覚悟を無駄にするなというブルックが男前です。
元々ロビンを欲しがっていたカイドウ軍に加えてCP0の乱入により、ワノ国での戦いに“ロビン争奪戦”というアスペクトが加わりました。
やる時はやる「ホネ」、判断力のあるブルックが、ロビンの護衛についていてくれて良かったですわ。
サンジに覚悟を決めさせた出来事
自分の身体に起きた“ジェルマの科学”による変化が、心にも影響することを恐れて気が動顚したサンジ。
眉毛の向きに注目です。
いつものサンジくんの眉毛の向きとは逆、すなわち、イチジ達ヴィンスモーク家の兄弟と同じ向きになってます。
これはサンジくんの身に起きている変化を象徴していますね。
いったんクイーンとの戦いを避けて遊郭方向へ走ったサンジくんですが。
そこには、戦火を避けて隠れていたお染ら花の都の芸者が。
自分の考えに没頭していたサンジくんが駆け寄った途端、なんとお染ちゃんは吹っ飛び頭から血が流れて!
自分を見て怯えるお染を見て、サンジくんは自分がやったはずはないと思いながらも、パニックになりかけています。
この時、女性の料理人のコゼットに暴力を振るったニジを思い出したのは、自分が兄弟達と同じように、女性に手を上げるような無慈悲な人間になりかけているのではないかと疑ったからですね。
我々ワンピースファンは、どんな状況でもサンジくんがそんなことするわけないと知っています。
しかしこのお染の一件が、サンジくんにレイドスーツ(と女湯)を諦めさせる決定打となりました。
この時にホールケーキ・アイランドでのルフィのセリフが挿入されたのは、アニメオリジナルでしたが、最高なり。
敵が女なら手も足も出ないサンジと、冷酷で無感情な“科学の戦士”、ルフィがどちらがいいかなんて、問うまでもありません。
お前がいねェとおれは海賊王になれねェ!!!!
とルフィが叫んだ意味を、サンジくんは誰よりも知っているはず。
ゾロへの信頼が尊い
レイドスーツを破壊しても、自分の身体に起きた変化から、まだ心を失うのではないかという不安を拭えないサンジくんが頼ったのは、他でもない、ゾロ。
サンジが頼ったのはゾロ‼︎
はい、大事なことなので2回言いました。
もうね。
原作を読んだ時も涙したけど、アニメで観るとまた格別ですね。
いつも口を開けばゾロに喧嘩を売るサンジが、正気を失うかもしれないという崖っぷちに立たされて、ゾロに頼み事をするというこのエモ展開ときたら。
決着の後………
もしおれが“正気”じゃなかったら
お前がおれを殺せ
サンジくんにしてみれば、そんなことを頼めるのはゾロしかいないわけです。
サンジくんを殺せるような強さを持っているのは、麦わらの一味でルフィとゾロくらい。
ルフィにサンジを殺すなんてことは絶対にできませんからね。
そしてキングと命のやり取りをしている最中にかかってきたサンジの電伝虫に、ただならぬ気配を察知したはずなのに、いや、だからこそ、のゾロの答えが最高です。
よし、わかった
お前はオレがキッチリ殺してやる
何だか知らねェが
決戦後の楽しみができた…‼︎
だったらてめェ…それまで死ぬなよ
うおー‼︎
この両翼のハードボイルドな信頼関係が最高です。
ねぇ、この輝き、何カラット⁉︎
特にゾロの最後の一言がもうね。
たまらん。
くあー‼︎
互いの覚悟を高め合って、生きて勝つことを暗黙の誓いとしているゾロとサンジが尊い‼︎
興奮した勢いのまま書いたので、アニメの感想にしては長くなりましたが、最後までお付き合いありがとうございました♫