週の真ん中に祝日があったせいか今週は気持ちにゆとりがあり、執筆意欲がとどまるところを知らない文学の秋のゾリラバです、こんばんは。
今日は何を書こうかなー♪と考えていたら、W杯日本チームの活躍と「ヒーロー」というニュースが目に止まったので、ONE PIECE世界のヒーローについて語ろうと思います。
ヒーロー(英雄)の定義はいろいろあると思いますが、ゾリラバの中ではやはり、「巨悪に立ち向かう弱い者の味方」というイメージ。
そういう観点からいつものように思い浮かぶワンピースキャラをピックアップし、厳選して5人(5組)に絞りました。
「正義」のコートを背中に羽織る海兵が上位を独占するかと思いましたが、そうでもなかった!
では早速、ゾリラバが独断と偏見で選ぶワンピースなんでもランキング英雄(ヒーロー&ヒロイン)編、べべんといってみましょー‼︎
第5位
まずは第5位‼︎
ドロドロドロドロ…
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コビー大佐‼︎
トラファルガー・ローが首謀者とされている「ロッキーポート」事件で、大勢の市民の命を救い文字どおり“英雄”と呼ばれるようになったコビー。
2年前の初登場時と同一人物とは思えないビジュアルだけでなく、心身共に強くなったコビーは、英雄と呼ばれるに相応しい成長を遂げていますね。
海兵としての階級も、雑用→3等兵→2等兵→1等兵→伍長→軍曹→曹長→少尉→中尉→大尉→少佐→中佐→大佐と、わずか2年でありえないスピード出世。
一気に5階級特進くらいしてそうです。
ルフィと初めて会った頃から持っていた優しさと正義感というヒーローの資質に加えて、海兵としての強さを得て、海軍大将の夢に向かい突き進むコビー。
虐げられる弱者の気持ちがわかる弱虫コビーが海軍トップの座に着いたら、いろいろ問題も多いワンピース世界の海軍も、もっと市民に優しい組織になるかも。
第4位
続いて第4位‼︎
ドロドロドロドロ…
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サボ‼︎
コビー大佐とは立場が真逆の革命軍参謀総長ですが、最近民衆の人気が高まり“炎帝”として英雄視されているサボが4位にランクイン‼︎
エースから受け継いだ“メラメラの実”の能力は、ヒーローらしいド派手な武器です。
それ以上に、サボを英雄たらしめているのは、「持てる者」の醜悪さと「持たざる者」の命の軽さを知る、故郷ゴア王国の貴族に生まれた故の彼の正義感でしょう。
子供の頃からサボはルフィの「優しい兄ちゃん」でした。
エースとルフィと3人で、海に出ることを誓ったサボが革命軍のドラゴンに拾われ、記憶喪失のまま革命軍で成長したことは運命の導きに思えます。
サボの正義感や世の中の理不尽さに対する怒りは、海賊より革命軍の英雄にふさわしいから。
本当に尾田っちは天才‼︎
第3位
続いて第3位‼︎
ドロドロドロドロ…
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スモーカー中将&たしぎ大佐‼︎
どうしても5人に絞れなかったので、合わせ技一本にしちゃいました(てへぺろ)。
スモーカーは泣く海賊も黙る強面だけど、アイスを持ってぶつかってきた子供に対する神対応はまさに「弱きを助け強きをくじく」ヒーローそのもの。
悪ィな、おれのズボンがアイス食っちまった
次ァ5段を買うといい
(“ONE PIECE”第98話)
というスモやんのセリフには、しびれましたわ。
スモーカーの右腕の女剣士たしぎ大佐も、市民を守るため、あるいは幼い子供達を救うためなら、意地もプライドを捨てて行動できる、「正義」のコートを背負うに相応しいヒロインですね。
前者は、アラバスタで国を救うために走り回る麦わらの一味を支援したこと。
もっとも海賊を頼るしかなかった自分の非力さを、後日嘆いて泣いてましたが。
後者は、パンクハザードで覚醒剤を投与された子供達を治すために、ナミに頼み込んで子供達の護送を引き受けたこと。
どちらも「敵である海賊を捕える」ことよりも「一般市民を救い守る」ことを優先してプライドを捨てた勇気ある行動です。
藤虎(イッショウ)がドレスローザで言った「…数えるべきなのァまず敵の数よりも…守るべき人の数じゃござんせんか……?」というセリフにも通ずるものがあります。
第2位
さぁどんどんいきましょう。
第2位‼︎
ドロドロドロドロ…
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モンブラン・ノーランド‼︎
ノーランドのランキング入りは、友達になりたいキャラランキングに続いて2度目ですね。
400年前にジャヤのシャンドラの民を樹熱という伝染病から救い、ドレスローザではドンキホーテ家の圧政に苦しむトンタッタ族を救うために戦った伝説のヒーローが、モンブラン・ノーランド。
元々は“北の海”のルブニール王国出身の植物学者ですが、立ち寄った先々で様々な発見をするだけでなく、人々を救って各地に伝説を残している人物。
でも、ルブニール国王を怒らせたために「嘘つき」の汚名を着せられて処刑され、“北の海”の子供なら誰でも知っている童話『嘘つきノーランド』の主人公になったという悲劇のヒーローでもあります。
空島編は、シャンドラの戦士カルガラとモンブラン・ノーランドの友情物語と言っても過言ではありません。
生贄にされかけていた見ず知らずの娘ムースを自分の命と引き換えても助けようとしたノーランドと、先祖から託されたものを守るために外界の者を全て排除してきたカルガラが、文化の違いや誤解を乗り越えて親友になっていく過程は、まさに2人の英雄の物語。
空島編で読者に強い印象を残したノーランドが、ドレスローザ編で再び小人族の伝説のヒーローとして登場した時は、ワクワクしましたよ。
やっぱりヒーローはあちこちに生きた証を残すんだなーと。
第1位
いよいよ第1位‼︎
1000人以上のキャラが登場し、あまたの豪傑が魅力をふりまいている“ONE PIECE”の物語において、ヒーローの頂点に立つのは⁉︎
ドロドロドロドロドロドロドロドロ…
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Tボーン少将‼︎
はい、これはゾリラバのTボーンへの日頃の偏愛を知っている方には予想がついたかもしれません。
ゾロの名セリフランキングでも登場していただきました。
Tボーン少将は、海軍の良心と言っても過言ではない善人中の善人です。
何せモットーは「一日百善」。
これは今年のナレッジキングにも出題されました。
とにかく優しさと誠実さが「正義のコート」を羽織ったような人ですね。
顔はめっちゃ怖いんですけど。
部下が出血するたびに自分のコートを破いて止血するので、コートはボロボロ。
弱きを守るという愚直なまでのTボーン大佐(当時)の信念は、嵐の海を走ってでも自らの任務を果たすまで曲がることはありませんでした。
ゾロが倒した敵の中で、唯一、どうか無事でいて欲しいと思ったキャラでした。
ホント普通に生きてて良かったわー。
さすがはゾリラバのゾロ(あっ。また野心出ちゃった)。
信念と信念のぶつかり合いでは、命まで取る必要がないことをちゃんと分かってるよね。
正義の味方のヒーローランキング、いかがでしたでしょうか。
さすがに海賊はランクインしませんでしたね(笑)
歴史に名を刻むような豪傑や多くの人を感化する英傑を「英雄」と定義するなら、ロジャーとか光月おでんとか「時代の名は白ひげ」とか、また違ったキャラがいろいろ挙がってくるでしょうけどね。
ちなみに今回、あちこちで国を救っているルフィやゾロがランキングに入ってないのは「ヒーロー」と呼ばれるのが嫌いな人たちだから(笑)
エースやチョッパーは最後まで迷いましたね。
いずれまた切り口を変えて、ランキングやりたいと思います♪