読み返すほどに味わいを増す今週のONE PIECEに、いろいろと考察マインドが疼いているゾリラバです、こんばんは。
でもナレッジキングであっさり敗退した今週のゾリラバはサバ以下なので、良い記事は書けないかもしれません(←まだ言ってる)。
とりあえずは、前半以上にあれこれ思うところのあった今週のONE PIECE後半の感想、べべんといってみましょう。
以下、本日発売の週刊少年ジャンプに掲載された“ONE PIECE”最新話の内容に触れますので、コミックス派、アニメ派の方は、ネタバレご注意下さい。
バオファンの“目”
以前、カイドウのスケジュール管理係として登場をしたバオファン、今週は偵察部隊のような役割を果たしています。
同じ“目”のマークの紙を顔に付けていると視覚を共有できるというのは、カラスと猫の違いはあれど、“鬼滅の刃”に出てきた兪史郎の血鬼術といっしょですな。
バオファンもこうやってあちこちに見張りの“目”を配置しているのでしょうか。
これまでも同じマークを付けた兵士や猫っぽい戦士が登場しているので、同じ仲間なんでしょうね。
血鬼術は別の漫画なので置いといて(笑)、これはバオファンの悪魔の実の能力ということなのかなぁ。
バオファンの能力でモモの助の居場所を把握したキングは、さすが大看板というべきか、反カイドウ軍のウィークポイントであるモモの助をピンポイントで狙う指示を出しました。
ササキの“装甲部隊”
そのモモの助をいち早く見つけたのは、“装甲部隊”を率いた飛び六胞の一人、ササキでした。
そしてその攻撃からしのぶとモモの助を守ったのは、二人を追いかけていたヤマトです。
この二人の闘いも見ものですねぇ♪
ササキの率いる軍勢は、“装甲部隊”というだけあって皆、身体も守備も堅そうです。
そしてササキ自身が乗っているのは巨大なサイでしょうか。
堅い守り、サイ、恐竜とくれば、トリケラトプスを思い出しますが、ササキの能力はリュウリュウの実モデル・トリケラトプスなのかな。
飛び六胞6人のうち既に3人はリュウリュウの実の能力者であることが判明しているし、ササキの牙や角からしても恐竜系だろうと思いますが。
でも、ティラノサウルスだと思っていたうるティが、パキケファロサウルスという予想の斜め上の能力者だったので、断定はやめておきます。
種明かしを楽しみに待ちたいと思うガネ。
ササキは、狂死郎こと傳ジローと気が合っていたようなので、何となく根っから悪い奴ではない気がするのですが、さて、このヤマトVSササキの対戦カードはどのような展開になるのか!?
カイドウのトラウマ
今週のカイドウの独白には、いろいろと腑に落ちるところがありました。
まず、カイドウの「自殺願望」と自暴自棄ともとれる厭世感が、ワノ国での振る舞いや海賊王への野心とどうもしっくり繋がらなかったことについて。
やはりカイドウの複雑な心中の根っこは、全て20年前に光月おでんという人物に出会ったことにあるようですね。
① 光月おでんという自分に深い傷を付けられる強い侍がいたこと。
② そのおでんを卑怯な手を使って討ち取ってしまったこと
③ おでんの処刑の場面でさえ、後世に語り継がれる見事な最期に、敗北感を感じたこと
④ 跡取りのモモの助をはじめ、おでんの強さを持つ人物が20年現れなかったこと
などの要因が、カイドウを、強さを求めつつも死を望むような複雑な心境に追い込んでいったのでしょうね。
裏を返せば、おでんのような真の強さを持つ者と、今度こそ正々堂々と戦って、それで死ぬなら本望、というくらい、カイドウはおでんという人物への感情をこじらせているのだと思います。
だからこそ今週、錦えもんたち赤鞘九人男の気迫におでんの影を見たとき、それがもし「本物」であったなら
別に殺されてやってもよかった
と思ったのでしょう。
でも実際には、やはりおでんほどの強さはなかった。
だからこその失望と怒り。
浅いんだよ
そんな力じゃあの時の傷は開きもしねェ………!!!
お前らじゃムリだ
きっとカイドウが渇望している自分の命を脅かしかねない強者との闘いは、ルフィによって叶えられるのでしょう。
でもね。
ちょーっと待ったぁ!
ルフィ登場の前にゾロの出番があると思うんですよ!
だっておでん様がカイドウに傷を付けた“閻魔”を譲り受けているんですから!
あー、早くゾロとカイドウの闘いが見たい!!!!(←ゾリラバ的確定事項)
お菊の負傷
今週の衝撃的な引きは、なんとカイドウが繰り出した無差別のかまいたちで、お菊こと菊之丞の左腕が肩から切断されてしまったシーン。
あまりリアルタイムで身体の欠損を描かないワンピースなので、ドレスローザでローの腕がドフラミンゴに切断された時には驚きましたが、その後、無事に繋がりました。
今回のお菊のダメージは、赤鞘九人男の中ではやはり戦闘力が一番弱くて避けきれなかったということでしょうか。
赤鞘九人男の中で、身体欠損が一番ビジュアル的に堪えるのもお菊ちゃんでしょう。
イゾウの表情が辛い…
ローが駆けつけてくれて無事に繋がるといいのですが。
四皇カイドウとの闘いともなれば味方にも相当の犠牲が出るということなんでしょうね。
対ビッグ・マム戦でペドロを失ったように、鬼ヶ島決戦でも味方の誰かを失うかもしれないとは考えたくないのですが。
メガハウス Portrait.Of.Pirates ワンピース “Warriors Alliance” ゾロ十郎