ワンピース第982話“無礼者meets無礼者”感想・考察(その2)マルコの伝言とうるティVSルフィの傍若無人対決

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ワンピース第982話“無礼者meets無礼者”感想・考察(その2)マルコの伝言とうるティVSルフィの傍若無人対決

投稿日:2020年6月16日 更新日:

USJワンピースプレミアサマーの中止決定により、今年は夏休みの予定の再考を迫られているゾリラバです、こんにちは。

最近収入も減少気味なので行楽は控えて引きこもるべきか、少しでも出歩いてコロナのダメージの大きい旅行業界や地方経済に貢献すべきか、悩むところですわー。

 

夏休みまで1ヶ月、じっくり悩むとして、とりあえずは今週のワンピースの感想の続き、いってみたいと思います!

以下、週刊少年ジャンプ掲載のONE PIECE最新話の内容に触れますので、コミックス派、アニメ派の方は、ネタバレご注意下さい。

 

マルコはワノ国に来る気だった

白ひげの故郷スフィンクスでのネコマムシとの会話で、マルコが“行けない”と言っていたのは、あくまで“今すぐには行けない”という意味だったことが、今週のマルコのメモで判明しました。

行けないと言っていたマルコが来られた理由は以前考察したとおりかと思いますが、思ったより早く片付いたか、あるいはネコマムシがイゾウを見つけるのに手間取ったか、あるいはその両方で、結局、ワノ国到着は同時になったと。

「よく動いたなマルコ」というイゾウらしき人物の言葉は、「すぐに来れない事情があったにも関わらずよく来たな」という意味かと思いますが、マルコの答えは

 

おでんの事は好きだ

 

というものでした。

この答えにちょっと違和感を覚えたのはゾリラバだけでしょうか。

マルコにとってワノ国は、20年前に死んだおでんの国ではありますが、25年近く白ひげ海賊団の仲間だったイゾウの故郷でもあります。

25年以上前に4年だけ一緒に旅をしたおでん様より、四半世紀近く一緒に隊長をやっていたイゾウの方が、マルコにとってははるかに近しい存在のはず。

なのにワノ国に助太刀に来た理由が「おでんの事は好きだ」?

イゾウの故郷だからではなく?

 

当の本人に、おまえの故郷だから来た、という恩着せがましいことを言わないところが、マルコの粋な受け答えなのかもしれませんがどうも引っ掛かります。

 

もちろんマルコのもうひとつの答えである

 

ワノ国の情報は海を越えない

 

というのは本当でしょう。

つまり、おでんの国がここまでひどい有り様とわかっていたら、もっと早く対処したのに、という気持ちはあったでしょうね。

それはイゾウにとっても同じだったかもしれません。

 

イゾウに何があった

考え過ぎかもしれないけど、先週、今週とイゾウの顔が隠されたままなのも、ゾリラバ、ビミョーに気になります。

先週のコマの唇の形から、ネコマムシと一緒に来たのはイゾウに間違いないでしょうが、なぜ敢えて既出のキャラの顔や全体像を隠し続けるのか。

 

もしかしたらこの2年で、イゾウにも外見上の大きな変化があったのでしょうか。

黒ひげティーチと元白ひげ海賊団との“落とし前戦争”は、壮絶な戦いだったようですからその時にイゾウが大きな怪我を負っていたとしても不思議はありません。

この2年間、イゾウがどこで何をしていたのかと併せて、ビジュアルの変化も気になりますわー。

 

傳ジローとササキ

南軍を率いて左翼を侵攻していた狂死郎改め傳ジローは、あっという間に飛び六胞の一角であるササキを捕らえてしまいました。

味方と思ってササキが油断していたとはいえ、傳ジローの手際の良さは、今回も際立っていますねぇ。

 

来ないと聞いていた狂死郎親分が現れてもササキが全く疑いを持たないこと、そして油断しているササキに容易に一太刀浴びせることはできたであろう傳ジローがそれをしなかったことからすると、もしかしたらこの二人は案外気が合ってたのかもしれませんね。

傳ジローが「ワノ国の歴史を知っているか」とササキに問いかけ、傳ジローの背中の光月の家紋を見たササキが「!!?」という反応をしたことからも、ササキはカイドウの仲間に入って日が浅く、ワノ国でのオロチを中心とした悪政にはあまり関わっていないのかな。

 

あるいは単に、カイドウとの戦いまで無用な戦いは避け、極力体力を温存しようという傳ジローらしい合理的な判断かもしれませんが。

ササキがこのまま最後まで拘束されて退場、ということはないでしょうから、傳ジローと関係がどうあれ、敵の一大勢力の一人を無傷で残したことが今後どう転ぶか、楽しみです。

 

傍若無人な自由人同士の遭遇

今週のサブタイトル、“無礼者meets無礼者”には笑いました。

カイドウに向かって正面突破していたルフィが最初に遭遇した飛び六胞は、なんとうるティ(とぺーたん)。

 

うるティのキャラは敵ながらなかなか憎めないですねぇ。

見た目の可愛さに反して口や態度が悪いところは、ペローナや悪プリンを彷彿とさせますが、恐らく彼女らとは比較にならないくらい強いのでしょうね。

 

誰にでも噛みつくうるティですから、ここでルフィとの前哨戦が始まるかもしれません。

早速序盤から、うるティの悪魔の実の能力(リュウリュウの実モデル・ティラノサウルス?)による形態変化が見られるでしょうか。

 

幸いにして、来週も3週連続でワンピースが読めそうなので、ワクワクしながら1週間を過ごしたいと思います♪

 

 

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