ワンピース第941話“えびす町の人気者” 感想・考察(その1) 丑三つ小僧の正体は大名「康イエ」だったトの康!

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ワンピース第941話“えびす町の人気者” 感想・考察(その1) 丑三つ小僧の正体は大名「康イエ」だったトの康!

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GW「4連休」の初日、朝からワンピースが読める幸せを噛み締めている小市民ゾリラバです、こんにちは。

連休前の合併号にふさわしく、今週のワンピースは、場面が目まぐるしく変わり、これまでの謎に回答が示され、かつ今後のストーリーの重要部分につながると思われる展開がいくつかありました。

早速、感想・考察、いってみたいと思います。

アニメ派、コミックス派の方は、いつものようにネタバレご注意下さいね。

 

丑三つ小僧の正体

悪い奴から盗みを働き、えびす町にお金をまいていた義賊、丑三つ小僧が捕まったというニュースに騒然とするえびす町の人々、ゾロサイド、そしてオロチ城。

それぞれに理由があります。

長くその正体が考察の対象になっていた丑三つ小僧は、えびす町の“仏”と呼ばれていた太鼓持ちのトの康でした。

トの康は「笑う門には福来る」をえびす町で身をもって実現させていたというわけですね。

おトコちゃんの仕送りだけではそこまでできないと思うのですが、実際に花の都まで出向いては盗みを働いていたんでしょうか。

 

このニュースに驚き、取り乱したのは、えびす町の人々だけではありません。

現在、北の墓場にゾロとともにいる日和とおトコにも、ブルックによってもたらされたこの知らせは衝撃を与えました。

娘であるおトコは当然ですが、なぜか日和も。

その驚き方からすると、日和(=小紫)は、トの康が丑三つ小僧であることを知っていたようです。

 

トの康の正体

そして将軍オロチが丑三つ小僧のニュースに驚いたのは、トの康の更なる真実を聞かされてからでした。

当初、小紫を亡くした悲しみに、コソ泥が捕まったニュースなど聞く耳を持たなかったオロチですが、トの康の本当の身分を聞いて血相が変わります。

なんとトの康の正体は、今は亡き九里のおでん様と並んで光月家を支える、白舞の大名「康イエ」でした。

もしかして「トの康」は「殿様・康イエ」から来てる?

オロチが『なぜ奴が生きている!!?』と驚いているので、大名「康イエ」は、恐らくおでんとともにカイドウ&オロチ軍に歯向かって殺された(はずだった)のでしょうね。

しかし実際には、おこぼれ町であるえびす町に身を潜め、20年間生きながらえてきたと。

 

トの康とおトコ

カン十郎やしのぶちゃんの話では、お殿様時代の「康イエ」は厳格な人だったようです。

極貧の人々に混じって雌伏の日々を過ごす中で、「仏」のトの康が生まれた訳ですね。

大名が義賊と太鼓持ちとは。

いやー、壮絶な人生だ。

おトコちゃんは、年齢からしてえびす町生まれでしょうが、世が世なら、日和と同じ大名家のお姫様。

小紫時代の日和がおトコに全幅の信頼をおいて、幼いながら全てを打ち明けて親友と呼んでいたのも、ようやく納得です。

 

トの康の捕縛

今のトの康は確かにフットワークも軽いし機敏に見えますが、元お殿様が長きにわたり盗賊の真似事をしてよく捕まらなかったものです。

役人が無能なのか、オロチにとっては自分に害のないコソ泥などそれこそどうでも良かったから、真剣に取り締まらなかったのか。

オロチの懐深く入り込んでいる狂死郞が味方だと、話は変わってきますが。

今回、とうとう捕らえられてしまったのは、カン十郎達から決戦が近いことを知って、ひょっとしたらえびす町の人々を戦力化するための資金を集めようと無理をしたんでしょうか。

ゾロが向かっているので処刑されることはないでしょうが(←ゾロへの絶対的信頼&ラブ)、トの康改め康イエが言い残そうとしている言葉は大変気になりますね。

そして今週のゾロのかっこよさについては、ついででは語りきれないので、また次回!


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