『予想のはるか斜め上を行く』というONE PIECEを称賛する語彙としては使い古された表現を使いたくないのに、それ以上適切な言葉が見つからないことが、今日最大のストレスだったゾリラバです、こんばんは。
事前の推理がことごとくはずれても、うならされ感嘆させられる、このやられた感と爽快感。
子供の頃に夢中で読んだクイーンや島田荘司の傑作推理小説を彷彿とさせます。
それでは待ちに待ったサンジの変身話、行ってみましょう!
アニメ派、コミックス派の方は、ネタバレご注意下さいまし。
ステルス・ブラック
変身後のサンジの強化ポイントは、先週予想した燃える脚や空を飛べる能力ではありませんでした。
フレア・イエローとか、ステップ・イエローとか、いろいろ予想したけど、そもそも黄色ですらなかった!!
なんとジェルマ仕様のサンジは、姿が見えなくなるステルス・ブラック。
種明かしをされてみれば、確かに、透明になれるスケスケの実は、サンジが子供の頃から唯一食べてみたいと思っていた悪魔の実です。
サンジが言うように、それがサンジの嫌うジェルマの科学力で実現したことは皮肉ですが、ストーリーとしてはこれほど面白い展開はない。
しかも、最近、このスケスケの実の能力は、麦わらの一味にとってラスボス候補最右翼である黒ひげ海賊団のシリュウに奪われたことが判明しています。
更に言えば、サンジは昔から機転を利かせて単独で別動隊的な動きをするのが得意でした。だからサンジがこの能力を手に入れることは、麦わらの一味にとって、非常に意味があります。
そしてステルスという隠密行動を連想させる色ならやはり、ブラック。
ホワイトも有りかなという気がしますが、やはり現在のワノ国という舞台を考えると、忍者の黒装束がぴったり。
もうステルス・ブラックしかないじゃん!!!
こうやって見てみると、なんで思い至らなかったのか悔しいと思うのと同時に、絶対に事前には予想できなかったとも感じます。
そこが尾田っちのストーリーテラーとしての偉大さなんだよねー。
しかもステルス・ブラックって言葉の響きも格好いいなぁ。
ローは「海の戦士ソラ」ファン
また、一昨日の直前予想では、この場にサンジとジェルマの因縁を目の当たりにしたメンバーがいないから、サンジはレイドスーツを使うハードルが下がるのでは?と書きました。
確かにサンジはそうだったかもしれません。
しかしである。
まさかの伏兵として、北の海(ノースブルー)出身のローがいました。
当のサンジも
なんでお前が詳しいんだよ!!
と想定外の呆気ないネタバレに焦っている模様。
ローに言わせれば“北の海”の常識だそうですが、それにしても細部まで詳しすぎ(笑)
相当なファンだったと思われます。
もっともヴィトとは違い、悪役のジェルマ66ではなく、ヒーロー役の「ソラ」を応援する「正当な読者」だそうですが。
ちょっと気になったのは、ローが“北の海”の常識と言ったこと。
「海の戦士ソラ」が掲載されていた世界経済新聞はグローバルなメディアだと思っていましたが、ノース中心に発刊されている新聞なのかな?
それとも実在するジェルマがノースブルーの王国だから絵物語の設定もそうなっていて、特に北の海に熱心な読者が多かったということかにゃ?
世界経済新聞という名前からしても、東の海出身のナミでもジェルマの名前は知っていたことからしても、後者のような気がしますが、ナミはジェルマが実在するとは思っていませんでした。
でも北の海ではジェルマが実在する厄介な王国であることは常識なのかもしれませんね。
おそばマスクのビジュアル
どうしてもジェルマという言葉を使いたくないサンジが、名乗れと言われて口にした名前は、よりによって「おそばマスク」。
ここはゾリラバも、
最悪だー!!!改名してくれー!!
と叫ぶウソップ達に全面的に賛成です。
もういっそ、デザイン変更と一緒に名前も考えてもらったらいいよ…
ステルス・ブラックに変身したサンジは普通にカッコいいですが、変身すると髪型もジェルマっぽく立ち上がるのね(笑)
他の兄妹達は、変身しても髪型が変わったりサングラスや口元を覆うマスクが出たりしないけど、サンジはステルスだけに、特に顔ばれしない仕様になっているのでしょうか。
サングラスのせいもあって、なんか眉毛の巻き方以外は、イチジにクリソツですね(笑)
今週のワンピは、他にもロビンのこととかビッグ・マムのこととか書きたいことがたくさんあるのですが、さっき届いたビブルカードも読みたくてウズウズしているので、続きはまた明日書くでござるよ。ニンニン♪
【ジェルマ66】From TV animation ONE PIECE カプセルラバーマスコット -お菓子ななかまたち篇-