今回のホールケーキアイランドでの騒動が、世界経済新聞の社長モルガンズによってどのように世界に伝えられるか、楽しみで仕方ないゾリラバです、こんばんは。
まだ今週のワンピを読んでない方、アニメ派、コミック派の方は、以下、読んだら興を削がれるかもしれないのでご注意くださいね!
カタクリとブリュレ
ビッグマムの子供達の、次男カタクリに対する信頼と尊敬は並々ならぬものがありますが、中でもブリュレが「カタクリお兄ちゃん」を慕う様子は特別なものがありました。
それには幼少期からのいわくがあったんですね。
ブリュレの顔を横切る大きな傷は、子供の頃、カタクリにやられた悪童たちが仕返しに付けたものだったとは。
それまで、自分の裂けた口を笑いたい奴には笑わせておけばいい、ぶっとばせばすむ、と言っていたカタクリは、弟や妹がいじめられないように、口元を隠し、スキのない完璧な兄を演ずるようになったと。
ええ話や!!!
カタクリとブリュレの深い絆にも納得ですね。
ベスト妹(いも)ーティストだかキングオブ妹だか知りませんが、ぽっと出の36女フランペなんかには到底叶わない深い絆です。
カタクリの治療をするブリュレの笑顔と、寝ながらドーナツを食べる姿を見られていたと知って赤面するカタクリの可愛らしいこと。
ええ話や!!!(大事なことなので二度言いました)
エンドロール以降
前の記事でも疑問を呈しましたが、ホールケーキアイランド篇は、今週で本当におわりなのでしょうか。
今週のONE PIECEのサブタイトルは、”END ROLL”
映画のラストに画面が巻き上がっていって、映画に関わったキャストやスタッフの名前が紹介されるアレですね。
確かにサブタイトルに相応しいエピソードがてんこ盛りでしたし、麦わらの一味がビッグマムのナワバリを無事に脱出した以上、終わりは終わりなんでしょうが、やはりいくつかすっきりしないものが残ります。
まず、すっかり元気になったビッグマムが、すごい勢いで、ルフィ達を逃がしてくれたジンベエ達やジェルマに迫っていて、あっさりしんがりの離脱を許してくれなさそうな今週のラスト。
それに、やはりサンジのケーキがどんなに特別かをあれだけ強調していたのに、あのウェディングケーキは、ビッグマムの食いわずらいによる破壊を止められた美味しいケーキ、だけで終わってしまうのでしょうか。
ビッグマムが復活して超元気になって、なんだかよくわからない「死骸演舞場(ペット・セメタリー)」が発動されて、「あー美味しかった、ごちそうさま」で終わり?
「甘みの真骨頂」(第880話)とか、「さァ、行こう!!仲間たちを苦しめるビッグマムを倒しに!!!」(第885話)とか、「何か催眠にでもかかったみてぇだ」(第889話)とかいうフリがあったのに?
映画でも、ときどきエンドロールが流れたあとに、後日譚だったり、思いがけないどんでん返しだったり、種明かしがあったりすることもあるので、ビッグマム篇も、何かもうひとひねりある可能性もありますね。
ゾリラバ、まだちょっと期待してます。
バラティエとゼフの首
ホールケーキアイランド篇がもうひとひねりあるのではないかと思う理由は、このままだと、ビッグマムが脅しに使っていたゼフの首問題が解決しないからです。
強力な助っ人を得て、ルフィ達が無事に四皇ビッグマムのナワバリを脱出できたのはいいのですが、東の海のバラティエを本当に守り切れるのか。
北の海のジェルマ66が守るというのも、なかなか難しそうだし。そうなったら胸熱ではあるけれど。
久々のゼフの登場も、単なるサンジのサニー号への復帰を盛り上げるネタだけではないのかも?
来週のワンピは、5月2日(水)発売だそうなので、首を長くして、カタルシスを待ちたいと思います。