ワンピース第1155話“ロックス海賊団”感想・考察(その2)デービーバックファイトで集められた濃すぎる曲者達

ジャンプ

ワンピース第1155話“ロックス海賊団”感想・考察(その2)デービーバックファイトで集められた濃すぎる曲者達

投稿日:

今週のワンピースを読んで、なぜかつてロングリングロングランド編が描かれたのか、ようやく腑に落ちたゾリラバです、こんばんは。

そしてなぜ、白ひげがロックス海賊団にいたのかも。

 

昨日、今週のワンピース最新話について、ページ数では半分以上語り終えてしまいましたが。

後半もなかなか「うきゃー♪」となる展開だったので、今日もじっくり語りたいと思います。

冒頭の謎解きの種明かしも含めて。

 

以下、昨日発売の週刊少年ジャンプに掲載された“ONE PIECE”の内容に触れますので、コミックス派、アニメ派の方はネタバレご注意ください。

 

デービーバックファイト再登場

はじめてデービーバックファイトが詳しく描かれたロングリングロングランド編は、ワンピースというひとつなぎの長大絵巻の流れにあって、ちょっと異質でした。

ひとつの島での冒険が次の島での冒険に繋がっていく緻密なONE PIECEのストーリーの中で。

突然登場したフォクシー海賊団とのロングリングロングでのデービーバックファイトは、前後のストーリーとの脈絡がなくて、ファンの間でも???という声がありました。

 

ゾリラバも、空島編とウォーターセブン編という二つの壮大なエピソードの幕間として、ちょっと閑話休題、って感じで描かれたのかと思っていましたよ。

意味があるとしたら、終盤にウォーターセブン編に繋がる伏線として、ロビンと因縁がある海軍大将青雉を登場させるためかなと。

でもそれだけだったら、わざわざ唐突にフォクシー海賊団を登場させて長々とデービーバックファイトを描く必要もなかったはず(ゾロとサンジの共闘とか美味しかったけどね)。

 

でもね。

ロングリングロングランド編があったおかげで今、ワンピースファンの読者達は、デービーバックファイトと言われてすぐに理解できるわけですよ。

海賊同士のゲームだけれど、ルールを破ったり逃げたりすると世界の海で笑い者になることとか。

勝負に負けたら、船員は否応なく相手の海賊団に移籍しなければいけないこととか。

そういった諸々のことを、私たちはチョッパーの涙やルフィのアフロと共に思い出すわけですね。

 

そしてロングリングロングランド編から20年以上を経た今。

まさかここでデービーバックファイトが登場するとはね。

 

なぜ白ひげがなぜロックス海賊団にいたのかも、ようやく分かりました。

我々が知っている白ひげは、「どう考えてもロックスのような人間を船長と慕って仲間になるタイプではないよなー」とずっと不思議だったんですが。

若き日のニューゲートも、おそらく「目ぼしき船員達」の一人として、デービーバックファイトでロックス海賊団に強制移籍させられたんでしょうね。

ロックスの下に、後の四皇になるような錚々たる顔ぶれが集まっていたのも納得ですわ。

伏線大魔王の尾田っち、恐るべし。

 

ロックスの愉快な仲間達

ロックスの仲間になった経緯や一緒にいる理由は様々のようですが、本当ロックス海賊団、濃ゆいわー。

息子のティーチが結成した黒ひげ海賊団も、海底監獄インペルダウンレベル6からかき集めただけあって曲者揃いだけど。

ロックス海賊団には、このあと、シャーロット・リンリンや、カイドウも加わる訳ですよね。

後の四皇が3人もいるというね。

 

今週新しく判明したクルーもツッコミどころ満載だけど、既に分かっていたメンバーも、二つ名が面白すぎる(笑)。

ちょっと見てみましょう。

 

極道 シキ

「極道」は二つ名じゃないだろうとツッコミたくなりましたが、きっと「極道といえばシキ」というくらい、板についてたのかも(←適当)。

シキの「木枯らし」と「桜十」という愛刀(インペルダウン脱獄時に彼の足代わりとなる)の名前も、ちょっと極道っぽいよねwww

 

科学強盗 ミス・バッキン

尾田っちもキャラのアイデンティティに迷ったのか…「科学強盗」って何だよ(笑)

まぁ「科学忍者隊」がいるくらいだから、「科学強盗」もいてもいいけどね。

この時のバッキンは、MADSに加盟するまえですよね、多分。

マルコが、バッキンのことを「40年以上前にオヤジと同じ船に乗っていた」と言っていたから。

しかし時の流れは残酷…

 

“西の海”のギャング 首領(ドン)マーロン

名前も顔も初めて登場したのがマーロン(念のため後でスリラーパークの将軍ゾンビとか見返してみよう)。

それにしても西の海って、ギャングとかマフィアとか多いよね。

カポネ・ギャング・バッジもそうだし、八宝水軍も海賊団というよりは、首領(ドン)を戴いた国営マフィアみたいだし。

キッドやキラーが海賊になったきっかけも、初恋相手のシルトン・ドルヤナイカちゃんがギャングに殺されたからでした。

 

海賊教祖 王直

名前は以前から出ていたものの、初顔出しの王直。

この後、ロックス海賊団が“海賊島”を計画どおり乗っ取ったら、ロックス海賊団はそこを根拠地にし、38年前のゴッドバレー事件で海賊団が崩壊した後は、この王直がハチノスの支配者になるのかもしれません。

最近になってティーチ率いる黒ひげ海賊団に倒され、島を奪われるまでは。

 

密輸海賊 ガンズイ

そして名前も顔も初登場と思われるのが、密輸海賊という二つ名を持つガンズイ。

スリラーバーク編の将軍ゾンビの中にいたとかゴッドバレーで登場してたとか、ウルージに似てるとか、「ガンズイ」でググっただけで様々な意見を読みましたが、ゾリラバはどれもまだ断定できないなー。

小さな丸い黒サングラスとか長い髭とか長い黒髪とかだけだとなんともね。

似てるっちゃ似てるのかもしれないけど、それを言ったら、髪型はアプーに似てるし、ヒゲはストロベリー中将に似てるし、サングラスは傳ジローの若い時に似てるし、鎧姿はシャーロット・クラッカーに似てるし。

まだ親子関係とかを推定するには材料が無さすぎるので、とりあえず新キャラと考えたいと思います。

 

でもこういうあーでもない、こーでもない、というわちゃわちゃが楽しいから、皆様のコメントもお待ちしてます🎵

-ジャンプ

執筆者:


  1. バギーラバ より:

    王直の教祖って何? 地道に布教活動でもしてたんだろうか・・

    ロックス亡き後ハチノス牛耳ってロッキーポート事件で黒ちゃんとコビーに倒されるまで
    安定して提督してたんだからお強いんでしょうね

    • ゾリラバ より:

      確かにその二つ名も気になりますね。海賊島の主として長年、教祖のように崇められていたのかしら。荒くれ者達を長年牛耳っていて、海軍や四皇や王下七武海のような面々にも手が出せなかったとすると、相当お強かったんでしょうね(笑)

comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

ワンピース第1046話“雷ぞう”感想・考察(その1)「報いる働き」を誓った忍者のマキマキの実”ゾウの水浴び奉還”‼︎

土曜日に仕事が入った週明けは、なんとなく疲れてやる気スイッチがオンにならないゾリラバです、こんばんは。 しかし月曜も夕方になってようやく調子が出てきました。 今から本気出す‼︎ &nbs …

ワンピース第968話“おでんの帰還”感想・考察(その1) シャンクスの涙の理由とロジャー海賊団の最後

2週間ぶりにONE PIECEが読める喜びと、2日ぶりに仕事に行かなくてはならない辛さで、今日も乙女心が揺れた月曜日のゾリラバです、こんばんは。 『ちょい見せ』で1ページ目を見た時から考察マインド疼き …

ワンピース第1023話“瓜二つ” 感想・考察(その1)ゾロはワノ国大名の直系?霜月牛丸は祖父なのか

午前0時にジャンプのONE PIECE最新話を読んで、またしてもコーフンして眠れないまま夜明けを迎えてしまった不良社会人ゾリラバです、おはようございます。 ずっと楽しみにしてたゾロとワノ国の関係、いき …

ワンピース第1134話“フクロウの図書館”感想・考察(その2)シャンクスの兄弟⁉︎エルバフに出現した2人組は神の騎士団?

クリスマス・イヴもいつもどおり仕事をして、いつもの定食屋でしょうが焼き定食を食べながらまったりとブログを書いている、ブレない淑女ゾリラバです、こんばんは。 ま、幸せだからいいか。   さて、 …

ワンピース 第903話 “5番目の皇帝” (感想その1)

今日は大好きなガープじいちゃんの誕生日なので、キャラ語りしたいなーと思いつつ、不定期発売のジャンプを読んでぶっ飛んだゾリラバです、こんばんは。   いやー、今週はいろんな意味でネタ満載で面白 …

サイト内検索はこちら

カテゴリー