年が明けて9日も経つのに、未だに正月ボケが抜けない、いろんな意味で絶賛リハビリ中のゾリラバです、こんばんは。
今週のワンピースの後半の感想を語ることで、今日が火曜日であるという正常な曜日感覚を取り戻したいと思います。
以下、6日発売の週刊少年ジャンプに掲載された“ONE PIECE”最新話の内容に触れますので、コミックス派、アニメ派の方はネタバレご注意ください。
青玉鱗もサターン聖の実験
今夜もサターン聖の鬼畜っぷりを語るところからスタートです。
未だ謎に満ちた“空白の100年”に、現在の世界政府を作った天竜人に逆らって(推定)、生まれながらの奴隷という差別を受けてきたバッカニア族。
その稀有な生き残りであるバーソロミュー・くまとその家族に対し、五老星のひとりである科学防衛武神のサターン聖は、長年執拗に迫害を続けてきたわけですが。
今週は、その全てが可愛く見えるほどの残酷な真実が、サターン聖自身から、ボニーに伝えられました。
すなわち、最愛の娘のボニーの病を治すために全てを差し出したくまを嘲笑うかのように、明かされた真実とは…
青玉鱗という不治の病自体が、ボニーの母であるジニーに対しサターン聖が行った実験だったことです。
今思えば、ジニーが天竜人の妻として拐われたことも、サターン聖の計画のうちだったのでしょう。
ジニーやボニーといったくまの大切な人々を苦しめるサターン聖の仕打ちは、単にバッカニア族を滅ぼすためだけとは思えない偏執狂的なものを感じます。
800年以上前の怨みがどれだけ深いのか知りませんが、くまに対する長年の仕打ちは、単なる「虫ケラ」に対する扱い以上の加虐的なものを感じますね。
現在タランチュラのような姿になっているサターン聖ですが、彼がくまとその愛する者達にやって来たことはまさに、蜘蛛が精緻な網を張り、獲物がかかるのを待ち、巣に飛び込んだ獲物がもがいてもすぐには殺さず、いたぶって笑うような悪趣味さです。
心が折れたボニー
このような残酷なまでに用意周到で、情け容赦ないサターン聖の言動は、ボニーの理解と感情のキャパを超えてしまったようです。
いくら気丈と言っても弱冠12歳。
不治の病に苦しんでいた間も、父親をはじめ多くの人々の愛情に包まれて明るく育ったボニーには、サターン聖のどす黒く根深い憎しみや暗い執念は、理解の範疇を越えているのでは。
なぜ、どうしたらそんな残酷なことができるのか。
ボニーにとっては、父親と自分の人生を翻弄したサターン聖が張り巡らせた残酷かつ用意周到な罠に、怒りより恐怖が勝ってしまうのも無理はありません。
ヒーロー登場‼︎
うぉーっ‼︎
くまちー‼︎
きっと来ると信じてたよう‼︎(涙)
はぁはぁ…
やはり自我を失ったくまが向かっていた目的地は、最愛の娘ボニーがピンチに陥っているエッグヘッドでしたね。
しかもボニーが心も体も殺されかけた最悪の状況に満身創痍で登場し、身を挺してボニーをかばった姿に、ゾリラバ、またもや目からアクアラグナです。
くまにこの行動を起こさせたのが、ベガパンクによる最期の執刀の結果なのか、それともくまの本能に刻まれた科学力を凌駕する愛なのかはわかりません。
もう分からなくてもいい!
論理的には前者の方が納得できるけど、感情的には後者と思いたいかな。
2年前のくまが自我を失う最後の手術の時、ベガパンクは、くまのことをボニーのヒーローと呼びました。
そしてすっかり自我を失い、天竜人の命令に従うのみの人間兵器、無敵奴隷とされていたくまが。
再び娘の最大の危機に颯爽とヒーローとして登場するというね。
くまがカッコ良すぎる‼︎
ヒーロー過ぎる‼︎
もし今、ワンピース人気キャラランキングをやったら、くまちーはベストテン入りするでしょうね。
それくらいくまの無償の愛と自己犠牲は尊いです。
ここは一発、くまにサターン聖を殴らせて欲しい。
サターン聖にとどめを刺すところまではいけないだろうとは思うんですよ。
自爆スイッチの件も気掛かりだし。
でも尾田っち、一発強烈な奴をくまちーに入れさせたげて‼︎
あとはきっと復活したルフィが何とかしてくれるはず‼︎
ルフィのドンドットットに、くまが反応してくれたら更に嬉しいなぁ。
殴って終わらずに 週をまたぐ展開は
何らかの形で その拳は届かないのでしょうね。
その可能性ありますよねー。でもくまに一矢報いさせてあげたい、という祈るような気持ちですわ。