ゾロが死ぬわけないと思っていても、突然の死神の出現に、一晩経っても動揺がおさまらないゾリラバです、こんばんは。
でも今日はとめどないゾロを語りたい気持ちは封印して、昨日のワンピの感想の続き、いってみたいと思います。
以下、昨日発売の週刊少年ジャンプに掲載された“ONE PIECE”最新話の内容に触れますので、コミックス派、アニメ派の方はネタバレご注意ください。
イゾウは捨て石の覚悟?
昨日語った雷ぞうと同様に、赤鞘九人男の一人であり白ひげ海賊団の隊長でもあったイゾウの覚悟が決まりすぎていて、なんだか怖いくらいです。
瀕死の錦えもんと菊を逃すために、大勢の百獣海賊団を単身相手にしていたイゾウでしたが。
はだけた着物から見える胸筋と腹筋が素敵!
華奢に見えたイゾウのギャップ萌えが止まらない!
…ではなく。
雑魚どもを一掃したものの、腹部に大きな怪我を負ってしまったみたい。
そんな時になんとロビンを追っていたCP0の二人と出くわしてしまいました。
ちょっとこの対戦カードは予想外でしたね。
でも、Xドレークと三鬼を戦闘不能にしたCP0に、大怪我を負ったイゾウが勝てる気がしません。
ロビンを捕らえるという目的を優先してスルーしようとしたCP0を、イゾウは敢えてわざわざ呼び止めました。
くあー‼︎(←マイブーム中の尾田語)
これは、麦わらの一味に用があると明言したCP0を放っておけないというイゾウの覚悟でしょうか。
マルコがかつて頂上戦争で「生けるエースの意志」と呼んだルフィとその仲間を助け、新しい時代に送ってやるという強い決意をイゾウにも感じてしまいますわ。
赤鞘九人男の一人としても、白ひげ海賊団の生き残りとしても、命を捨ててCP0を足止めする覚悟がイゾウにあるということかなと。
ヤマトの孤軍奮闘
カン十郎が最期の力で生み出した火前坊を追って、武器庫に向かっていたヤマトですが、なんとかギリギリ火薬に引火する前に間に合ったようです。
でも“無侍氷河(ナムジヒョウガ)”でとりあえず巨大な爆弾を凍らせたものの、火前坊の圧倒的な火力を前に苦戦の模様。
そもそもこの火前坊、カン十郎の悪魔の実の能力で描かれた怪物なので、カン十郎が死んだら消えそうなものですが、まだカン十郎は息があるということでしょうか。
オロチ様…‼︎
とつぶやいているのでカン十郎の意識が残っている感じですよね。
ヤマトが「絵」ごときに敗れるとは思いませんが、おでん様の姿で油断したとはいえアシュラ童子や菊が「絵ごとき」にやられているので侮りは危険です。
遠隔操作は消耗すると言っていたカン十郎の能力ですが、どのくらい本人の意識や力に「絵」の力が影響されるのか、今ひとつよくわからない。
虫の息だったカン十郎が最期の力でオロチの言う「カーテンコール」に応えた結果生み出された火前坊、いったいいつまで猛威を振るえるのでしょうね。
キッド&ローの戦う目的が熱い!
今週の“ONE PIECE”のトリを飾るのは、サブタイトルにもなっているキッド&ローとビッグ・マムの戦いです。
もう立ち上がれないほどに二人を痛めつけ、カイドウのいる屋上に向かおうとするビッグ・マムですが。
「覚醒しかけている」悪魔の実の能力を解放したキッドとローは、部下達が本気で心配するほどボロボロになっていても攻撃の手を緩めません。
使うとまだ「体力の消耗が尋常ではない」はずの“K・ROOM(クローム)”“麻酔(アナスィージャ)”“衝撃波動(ショックヴィレ)”を再び発動するロー。
そしてビッグ・マムのソウルが入った鉄骨を磁力で引き寄せ、ねじ伏せて大技を放つキッド。
ちなみにキッドのこの“磁気大魔牛(パンク・コルナ・ディオ)”ですが、「コルナ・ディオ」というのはイタリア語で「神の角(corna dio)」という意味でしょうね。
おれの首がよっぽど欲しいらしいな、ガキ共‼︎
というビッグ・マムに、
ハハハ…今はなぜか別の目的に動かされてる気がする
と答えるキッドが良き。
キッドってね。
見た目のパンクさや、やってることのイカレっぷりとは裏腹に、意外と言うことは哲学的だったり、受け答えが正直で真面目だったりするんですよね。
元々ルフィと同盟を組んでパンクハザードからずっと行動を共にしているローだけでなく、キッドにも明らかにルフィに対する心境の変化が見られます。
最後のコマのローとキッドのセリフは、もうエモさ、純度100%ですなー。
屋上へは死んでも行かせねェ‼︎
くあー。
ルフィと張り合ってカイドウの首を取る気満々だった二人が、ルフィがカイドウを倒すことを確信して、ビッグ・マムを屋上に行かせないという目的に命を賭けています。
いや、泣けるんですけど。
鉄の風船と言われる鉄壁の防御力を誇る四皇ビッグ・マムも、リミッターの外れたキッドとローの猛攻にゼェゼェハァハァ言い始めたし、確実にダメージは蓄積されています。
「水滴石穿」「雨だれ岩を穿つ」と言われるように。
今週は、雷ぞうにしてもイゾウにしてもヤマトにしてもキッド&ローにしても、ルフィをカイドウに勝たせるために、それぞれの持ち場で命を賭ける麦わらの一味以外の奴らが熱かった!
いやもうほんと泣けるんですけど‼︎
鬼ヶ島最終決戦の対戦カード一覧も更新しておきます。