さて今日は何を書こうかと考え、「そうだ、今日が誕生日のキャラについて語ったらどうだろう」と思って調べたら、3月31日は、あのエニエスロビーのレッツゴー3匹(古っ)、バスカビル裁判官の誕生日であることが判明し、マイナーキャラ過ぎてちょっと頭を抱えているゾリラバです、こんにちは。
ええ、そりゃ大好きなワンピースですから、バスカビルだろうと30分くらいは語れますけどね。
バスカビルが、バス、カビル、お姫様(自称。本名はアンド)からなる仲良し3人組だとかね。
でも需要が全くなさそうです。
そこで明日4月1日エイプリルフールが誕生日の、われらが狙撃手にして勇敢な海の戦士(見習い)ウソップについて語ろうじゃありませんか!
島に入ってはいけない病
ウソップは、麦わらの一味の中でも一番普通の人に近い感じ。
だから感情移入しやすいし、嘘つきでほら吹きでネガティブだけど、仲間の危機には絶対に逃げない男ウソップが大好き!というファンは多いと思います。
基本、ビビりです。
新たな島に着くたびに「島に入ってはいけない病」が発病します。
最初はグランドラインに入ってすぐ、ウィスキーピーク上陸前あたり(第106話)で発症しましたが、ナミに完全スルーされました。
その後、ドラム上陸前やロングリングロング上陸前にも再発していましたね。
もっとも、スリラーバーク上陸前(第444話)には、ナミやチョッパーもこの病気がうつったようです。
ちなみにこのとき、ルフィは「冒険準備万端病」にかかっていました。
2年後の新世界では、ウソップもすっかりたくましくなって、ゾリラバとしては、頼もしく思った半面、少し寂しい感じもしたのですが(お母さんか)、パンクハザードに入る前には、やはり「島に入ってはいけない病」が再発して、なんだか昔の友だちの懐かしい一面をみたようでホッとしただん。
いつもウソップが発症しても黙殺するルフィ達が、パンクハザードでは「しってる」と答えたのは、2年ぶりに再会できた仲間に同じような気持ちを持ったからかもね。
守りたいものがある
ウソップは、普段はルフィやチョッパーとふざけていて、明るくお調子者のムードメーカーですが、意外と常識人だし、守りたいものがある時にはここ一番の根性を見せます。
故郷シロップ村でのエピソードしかり、アラバスタでルフィの夢を笑われた時しかり、ロビンがCP9に連れ去られたときしかり。
ちなみに海列車に捕らわれていたロビンとウソップが二人羽織をするシーンは、このシリアスな状況で大爆笑させてくれるウソップ(尾田先生)に惚れたものです。
今思い出してもニヤニヤがとまらないーん。
ウォーターセブンからエニエスロビーに至り再びウォーターセブンに凱旋してくる一連のストーリーは、ゾリラバがワンピの中でも大好きなエピソードてんこ盛りなのですが、イーストブルーからの初期メンバーであるウソップが、ルフィとの喧嘩別れと仲直りを経て、本当の意味で麦わらの一味になるという意味でも、非常に重要な局面ですね。
おれは”狙撃手”援護が花道‼
ウソップは麦わらの一味の狙撃手。
でもエニエスロビーまでは、あまり狙撃手として活躍するチャンスはありませんでした(ヨサクとジョニーのいる岩に大砲命中させたことはあったけど・・・)。
でもエニエスロビーでは、超人的な狙撃の腕でロビンを救い、ルフィに再度仲間として迎えられ、ようやく第439話”3人目と7人目”で、一味の狙撃手としての地位を確立しました。
ためらいの橋にいたスパンダムに対する射撃も本当に溜飲が下がりましたが、なんと言ってもウソップの狙撃の腕前に鳥肌が立ったのは、ドレスローザ。
ルフィが気づいてすらいない大ピンチに、「おれは”狙撃手”。援護が花道‼人知れず敵を撃ち抜き仲間を守る‼」と言い切り、見事に超遠距離の針の穴を通すような狙撃を成功させ、シュガーを気絶させました。
シュガーの最初の気絶は、ウソップの根性がもたらした偶然の産物でしたが、この狙撃は真にゴッドと呼ばれるにふさわしいもの。ヴィオラが目に涙を浮かべて、「なんてすごい人なの!?あなた‼」とたたえるのもむべなるかな。
ウソップの見聞色の覇気
ウソップの嘘は本当になるというのは巷では有名ですが、トンタッタ族に自分の覇気の力についてホラを吹いた直後に、本当に見聞色の覇気らしきものを覚醒して超絶技巧の狙撃を成功させました。
気配が見える、と。
その後、ウソップが見聞色の覇気を使っていると思しき描写がないので、まだよく分かりませんが、これまで見聞色の覇気が得意とされたサンジやオトヒメ王妃、レベッカなどは皆、周囲に対して思いやりと気配りができる人が多いように思える(エネルは例外)なので、面倒見の良いウソップが見聞色の覇気が使えるようになるというのは納得の展開。
ルフィたちはいずれ、黒ひげ海賊団と全面対決することになると思っていますが、そうなるとウソップのライバルは、黒ひげ海賊団の狙撃手ヴァン・オーガーということになります。
見えもしない距離からカモメを撃ち落とす男ですから、きっと見聞色の覇気も使えるのではないでしょうか。
陽気だけどネガティブで、ホラ吹きだけどコンプレックスに悩んでいて、ビビりだけどいざとなると頼りになる、愛すべき狙撃手ゴッド・ウソップの今後に栄光あれ!